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成合3号墳・成合4号墳 : 高槻市

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138922
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138922
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2022 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書319:成合3号墳・成合4号墳 : 高槻市』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2022 『成合3号墳・成合4号墳 : 高槻市』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書319
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書名 成合3号墳・成合4号墳 : 高槻市
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな なりあい 3ごうふん・なりあい 4ごうふん
副書名 高速自動車国道近畿自動車道名古屋神戸線建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 319
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20220831
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 金龍寺境内跡
遺跡名かな こんりゅうじけいだいあと
本内順位
遺跡所在地 大阪府高槻市成合地内
所在地ふりがな おおさかふたかつきしなりあいちない
市町村コード 27027
遺跡番号 141
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 345225
東経(世界測地系)度分秒 1353753
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.873611 135.631388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210901-20220131
調査面積(㎡)
6003
調査原因 新名神高速道路建設
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳2基(横穴式石室)
主な遺物
須恵器
鉄釘
特記事項 横穴式石室を埋葬施設とする終末期古墳2基を検出
種別
その他の生産遺跡
時代
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
土坑
主な遺物
金属滓
鍛造薄片
特記事項 鍛冶関連の土坑1基、火葬墓の可能性のある土坑3基を確認
要約  成合3号墳・成合4号墳は、金龍寺境内跡において新規に発見された横穴式石室を埋葬施設とする柊真宇t期の古墳である。3号墳は、墳丘の構築方法がわかる好例である。4号墳は、ほとんど墳丘をもたず、基盤層を削り出して墳丘を構築していた。埋葬施設からは、木棺に使われた鉄釘のほか、4号墳では7世紀後半の須恵器が出土した。築造時期は、3号墳から時期を特定できる遺物が出土していないが、時期のわかる4号墳と比較して丁寧な造りなため、4号墳より古いものと推定される。この2基の古墳は、立地条件や墳形から古墳群を形成するものと考えられる。
 調査地の周辺には、すでに調査された成合1号墳のほか、調査地外に成合2号墳が所在する。1号墳は、6世紀後半に築造された円墳である点や立地条件が3・4号墳と異なっており、本古墳群を構成するかは不明である。2号墳は、古墳であった場合、墳形と立地条件が3・4号墳と同じで、本古墳群を構成する可能性がある。
 この他に、周辺の調査でも確認されている焼土坑を4基検出した。うち1基は、金属滓などが出土し、鍛冶関連のものと思われるが時期は不明である。他の3基に関しては、周辺の調査で確認されている古代の火葬墓関連の遺構である可能性がある。
 今回の調査では、古墳時代終末期から古代にかけての遺構・遺物を検出した。これらの成果は、高槻市・嶋上郡域の歴史を知るうえで重要な成果となった。

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