奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
39941 件
( 発行機関数 742 機関 )
現在の書誌登録数
132080 件
( 前年度比 + 1109 件 )
( 発行機関数 1912 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147026 件
( 前年度比 + 1684 件 )
現在の文化財論文件数
120080 件
( 前年度比 + 1026 件 )
現在の文化財動画件数
1259 件
( 前年度比 + 70 件 )
( 登録機関数 113 機関 )
文化財イベント件数
1148 件
( 前年度比 + 96 件 )
※過去開催分含む

東京都文京区 伝通院裏貝塚 第2地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138332
引用表記 文京区教育委員会 2022 『B-184:東京都文京区 伝通院裏貝塚 第2地点』文京区
文京区教育委員会 2022 『東京都文京区 伝通院裏貝塚 第2地点』B-184
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=祥枝|last=丹野|first2=裕子|last2=鈴木|first3=雄一|last3=玉城|first4=智乃|last4=福重|first5=直美|last5=齊藤|title=東京都文京区 伝通院裏貝塚 第2地点|origdate=2022-12-20|date=2022-12-20|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/138332|location=東京都文京区春日1-16-21}} 閉じる
ファイル
書名 東京都文京区 伝通院裏貝塚 第2地点
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな とうきょうとぶんきょうく でんづういんうらかいづか だい2ちてん
副書名 (仮称)文京区児童相談所建設工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-184
編著者名
編集機関
文京区教育委員会
発行機関
文京区
発行年月日 20221220
作成機関ID 13105
郵便番号 1128555
電話番号 03-5803-1305
住所 東京都文京区春日1-16-21
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 伝通院裏貝塚 第2地点
遺跡名かな でんづういんうらかいづか
本内順位
遺跡所在地 東京都文京区小石川3-14
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくこいしかわ3-14
市町村コード 13105
遺跡番号 11
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354243
東経(世界測地系)度分秒 1394447
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.711944 139.746388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20211025-20220214
調査面積(㎡)
600
調査原因 区施設建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
その他
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴建物跡2基
主な遺物
縄文土器
弥生時代後期~古墳時代前期土器
土師器
須恵器
中世の陶器
特記事項 種別:包蔵地 175点、1,422g
弥生時代後期~古墳時代前期
・遺跡内で初めて縄文土器と中世の陶器が出土。
種別
社寺
時代
近代(細分不明)
主な遺構
大型土坑7基
溝3条
礎石基礎3基
植栽痕3基
土坑31基
小穴列1基
小穴31基
主な遺物
近世の陶磁器
炻器
土器
土製品
自然遺物(骨、貝)
金属製品
骨角貝製品
ガラス製品
石製品等
特記事項 29,584点、5,694,959g
・近世~近代初期の大型の土坑から瓦が大量に出土。陶磁器土器は少なく、喫茶用が目立つ。
要約  本調査地点は武蔵野台地東端部の豊島台の東端近く、文京区では南寄りの小石川台地の南端近くの台地上に立地する。60m東に位置する第1地点と同様に、弥生時代後期~古墳時代前期の竪穴建物跡2軒を検出した。同じ集落の西側の続きと考えられる。
 遺跡の主体を占めるのは、近世~近代初期の遺構である。本調査地点は無量山伝通院の境内の南側の一角にあたる。伝通院は徳川家康の生母を弔うために元和3(1617)年に当地に創設された。以後徳川家の子女を中心に祀られている。検出された遺構の分布は総じて粗であり、大型の土坑が目立つ。これらの大型土坑は、廃棄のために作られた土坑と考えられ、規模は約3.5~5m、深さ1~2mであるが、中には長さ約10m、深さ4m以上の超大型のものもある。これらの大型土坑は、概ね大量の瓦が廃棄されており、伝通院内の建物の修理や解体、あるいは地震等の災害による破損破棄と推定される。瓦種は丸瓦・平瓦・桟瓦等の他に、大型の三葉葵文の鬼瓦や鳥伏間瓦がみられる。一方、陶磁器等の日常雑記類は、通常の江戸遺跡と比べると少ない。揃いの茶碗、土瓶、急須が目立つのは、接待用の器を想定させる。また仏飯器や高炉、灯火具が量的に多くみられるのは、宗教的な場であったことを示している。なお、これらの遺物の年代は19世紀前半に集中しており、この時代になり本調査地点が廃棄空間として使われ始めたことを物語っている。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 49
ファイルダウンロード数 : 0

全国のイベント

外部出力