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奈良文化財研究所紀要

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/14519
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.14519
引用表記 独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 2001 『奈良文化財研究所紀要:奈良文化財研究所紀要』独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所 2001 『奈良文化財研究所紀要』奈良文化財研究所紀要
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書名 奈良文化財研究所紀要
発行(管理)機関 奈良文化財研究所 - 奈良県
有償頒布・配布ページ https://www.nabunken.go.jp/publication/goods.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな ならぶんかざいけんきゅうじょきよう
副書名
巻次 2001
シリーズ名 奈良文化財研究所紀要
シリーズ番号
編著者名
編集機関
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
発行機関
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
発行年月日 20011031
作成機関ID
郵便番号 6308577
電話番号 742306733
住所 奈良県奈良市二条町2丁目9番1号
報告書種別
年報・紀要・研究論集・市史研究等・文化財だより
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 001 図版
英語タイトル
著者
独立行政法人文化財研究所奈良文化財研究所
ページ範囲 1 - 8 , 図版1-8
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 002 漢長安城桂宮4号建築遺跡の調査
英語タイトル Excavation on architectural feature No.4, Gui-gong Palace, Han Dynasty capital of Chang-an, China
著者
石橋 茂登
清水 重敦
ページ範囲 3 - 5
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 003 アンコール遺跡群 タニ窯跡群A6号窯の調査
英語タイトル Excavation of kiln No.6 at Tani Kiln Site, in Angkor site complex.
著者
杉山 洋
ページ範囲 6 - 7
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 004 興福寺伽藍再興の事始指図 -興福寺文書第75函18号について-
英語タイトル Drawing about the start of the whole Kofukuji Temple restoration -Kofukuji Documents vol.75 no.18
著者
吉川 聡
ページ範囲 8 - 9
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 005 日本の方池と韓国の方池
英語タイトル The square pools in Japan and the square pools in Korea
著者
高瀬 要一
ページ範囲 10 - 13
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 006 山田寺金堂式平面建物の上部構造と柱配置の意味
英語タイトル Meaning of the upper structure and the pillar position of the Main Hall at Yamadadera Temple plan style building
著者
村田 健一
ページ範囲 14 - 15
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 007 三次元レーザースキャナによる唐招提寺金堂の破損図作成
英語タイトル Drawing a damage map of the Main Hall at Toshodaiji Temple by 3D laser scanner
著者
田中 泉
ページ範囲 16 - 17
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 008 伝統的木造建築物の振動特性 -元興寺極楽坊本堂・禅室の常時微動測定-
英語タイトル Dynamic characteristics of Japanese traditional timber buildings -Micro tremor measurement at the main building of Gangoji Temple Gokuraku-bo and the meditation chamber
著者
内田 昭人
ページ範囲 18 - 19
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 009 キトラ古墳壁画デジタル撮影
英語タイトル Digital photographing of the mural painting at Kitora-kofun
著者
井上 直夫
ページ範囲 20 - 21
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 010 苑と池 -嶋をめぐる用語から-
英語タイトル Garden and pool -Terms concerning Shima
著者
金子 裕之
ページ範囲 22 - 22
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 011 一乗谷朝倉氏遺跡のトイレ遺構
英語タイトル The feature of toilet at Asakura-shi Site in Ichijodani
著者
黒崎 直
ページ範囲 23 - 23
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 012 木製小塔の製作残材 -百万塔製作工房の在処について-
英語タイトル Residual pieces of fabrication for the small wooden pagoda -The location of the working places for the One Million Pagodas
著者
井上 和人
ページ範囲 24 - 25
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 013 大官大寺下層土坑の出土土器
英語タイトル Earthenware excavated from the hole of lower layer at Daikandaiji Temple
著者
西口 壽生
玉田 芳英
ページ範囲 26 - 29
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 014 土器と磚・瓦の話
英語タイトル A story on earthenware, bricks and roof tiles
著者
花谷 浩
ページ範囲 30 - 31
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 015 法隆寺五重塔心柱の年輪年代
英語タイトル Dendrochronology about the central pillar of the five-storied pagoda at Horyuji Temple
著者
光谷 拓実
ページ範囲 32 - 33
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 016 SPring-8を用いた金・銀製耳環の分析 -高エネルギーコンプトン散乱X線分析法の応用-
英語タイトル Analysis of gold and silver earring by SPring-8 -An application of the high energy Compton scattering X-ray analysis
著者
村上 隆
ページ範囲 34 - 35
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 017 遺跡データベースへの位置情報入力
英語タイトル Location data entry to the archaeological sites' database
著者
森本 晋
ページ範囲 36 - 36
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 018 朝堂院の調査 -第107次
英語タイトル Excavation in the State Halls (No.107)
著者
玉田 芳英
西川 雄大
ページ範囲 40 - 47
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 019 東方官衙北地区の調査 -第108-5次
英語タイトル Excavation in the northern part of the eastern government offices sector (No.108-5)
著者
西口 壽生
ページ範囲 48 - 50
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史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 020 西北官衙地区の調査 -第108-8次
英語タイトル Excavation in the north-western government offices sector (No.108-8)
著者
播摩 尚子
ページ範囲 51 - 51
NAID
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史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
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抄録(内容要約)
タイトル 021 西方官衙南地区の調査 -第108-10次
英語タイトル Excavation in the southern part of the western government offices sector (No.108-10)
著者
渡邉 淳子
ページ範囲 52 - 52
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 022 東北官衙・東方官衙北地区の調査 -第108-11次
英語タイトル Excavation in the north-eastern and the northern part of eastern government offices sector (No.108-11)
著者
小池 伸彦
ページ範囲 53 - 54
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 023 左京五条三坊の調査 -第108-6次
英語タイトル Excavation in East Third Ward on Fifth Street (No.108-6)
著者
山下 信一郎
ページ範囲 56 - 56
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 024 左京二条二坊の調査 -第109次
英語タイトル Excavation in East Second Ward on Second Street (No.109)
著者
小池 伸彦
ページ範囲 57 - 64
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 025 左京六・七条二坊の調査 -第113次
英語タイトル Excavation in East Second Ward on Sixth and Seventh Street (No.113)
著者
花谷 浩
西口 壽生
ページ範囲 65 - 68
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 026 水落遺跡の調査 -第108-4次
英語タイトル Excavation at the Mizuochi Site (No.108-4)
著者
西口 壽生
ページ範囲 70 - 71
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 027 石神遺跡の調査 -第110次
英語タイトル Excavation at the Ishigami Site (No.110)
著者
深澤 芳樹
ページ範囲 72 - 75
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 028 吉備池廃寺の調査 -第111次
英語タイトル Excavation at the Kibi-ike Temple Site (No.111)
著者
箱崎 和久
小谷 徳彦
ページ範囲 76 - 84
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 029 飛鳥池遺跡の調査 -第112次
英語タイトル Excavation at the Asuka-ike Site (No.112)
著者
松村 恵司
西川 雄大
ページ範囲 85 - 88
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 030 第一次大極殿地域の調査 -第315・316・319・313次
英語タイトル Excavations in the Former Imperial Audience Hall Compound Sector (Nos.315,316,319,313)
著者
吉川 聡
清水 重敦
次山 淳
神野 恵
千田 剛道
渡辺 晃宏
浅川 滋男
中島 義晴
内田 和伸
蓮沼 麻衣子
高橋 克壽
ページ範囲 92 - 111
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 031 東院地域の調査 -第323次
英語タイトル Excavation in the East Palace Sector (No.323)
著者
井上 和人
ページ範囲 112 - 113
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
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学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 032 平城宮北方の調査第-314-9次
英語タイトル Excavation on the north of the Nara Palace Site (No.314-9)
著者
神野 恵
ページ範囲 114 - 114
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 033 左京三条一坊の調査―第314-7次
英語タイトル Excavation in East First Ward on Third Street (No.314-7)
著者
次山 淳
ページ範囲 116 - 118
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 034 海龍王寺の調査 ―第314-12次
英語タイトル Excavation at Kairyuoji Temple (No.314-12)
著者
馬場 基
ページ範囲 119 - 119
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 035 一乗院の調査 ―第317・321次
英語タイトル Excavation at Ichijoin (Nos. 317, 321)
著者
千田 剛道
神野 恵
次山 淳
金田 明大
ページ範囲 120 - 128
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 036 阿弥陀浄土院園池の環境考古学的分析
英語タイトル Environment archaeological analysis on the garden at Amida-Jodo-in
著者
清野 孝之
ページ範囲 129 - 129
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 037 大乗院の調査 ―第318・314-11次
英語タイトル Excavation at Daijoin (Nos. 318, 314-11)
著者
中島 義晴
馬場 基
ページ範囲 130 - 135
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
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抄録(内容要約)
タイトル 038 西隆寺の調査 ―第320・324次
英語タイトル Excavation at Sairyuji Temple (Nos. 320, 324)
著者
清野 孝之
金田 明大
内田 和伸
渡辺 丈彦
川越 俊一
豊島 直博
ページ範囲 136 - 144
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
タイトル 『奈良文化財研究所紀要』の発刊によせて
英語タイトル
著者
町田 章
ページ範囲 0 - 0 , 本文外1p
NAID
都道府県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 藤原宮朝堂院
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 1
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343004.59
東経(世界測地系)度分秒 1354831.15
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.501275 135.808652
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000323-20001102
調査面積(㎡)
3140
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
主な遺構
藤原宮朝堂院東第一堂
藤原宮朝堂院北面回廊
藤原宮朝堂院東面回廊
道路
建物
井戸
主な遺物
土器
木製品
石製品
金属製品
特記事項 107次。調査地区5AJF-E・F。
 日本古文化研究所により確認されていた朝堂院東第一堂と回廊を再確認した。東第一堂は凝灰岩をもちいた基壇外装で、総柱建物とはならないことが判明した。一方、回廊には玉石による基壇外装をもつことが明らかとなった。東第一堂、回廊ともに、建設時と解体時の2時期にわたる多数の足場穴を検出した。
 下層では先行四条大路の南側溝を確認し、先行四条大路の幅員は16m(45大尺)と確定した。
 藤原宮廃絶後の遺構としては、奈良時代の東西に並ぶ建物、平安時代の南北方向の溝を確認した。平安時代末から鎌倉時代にかけては方位に合わせて整然と並ぶ建物を確認した。

遺跡名かな:ふじわらきゅうちょうどういん
遺跡名 藤原宮内裏
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 2
遺跡所在地 橿原市醍醐町
所在地ふりがな かしはらしだいごちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343007.44
東経(世界測地系)度分秒 1354823.82
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.502066 135.806616
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000404-20000405
調査面積(㎡)
9
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
瓦敷
主な遺物
特記事項 108-1次。調査地区5AJF-L。
大極殿院の史跡整備にともなう調査。西殿の南の旧水田畦畔下で、中世以前の南北溝(幅・深さとも0.3m)と瓦敷を検出した。南北溝は北で西に振れ、藤原宮所用の瓦片が詰まる。暗渠であろう。

遺跡名かな:ふじわらきゅうだいり
遺跡名 藤原宮内裏西官衙地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 3
遺跡所在地 橿原市醍醐町
所在地ふりがな かしはらしだいごちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343011.60
東経(世界測地系)度分秒 1354819.08
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.503222 135.8053
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000405-20000412
調査面積(㎡)
320
調査原因 水路改修
遺跡概要
種別
宮都
時代
縄文
弥生
古墳
飛鳥白鳳
主な遺構
柱穴
流路
主な遺物
土器
特記事項 108-2次。5AJF-R・Q。
醍醐池西側の水路改修にともなう調査。内裏西大溝SD1680(幅2.5m、深さ0.5m)と柱穴数個を確認したが、内裏西外郭塀は検出されなかった。大溝からは、藤原宮期の土器が少量出土。このほか、縄文晩期~古墳時代の土器を含む幅18mの古流路を確認した。

ふじわらきゅうだいりにしかんがちく
遺跡名 藤原宮内裏
遺跡名かな ふじわらきゅうだいり
本内順位 4
遺跡所在地 橿原市醍醐町
所在地ふりがな かしはらしだいごちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343010.56
東経(世界測地系)度分秒 1354823.80
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.502933 135.806611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000420-20000421
調査面積(㎡)
16
調査原因 排水路改修
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
土坑
主な遺物
土器
特記事項 108-3次。調査地区5AJF-J。
醍醐池南堤下の排水路整備にともなう調査。前年度の第99-14次調査の延長部分にあたる。藤原宮以前の素掘り井戸とみられる土工1基(直径1.6m、深さ1.2m以上)を検出した。埋土からは、7世紀代の土器が少量出土。あわせて、醍醐池南堤の築造過程を確認した。
遺跡名 水落遺跡
遺跡名かな みずおちいせき
本内順位 5
遺跡所在地 明日香村飛鳥
所在地ふりがな あすかむらあすか
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342846.25
東経(世界測地系)度分秒 1354908.93
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.479513 135.819147
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000508-20000526
調査面積(㎡)
30
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
石敷
土坑
石列
主な遺物
土器
金属製品
特記事項 108-4次。調査地区5AME-R。
調査地は飛鳥寺西面大垣の西側にあり、古代には蝦夷・都貨羅への饗宴がおこなわれた「飛鳥寺西」の地域にあたる。飛鳥時代の遺構には石敷と、石列の基礎地業とみられる南北溝(東区)とがあり、ほかにも花崗岩を積んだ石列(西区)も検出した。奈良時代の方形土坑からは奈良時代後半の土器がまとまって出土した。
遺跡名 藤原宮東方官衙北地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 6
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343011.66
東経(世界測地系)度分秒 1354841.20
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.503238 135.811444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000515-20000524
調査面積(㎡)
300
調査原因 資材置場造成
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
主な遺構
建物
土坑
主な遺物
特記事項 108-5次。調査地区5AJB-Q。
調査地は藤原宮東方官衙北地区にあたり、大極殿の北東400mに位置する。飛鳥時代の掘立柱建物は桁行10間、梁行2間の東西棟で、その南側柱列と東妻柱を検出した。このほか、古墳時代の斜行溝や藤原宮直前の南北溝や土坑を検出した。

遺跡名かな:ふじわらきゅうとうほうかんがきたちく
遺跡名 藤原京左京五条三坊
遺跡名かな ふじわらきょう
本内順位 7
遺跡所在地 橿原市木之本町
所在地ふりがな かしはらしきのもとちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343002.45
東経(世界測地系)度分秒 1354850.93
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.50068 135.814147
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調査期間
20000606-20000615
調査面積(㎡)
27
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
道路
主な遺物
土器
特記事項 108-6次。調査地区5AJC-J。
調査地は藤原京左京五条三坊東南坪にあたる。調査区中央で五条条間路の南北側溝を検出した。側溝心心間距離は7m弱である。調査面積は小さいが、左京域における五条条間路の調査データは初めてで、有意義な調査となった。
遺跡名 藤原京左京二条一・二坊
遺跡名かな ふじわらきょう
本内順位 8
遺跡所在地 橿原市醍醐町
所在地ふりがな かしはらしだいごちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343029.07
東経(世界測地系)度分秒 1354837.60
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.508075 135.810444
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調査期間
20000713-20000714
調査面積(㎡)
60
調査原因 公衆浴場建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
道路
主な遺物
土器
特記事項 108-7次。調査地区5AJP-D。
公衆浴場建設にともなう試掘調査。東一坊大路の東西両側溝を検出し、本調査(第109次)に切り換えた。東一坊大路は側溝心々間距離8.5m、路面幅7.0m。側溝からは藤原京期の土器が出土した。
遺跡名 藤原宮西北官衙地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 9
遺跡所在地 橿原市醍醐町
所在地ふりがな かしはらしだいごちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343014.95
東経(世界測地系)度分秒 1354815.78
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.504152 135.804383
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001030-20001122
調査面積(㎡)
350
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
平安
鎌倉
室町
主な遺構
建物
井戸
主な遺物
土器
特記事項 108-8次。調査地区5AJE-U。
調査地は藤原宮西北官衙地区にあたる。調査では東西棟礎石建物の一部とみられる礎石列(時期不明)と平安時代のL字形塀、中世の素掘溝と石組井戸2基を検出した。このうち、素掘溝が中世環濠の一部で、これより西側が居館の内部施設にあたる可能性がある。なお、藤原宮期の遺構は確認できなかった。

遺跡名かな:ふじわらきゅうせいほくかんがちく
遺跡名 山田寺
遺跡名かな やまだでら
本内順位 10
遺跡所在地 桜井市山田
所在地ふりがな さくらいしやまだ
市町村コード 292061
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342905.27
東経(世界測地系)度分秒 1354949.29
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.484797 135.830358
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調査期間
20001102-20001102
調査面積(㎡)
1
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 108-9次。調査地区5BYD-D・L。
史跡整備にともなう立会調査。講堂の東方で試掘をおこない、掘削が遺構面に及ばないことを確認した。
遺跡名 藤原宮西方官衙南地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 11
遺跡所在地 橿原市縄手町
所在地ふりがな かしはらしなわてちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342957.86
東経(世界測地系)度分秒 1354808.29
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.499405 135.802302
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調査期間
20001113-20001129
調査面積(㎡)
225
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
瓦溜り
主な遺物
土器
特記事項 108-10次。調査地区5AJL-C・D。
調査地は藤原宮西方官衙地区にあたる。縄手池内の4箇所に調査区を設定し、2区で藤原宮の外濠の東肩を、3区で瓦溜りを検出した。外濠埋土からは多数の土器と瓦が出土した。1・4区では藤原宮の遺構が確認できず、縄手池の造成ですでに削平されたとみられる。

遺跡名かな:ふじわらきゅうせいほうかんがみなみちく
遺跡名 藤原宮東北官衙・藤原宮東方官衙北地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 12
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343016.29
東経(世界測地系)度分秒 1354843.15
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.504525 135.811986
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調査期間
20001127-20001220
調査面積(㎡)
470
調査原因 河川改修
遺跡概要
種別
宮都
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
主な遺構
建物
土坑
主な遺物
土器
特記事項 108-11次。調査地区5AJA-S~U・5AJB-P。
調査地は藤原宮東北官衙・東方官衙北地区にあたる。調査区は隅田池の東辺で南北200mにおよぶ。調査区北部では並んで立つ2棟の南北棟掘立柱建物を、南端付近でも掘立柱建物と掘立柱塀を検出した。このほか、三条大路北側溝とみられる東西溝を検出した。

遺跡名かな:ふじわらきゅうとうほくかんが・ふじわらきゅうとうほうかんがきたちく
遺跡名 山田寺
遺跡名かな やまだでら
本内順位 13
遺跡所在地 桜井市山田
所在地ふりがな さくらいしやまだ
市町村コード 292061
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342904.73
東経(世界測地系)度分秒 1354947.09
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.484647 135.829747
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001207-20001207
調査面積(㎡)
4
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 108-12次。調査地区5BYD-L・M。
史跡整備にともなう立会調査。回廊西北隅付近を試掘し、掘削が遺構面に及ばないことを確認した。
遺跡名 檜隈寺
遺跡名かな ひのくまでら
本内順位 14
遺跡所在地 明日香村檜前
所在地ふりがな あすかむらひのくま
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342724.59
東経(世界測地系)度分秒 1354809.43
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.45683 135.802619
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001211-20001211
調査面積(㎡)
1
調査原因 倒木
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 108-13次。調査地区5BHQ-B。
金堂基壇西北隅にあった樹木が倒れ、周辺に瓦が散乱。垂木先瓦(A)1点、丸瓦29点(4.6㎏)と平瓦41点(6.2㎏)を採集した。
遺跡名 藤原宮朝堂院西地区
遺跡名かな ふじわらきゅう
本内順位 15
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342954.46
東経(世界測地系)度分秒 1354817.19
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.498461 135.804775
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20010122-20010122
調査面積(㎡)
15
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 108-14次。調査地区5AJG-U。
史跡整備にともなう立会調査。試掘をおこなって、掘削が遺構面に及ばないことを確認した。

遺跡名かな:ふじわらきゅうちょうどういんにしちく
遺跡名 藤原京左京二条二坊
遺跡名かな ふじわらきょう
本内順位 16
遺跡所在地 橿原市醍醐町 ほか
所在地ふりがな かしはらしだいごちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343029.05
東経(世界測地系)度分秒 1354838.11
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.508069 135.810586
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000823-20001031
調査面積(㎡)
2600
調査原因 公衆浴場建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
建物
道路
井戸
土坑
埋葬施設
主な遺物
土器
石製品
銭貨
木製品
特記事項 109次。調査地区5AJP-C・D 橿原市醍醐町/5AJN-S 橿原市高殿町
検出した主な遺構には、掘立柱建物28棟、掘立柱塀21条、道路1条、溝5条、井戸3基、土坑32基(埋甕4基含む)、小穴多数などがある。これらの遺構は、概ね藤原京造営直前および藤原京期に属するが、それ以前に遡るものや以降に下るものも含まれる。藤原京期の掘立柱建物についてみると、比較的小規模なものが散在している点に特色がある。また、坪内の東西塘路および東西溝は坪を南北にほぼ3等分する位置にあることがわかる。井戸には、長さ2.4m以上の縦板6枚を方形(一辺約60㎝)に組み合わせ、北・南側板に沿わせて上下2ヵ所を横桟で支持する型式のものであり、枠内からは完形品を含む多数の土師器等が出土した。その他の井戸は比較的小型で掘形も浅く、いずれも井戸枠が抜き取られている。土坑には平面が楕円形を呈し西壁が傾斜面をなしその先がやや深く円筒形に落ち込む特徴的な形態のものが2基あるが、用途は明らかでない。埋甕には須恵器を伏せたものや正立した甕上半部に胴部を被せるものなどが認められる。主な出土遺物には、土師器、須恵器等の土器類、瓦、砥石等の石製品、天聖元寳等の金属製品、木製品などがある。
遺物整理作業途上にある現段階での見解であるが、今回の調査では敷地が藤原宮に近い坪内にあるにもかかわらず、比較的小規模な建物が散在することや、細かく坪を分ける敷地利用がなされていることが判明し、藤原京における宅地利用のあり方を考える上で重要な成果が得られたといえる。
遺跡名 石神遺跡
遺跡名かな いしがみいせき
本内順位 17
遺跡所在地 明日香村飛鳥
所在地ふりがな あすかむらあすか
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342856.33
東経(世界測地系)度分秒 1354906.15
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.482313 135.818375
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001016-20010219
調査面積(㎡)
440
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
主な遺構
建物
暗渠
主な遺物
土器
木簡
木製品
石製品
新羅土器
特記事項 110次。調査地区5AMD-R。
斉明朝期(A期)における石神遺跡の北限の区画施設である石組溝と掘立柱東西塀を確認した。これにより斉明朝期の石神遺跡の南北距離が確定した。北限の掘立柱東西塀は当初、調査区南寄りにあったが、のちに北側へ移動させていることも判明した。
遺跡名 吉備池廃寺
遺跡名かな きびいけはいじ
本内順位 18
遺跡所在地 桜井市吉備
所在地ふりがな さくらいしきび
市町村コード 292061
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343019.14
東経(世界測地系)度分秒 1355004.02
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.505316 135.83445
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20010109-20010424
調査面積(㎡)
1140
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
吉備池廃寺中門
吉備池廃寺南面回廊
僧房
井戸
主な遺物
土器
特記事項 111次。調査地区5ADD-R・S・U。
 南区では東西12m、南北9.8mの中門の基壇とそれに接続する南面回廊の雨落溝を確認した。この結果、中門は金堂の中心を通る南北の中軸線上にはなく、西へずれていることが明らかになった。基壇上面は破壊され礎石の据付痕跡、抜取痕跡等は未確認であるが、正面3間×側面2間の中門が想定される。また、中門にかさなる藤原宮期の東西掘立柱塀を確認した。 
 北区では、桁行6間×梁行1間の東西棟の大型掘立柱建物を確認し、僧房に相当するとみられる。なお、想定されていた講堂は確認できなかった。
 これらの調査により吉備池廃寺の伽藍配置の一端が明らかになった。
遺跡名 飛鳥池遺跡
遺跡名かな あすかいけいせき
本内順位 19
遺跡所在地 明日香村飛鳥
所在地ふりがな あすかむらあすか
市町村コード 294021
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342835.51
東経(世界測地系)度分秒 1354923.91
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.47653 135.823308
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001226-20010312
調査面積(㎡)
1810
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
その他の生産遺跡
時代
飛鳥白鳳
主な遺構
炉跡
竪穴状遺構
石垣
沼状遺構
主な遺物
土器
木簡
木製品
金属製品
鋳造関連遺物
特記事項 112次。調査地区5AKA-B・C・J・K。
 丘陵テラスで検出した炉跡は、その構造や出土遺物から、これまでに飛鳥池遺跡で数多く検出した飛鳥池工房期の炉跡と一連の遺構と考えられる。この炉跡の発見によって、東側谷筋の工房群は南北130m以上の広がりをもつことが明らかになった。
 飛鳥池工房はさらに南方に広がる可能性があるが、問題となるのは、調査区の南方に位置する酒船石遺跡と飛鳥池遺跡の関係である。2000年度に行った明日香村教育委員会の酒船石遺跡第14次調査では、吉野川分水に南接する調査区で、東側丘陵の西斜面に構築された石段や、亀形石造物から北方へ排水する石組溝を検出しているが、今回の調査ではこれらと関係する遺構は確認できなかった。
 酒船石遺跡第14次調査検出の石組排水溝の北延長線は、遺構面に達することができなかった今回調査区の西端近くを通ることから、亀形石造物の排水施設は未調査に終わった谷の最深部に位置する可能性が高い。また丘陵西斜面に構築された石段も今調査区には連続せず、亀形石造物と関係する石組遺構は、谷の最奥部の限定された範囲にとどまる可能性が高い。しかしながら酒船石遺跡で使用された石材が今調査区に濃密に分布する状況は、飛鳥池遺跡のこれまでの調査ではみられなかった様相である。特に丘陵上段テラスに構築された石垣や、谷部沼状遺構の護岸施設の構築時期は、亀形石造物や周囲の石組遺構が平安時代まで存続する点を考慮すると、それらと同時期の施設であった可能性も残る。
 今回の調査によって、亀形石造物の下流に沼沢もしくは湿地が形成されていたことが明らかになったわけであるが、この事実は、亀形石造物から流下する水流が人工的に調節されていた可能性を示唆する。この点で想起されるのは、飛鳥池遺跡の谷筋に規則的に構築された陸橋と水溜遺構の存在である。おそらく同様の陸橋が今調査区の近くに存在し、水溜施設が沼沢もしくは湿地化したと考えるのが妥当であろう。酒船石遺跡と飛鳥池遺跡が共有する谷筋が、一連の排水処理システムによって管理されていた可能性があり、両遺跡の緊密な関係を窺うことができる。
 以上のように、今回の調査によって、7世紀中頃に造営された酒船石遺跡と、7世紀後半に操業が始まる飛鳥池遺跡の接点付近の土地利用の実態が明らかになった。両遺跡は今回の調査区付近で微妙に錯綜する可能性が高く、東側谷筋に広がる空間を宮廷が一体的に管理していたことを推測させる調査結果となった。飛鳥池遺跡出土の木簡群の中に、遺跡の性格とは異質な宮廷や天皇関係の木簡が含まれる事実もこれを傍証するものといえよう。
遺跡名 藤原京左京六・七条二坊
遺跡名かな ふじわらきょう
本内順位 20
遺跡所在地 橿原市高殿町
所在地ふりがな かしはらしたかどのちょう
市町村コード 292052
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342946.59
東経(世界測地系)度分秒 1354842.91
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.496275 135.811919
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20010115-20010405
調査面積(㎡)
2080
調査原因 溜池改修
遺跡概要
種別
宮都
時代
古墳
飛鳥白鳳
主な遺構
道路
建物
井戸
主な遺物
土器
埴輪
木製品
石製品
鋳造関連遺物
土製品
特記事項 113次。調査地区5AJD-P~S。
 高所寺池堤防改修に伴う発掘調査である。池の南側堤防、東側堤防南半部の擁壁改修に伴う主調査区では藤原京六条大路および東二坊坊間路を確認した。六条大路の側溝心々間距離は16.2m、東二坊坊間路はこれまで確認されてきた側溝心々間距離6.5~7.1mと整合することが明らかとなった。
遺跡名 第一次大極殿地域
遺跡名かな だいいちじだいごくでんちいき
本内順位 21
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344138.74
東経(世界測地系)度分秒 1354742.84
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.694094 135.795233
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000321-20000428
調査面積(㎡)
479
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
凝灰岩製敷石
基壇掘込地業
中層礫敷
上層雨落溝
主な遺物
特記事項 313次。調査地区6ABC-S 6ABD-Q・R 6ABE-O・P 6ABQ-H 6ABR-E・F。
今回の再発掘で特記すべき遺構は、やはりⅠ-2期のSX18205であろう。他の遺構で同様の痕跡はみつかっていないが、第295次調査で検出した大極殿基壇の地覆石痕跡の解釈に示唆を与える。大極殿では幅約130㎝もの据付痕跡にわずか40㎝足らずの地覆石を基壇側に寄せて据えていた。すなわち、地覆石の外側には幅広の据付痕跡が広がる。これが何かは調査当初は不明確だったが、今回のSX18205の発見で、地覆石・敷石両方の据付痕跡である可能性がでてきた。ただしこの敷石は、従来地覆石に外側下からかませる延石のようなものではなく、地覆石を据えた後、その外面に当てるように敷かれたと考えられる。
遺跡名 一条北大路
遺跡名かな いちじょうきたおおじ
本内順位 22
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344146.71
東経(世界測地系)度分秒 1354729.17
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.696308 135.791436
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000403-20000404
調査面積(㎡)
85
調査原因 護岸改修
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
地山
主な遺物
特記事項 314-1次。調査地区6ASA-A・J。
御前池の護岸改修にともなう調査。工事箇所にあわせて南北42m、厄5㎡の調査区を設定。大路側溝は削平されており、池底は堆積土直下で地山であった。遺物は瓦などが出土した。
遺跡名 西一坊坊間大路
遺跡名かな にしいちぼうぼうかんおおじ
本内順位 23
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344108.39
東経(世界測地系)度分秒 1354728.29
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.685663 135.791191
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000418-20000421
調査面積(㎡)
16
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
攪乱土
主な遺物
土器
特記事項 314-2次。調査地区6AGF-P・Q。
南北4m、東西4mの調査区を設定。東端は地表下80㎝で地山現存。これを大きく抉り込んで現代の攪乱が調査区ほぼ全体に及ぶ。攪乱土中より古代の土器少量出土。
遺跡名 法華寺旧境内地
遺跡名かな ほっけじきゅうけいだいち
本内順位 24
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344126.06
東経(世界測地系)度分秒 1354816.28
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.690572 135.804522
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000508-20000511
調査面積(㎡)
8
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
明治
大正
昭和
平成
主な遺構
整地面
主な遺物
軒瓦
特記事項 314-3次。調査地区6BFK-H。
近代の東西溝、および中世から戦国時代以後の軒瓦や礫を含む整地面を検出したが、古代の遺構は検出できなかった。
遺跡名 西一坊大路
遺跡名かな にしいちぼうおおじ
本内順位 25
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344145.99
東経(世界測地系)度分秒 1354718.63
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.696108 135.788508
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000518-20000522
調査面積(㎡)
14
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
主な遺物
特記事項 314-4次。調査地区6ADA-B。
南北3.5m、東西4mの調査区を設定。発掘区内は溝または沼の西半部を占める。溝(沼)内堆積層は上下に分かれ、上層は中世末以降の堆積土。下層からは遺物が出土していないが、奈良時代の堆積層ではない。
遺跡名 左京三条一坊十坪
遺跡名かな さきょうさんじょういちぼうじゅっつぼ
本内順位 26
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344104.23
東経(世界測地系)度分秒 1354753.60
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684508 135.798222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000602-20000607
調査面積(㎡)
30
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
井戸
柱穴
小柱群
主な遺物
重弧文軒平瓦
特記事項 314-5次。調査地区6AFJ-E。
東西10m、南北3m、30㎡の調査区を設定。奈良時代の井戸1基とそれに隣接する柱穴1基、中世とみられる小柱穴群を検出した。遺物は重弧文軒平瓦、磚などが出土した。
遺跡名 平城宮北方遺跡
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 27
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344152.78
東経(世界測地系)度分秒 1354736.25
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.697994 135.793402
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000622-20000623
調査面積(㎡)
13
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
主な遺物
特記事項 314-6次。調査地区6ASA-D。
南北5m、東西2.5mの調査区を設定。地表下30㎝で明黄褐色の地山面。顕著な遺構、遺物なし。

遺跡名かな:へいじょうきゅうほくほういせき
遺跡名 左京三条一坊七坪
遺跡名かな さきょうさんじょういちぼうななつぼ
本内順位 28
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344106.43
東経(世界測地系)度分秒 1354748.32
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.685119 135.796755
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000703-20000804
調査面積(㎡)
288
調査原因 店舗建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
掘立柱建物
流路
井戸
土坑
柱穴
石列
北妻柱列
主な遺物
土師器
須恵器
転用硯
円面硯
漆付着土器
土馬片
軒丸瓦
軒平瓦
二彩・緑釉平瓦
木簡
斎串状製品
鼈甲
特記事項 314-7次。調査地区6AFJ-O・P。
今回の調査では、調査区内の大半をSD6100の流路が占めるため、遺跡の利用状況などについては必ずしも明確ではない。墨書土器、硯、漆付着土器、土馬、施釉瓦の出土に、第242-8次調査の成果と共通するありかたが認められ、坪東辺の性格を何らかのかたちで反映したものと考えられる。左京三条一坊七坪は、小規模な建物が多い、建て替えが少ない、建物の密度が低い、というこれまでの調査成果から、貴族の邸宅ではなく、京内の官衙的施設が所在したものと推定された。そして平安京における位置関係、あるいは奈良時代前半の遺構が希薄であることなどを根拠に、大学寮に比定されているが、いまだ十分な判断材料は得られていない。
遺跡名 宮北面大垣内側
遺跡名かな きゅうほくめんおおがきうちがわ
本内順位 29
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344147.51
東経(世界測地系)度分秒 1354740.74
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.69653 135.79465
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000724-20000728
調査面積(㎡)
20
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
土坑
整地土
主な遺物
巴文軒丸瓦
軒平瓦
丸瓦
平瓦
青磁椀
特記事項 314-8次。調査地区6ABN-K。
南北10m、東西2m、20㎡の調査区を設定。暗灰褐色粘質土の整地土面、及び一部で橙褐色砂礫の地山を確認。遺構は近世の土坑1基と整地土上面で落ち込み1基のみ検出。瓦は6643Ab1点、中世・近世の巴文軒丸瓦3点、近世軒平瓦2点の他、丸瓦17点3.0㎏、平瓦70点10.2㎏出土。土器は、中世の竜泉窯製の輸入青磁椀1点など。
遺跡名 平城宮北方遺跡
遺跡名かな へいじょうきゅう
本内順位 30
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344146.72
東経(世界測地系)度分秒 1354742.43
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.696311 135.795119
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000731-20000809
調査面積(㎡)
22
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
円礫
主な遺物
瓦器
土師器
特記事項 314-9次。調査地区6ABN-L・6ASB-J。
調査区は平城宮北面大垣の北方に位置する。住宅改築に伴う調査である。1964年に今調査区の約20m
西方で第23次調査が行われており、北面大垣に関連する遺構として「北面大垣(SA2300)」や「瓦とバラスを敷いた施設(SX2333)」などが検出されている。

遺跡名かな:へいじょうきゅうほくほういせき
遺跡名 右京三条一坊九坪
遺跡名かな うきょうさんじょういちぼうきゅうつぼ
本内順位 31
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344109.81
東経(世界測地系)度分秒 1354728.24
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.686058 135.791177
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001011-20001013
調査面積(㎡)
10
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
主な遺構
溝埋土
主な遺物
土師器
特記事項 314-10次。調査地区6AGF-Q。
東西5m、南北2mの調査区を設定。地山が北東から南西に向かって急激に下がり、その落ち込みに整地土あるいは溝埋土が堆積する。土師器が数点出土。
遺跡名 旧大乗院御所西辺
遺跡名かな きゅうだいじょういんごしょせいへん
本内順位 32
遺跡所在地 奈良市高畑町
所在地ふりがな ならしたかはたちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344040.76
東経(世界測地系)度分秒 1355000.61
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.677988 135.833502
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001024-20001031
調査面積(㎡)
15
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
土坑
主な遺物
土師器
瓦器
特記事項 314-11次。調査地区6BGN-B。
今回の調査で検出できたのは土坑のみである。今後の周辺の調査の進展に期待したい。
遺跡名 海竜王寺旧境内地北辺
遺跡名かな かいりゅうおうじ
本内順位 33
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344136.09
東経(世界測地系)度分秒 1354819.52
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.693358 135.805422
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001218-20001228
調査面積(㎡)
50
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
明治
大正
昭和
平成
主な遺構
南側溝
東西溝
瓦敷状の落込み
土坑
主な遺物
土器
四重弧文軒平瓦
特記事項 314-12次。調査地区6BFO-P。
一条条間路南側溝を確認した。一条条間路北側溝の事例は蓄積されつつあるが、南側溝は第95-2次調査に次いで2例目である。条坊の配置が特殊な法華寺周辺の解明という点で重要な知見を得ることができた。一方、第95-2次調査で海龍王寺北方の築地塀もしくは区画施設とされていた柱列の延長は、検出できなかった。現地表面から遺構検出面までの深さは第95-2次調査とほぼ同じであり、遺構が削平された可能性は低い。このため、イ)今回の調査区は金堂のほぼ真北であり、門の存在と関連する、ロ)第95-2次調査の遺構解釈の再検討が必要、の2案が考えられる。今後の調査事例の増加を待ちたい。

遺跡名かな:かいりゅうおうじきゅうけいだいちほくへん
遺跡名 右京三条一坊十五坪
遺跡名かな うきょうさんじょういちぼうじゅうごつぼ
本内順位 34
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344104.43
東経(世界測地系)度分秒 1354723.45
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684563 135.789847
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20010205-20010209
調査面積(㎡)
30
調査原因 建物建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
安土桃山
江戸
主な遺構
土坑
主な遺物
特記事項 314-13次。調査地区6AGF-N。
南北3.5m、東西6mの調査区を設定。奈良時代の遺構はなく、近世の粘土採掘抗と思われる土坑を3基検出。
遺跡名 法華寺旧境内地
遺跡名かな ほっけじきゅうけいだいち
本内順位 35
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344129.34
東経(世界測地系)度分秒 1354816.23
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.691483 135.804508
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20010305-20010308
調査面積(㎡)
30
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
安土桃山
江戸
主な遺構
柱穴
主な遺物
土器
陶磁器
特記事項 314-14次。調査地区6BFO-A・6BFK-I。
南北5m、東西6m、30㎡の調査区を設定。奈良時代の柱穴1基を検出。近世の土器、瓦、近現代の陶磁器が出土。
遺跡名 第一次大極殿院西外郭
遺跡名かな だいいちじだいごくでんいんにしがいかく
本内順位 36
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344135.25
東経(世界測地系)度分秒 1354735.28
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.693124 135.793133
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000403-20000707
調査面積(㎡)
975
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
城館
時代
古墳
奈良
主な遺構
築地回廊
排水路
南北溝
掘立柱建物
土坑
主な遺物
木簡
荷札
木製品
神宮開宝
土器
朝顔型埴輪
特記事項 315次。調査地区6ABQ-G・H/6ACC-L・M
第一次大極殿院地区が台地上の高所に位置しているのに対し、排水路SD3825は谷筋に当たっている。平城宮はその自然地形を利用しながら建設されているが、今回の調査によって、その様相をかなり明確にできた。築地回廊の西側には、約1.5 mほど落ちる段差を設けている。その西側は、20 m以上にわたって、ほぼ平坦な空閑地が広がっている。その西は、なだらかに下がる長さ約7 mのスロープがあり、一番低くなったところに基幹排水路SD3825が位置する。SD3825の西側は、平坦な面が続いていく。比高差は、築地回廊の現存基壇上と、SD3825の溝の肩とで約2.5 mであった。恐らくは平城宮の西方から大極殿院を望めば、太い基幹排水路SD3825の東側には一段高い空閑地が広がり、そのさらに東側の台地上に、大極殿院がそびえ立つような偉観を呈していたことだろう。
また、南北溝1と掘立柱建物は、SD3825の西側の空間利用を考える上で重要な素材を提供したといえる。この地域は未だ調査例が少ないので、今回の発掘が一つの契機となり、この地域の性格を今後明らかに出来れば、と考えているところである。
遺跡名 第一次大極殿院西外郭
遺跡名かな だいいちじだいごくでん
本内順位 37
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344138.11
東経(世界測地系)度分秒 1354734.43
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.693919 135.792897
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000703-20001106
調査面積(㎡)
997
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
時代
主な遺構
南北溝
東西溝
園池
瓦敷き込み塀
南北塀
東西棟建物
整地
主な遺物
木製品
銅製鞐
鉄釘
車軸頭形鉄製品
土師器杯
須恵器杯
小型碗
軒丸瓦
軒平瓦
丸瓦
平瓦
木簡
特記事項 316次。調査地区6ABP-I/6ACC-N。
今回の調査では、第一次大極殿地域から基幹排水路SD3825にかけての地形の変遷、そして園池G8190とSD3825の変遷が明らかとなった。この地区の造営工事は第一次大極殿院地区との関係のなかでおこなわれており、両者は一連の空間として理解することが可能である。宮内でも際だった高低差のあるこの地域の地形が、平城遷都当初に積まれた厚く軟弱な整地土の上に形成されたものであることも判明した。

遺跡名かな:だいいちじだいごくでんいんにしがいかく
遺跡名 興福寺旧境内一乗院跡
遺跡名かな こうふくじきゅうけいだいいちじょういんあと
本内順位 38
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344105.54
東経(世界測地系)度分秒 1354948.93
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684872 135.830258
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20000830-20001024
調査面積(㎡)
167
調査原因 庁舎建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
主な遺構
芝土
盛土
建築廃材廃棄層
舗装面
焼土層
地山
主な遺物
瓦磚
土師器皿
鉄釘
銅線
特記事項 317次。調査地区6BKF-O。
この調査は、奈良地方裁判所庁舎建替えに関連するものである。調査地の裁判所構内は、平安時代に創立された一条院跡地であり、明治年間以来、1961年までは、江戸時代再建の一条院宸殿等の建築は、重要文化財に指定され、現在は、唐招提寺に移築されている。一条院は創立以来、幾度も火災、再建をくりかえしている。

遺跡名 旧大乗院庭園
遺跡名かな きゅうだいじょういんていえん
本内順位 39
遺跡所在地 奈良市高畑町
所在地ふりがな ならしたかはたちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344043.45
東経(世界測地系)度分秒 1355003.29
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.678736 135.834247
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001002-20001219
調査面積(㎡)
536
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
社寺
時代
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
柱穴
漆喰の池
護岸石組
主な遺物
土器
瓦磚類
特記事項 318次。調査地区6BGN-C。
調査の主な目的は、池の歴史的変遷を明らかにし、護岸を復元整備するための資料を得ることと、今後の庭園整備の方策を検討するために池の北西の陸地部分の状況を明らかにすることであった。
遺跡名 第一次大極殿院西北隅
遺跡名かな だいいちじだいごくでんいんせいほくすみ
本内順位 40
遺跡所在地 奈良市佐紀町
所在地ふりがな ならしさきちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344144.11
東経(世界測地系)度分秒 1354719.08
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.695586 135.788633
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001016-20001215
調査面積(㎡)
100
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
宮都
時代
奈良
主な遺構
掘立柱建物
柱穴
北面回廊雨落溝
南北側柱列
主な遺物
特記事項 319次。調査地区6ABO-H。
平城宮第一次大極殿院築地回廊の復原設計を進めて行くなかで、西面築地回廊SC13400の振れと屈曲が大きな問題になりはじめている。一昨年おこなった第305次調査によって、恭仁京遷都時の一本柱塀SA13404およびⅡ期の築地回廊SC14280の柱穴は、第217次および第295次の調査区で検出した柱穴群とほぼ直線上に連なっており、斜路起点から北では約1°27′西に振れることがあきらかになった。Ⅱ期の築地回廊基底部がⅠ期のそれを踏襲しており、一本柱塀の段階においても、築地本体もしくはその基底部が柱列と併存していたとするならば、Ⅰ期の築地回廊もまたこの振れをもっていた蓋然性が高いだろう。
遺跡名 西隆寺跡
遺跡名かな さいりゅうじあと
本内順位 41
遺跡所在地 奈良市西大寺
所在地ふりがな ならしさいだいじ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344139.10
東経(世界測地系)度分秒 1354700.76
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.694194 135.783544
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001120-20010129
調査面積(㎡)
300
調査原因 店舗建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
土坑
井戸
主な遺物
軒瓦
須恵器
土師器
金属製品
石製品
木製品
特記事項 320次。調査地区6BSR-O。
西隆寺は、平城京右京一条二坊九・十・十五・十六坪を占める尼寺で、称徳天皇の意向により、神護景雲元年(767)に造営が開始され、宝亀2年(771)頃には完成していたものと考えられている。宝亀9年(778)には、皇太子山部親王の病気平癒の誦経が、東大寺、西大寺と並んで行われており、当時の格の高さがうかがえる。その後、10世紀頃まで存続したようだが、鎌倉時代にはすでに廃絶していたことが、記録に見える。
遺跡名 興福寺旧境内一乗院跡
遺跡名かな こうふくじきゅうけいだいいちじょういんあと
本内順位 42
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344105.66
東経(世界測地系)度分秒 1354950.61
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.684905 135.830725
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20001030-20001201
調査面積(㎡)
77
調査原因 庁舎建設
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
安土桃山
江戸
主な遺構
土坑
土管暗渠
主な遺物
銅破片
銅滓
土師器
須恵器
施釉磁器
陶磁器
緑釉陶器
土管
軒丸瓦
軒平瓦
特記事項 321次。調査地区6BKF-O。
調査区周辺は電気探査によって南北方向に伸びる溝の存在が指摘されており、この溝の一部が現裁判所の敷地南側の発掘調査においても確認されている。そこで、調査にあたっては、遺構の残存状況とその詳細を把握するとともに、北側においての有無とその内容を明らかにすることが課題となった。したがって、この点にも留意し、調査区設定をおこなった。
遺跡名 左京三条一坊十坪
遺跡名かな さきょうさんじょういちぼうじゅっつぼ
本内順位 43
遺跡所在地 奈良市二条大路南
所在地ふりがな ならしにじょうおおじみなみ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344108.70
東経(世界測地系)度分秒 1354753.24
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.68575 135.798122
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調査期間
20001206-20001214
調査面積(㎡)
60
調査原因 住宅建設
遺跡概要
種別
宮都
時代
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
南北朝
室町
戦国
安土桃山
江戸
主な遺構
土坑
柱穴
旧流路
主な遺物
土器
陶磁器
特記事項 322次。調査地区6AFJ-G・H。
南北6m、東西10mの長方形の調査区を設定。古代~近世の土坑・柱穴18基、奈良時代以前の旧流路を調査。奈良時代の土器・瓦、近世以降の陶磁器が出土。
遺跡名 東院園池西北辺
遺跡名かな とういんえんいけせいほくへん
本内順位 44
遺跡所在地 奈良市法華寺町
所在地ふりがな ならしほっけじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344123.46
東経(世界測地系)度分秒 1354807.55
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.689849 135.802097
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調査期間
20001211-20001228
調査面積(㎡)
85
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
主な遺構
斜行塀
南北塀
柱穴
主な遺物
特記事項 323次。調査地区6ALF-B。
東院庭園復原にともなう調査で、調査地は宇奈多理神社の東に位置し、第99次・276次・302次調査区に囲まれた細長い範囲である。昨年度実施した北接する第302次調査では、東院園池SG5800に北西方向から水を注ぐ給水路と判断した石組みの蛇行溝SD18120の存在が明らかになった。またさらに北側の第110次調査区に始まる斜め方向の塀の続きが確認され、南側の第276次調査区で北端を検出している南北塀に接続することがわかるなど、東院庭園地区の西北側の区画施設が現宇奈多理神社の立地する一段高い地形に沿って設定されていたことがいっそう確実になった。今次の調査は、従来設定された諸調査区の境界位置に相当する場所にあたり、これで東院庭園地区は、ほぼ全域についての発掘調査がおわったことになる。
遺跡名 西隆寺跡
遺跡名かな さいりゅうじあと
本内順位 45
遺跡所在地 奈良市西大寺
所在地ふりがな ならしさいだいじ
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344139.90
東経(世界測地系)度分秒 1354700.73
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.694416 135.783536
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調査期間
20001212-20010327
調査面積(㎡)
501
調査原因 店舗建設
遺跡概要
種別
時代
古墳
奈良
主な遺構
斜行溝
柱穴
土坑
素掘り溝
南面回廊
西面回廊
主な遺物
土器
布留式土器
特記事項 324次。調査地区6BSR-O。
基本層序は、上から盛土、耕土、床土、茶灰色砂質土、地山である。茶灰色砂質土は奈良時代後期の遺物を含む整地土で、遺構はこの整地土上または地山上で検出した。なお、本調査区は建物の地下部分にあたり遺構の保存が望めないため、最終的に全面で地山面まで掘り下げた。地山は北東がやや高く、西・南に低い。
遺跡名 興福寺中金堂
遺跡名かな こうふくじちゅうこんどう
本内順位 46
遺跡所在地 奈良市登大路町
所在地ふりがな ならしのぼりおおじちょう
市町村コード 292010
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344059.00
東経(世界測地系)度分秒 1354952.28
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.683055 135.831188
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調査期間
20001208-00000000
調査面積(㎡)
1836
調査原因 史跡整備
遺跡概要
種別
社寺
時代
奈良
主な遺構
須弥壇
主な遺物
鎮壇具
特記事項 325次。調査地区6BKF-L。
興福寺中金堂とそれに取り付く北回廊の調査。調査範囲は中金堂の基壇全体を含む、東西51m×南北36m、面積は1836㎡である。まず、現存していた文政2年(1819)再建の中金堂(写真下)を解体し、さらに基壇外装も地覆石を残して撤去した。調査は2000年12月からはじめ、2001年6月末まで行う予定である。2000年度は須弥壇を掘り下げるなど主に基壇上の調査をおこなった。写真上は須弥壇を断面観察用の畔を十字に残して掘り下げたところである。次年度も引き続き、基壇上の調査ならびに基壇周辺の調査をおこなっている。その進展に伴い、現段階での見解を大きく変更する可能性も十分に考えられるため、詳細の報告は次年度にまとめておこなうこととする。興福寺中金堂は、明治時代に須弥壇が削平された際に、千点をこす奈良時代の鎮壇具が出土している。今回の調査においても、それに類するものが出土するのではないかと期待されている。
要約

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