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森原神田川遺跡下ノ原地区

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138305
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138305
引用表記 島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2021 『一級河川江の川直轄河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書3:森原神田川遺跡下ノ原地区』島根県教育委員会
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2021 『森原神田川遺跡下ノ原地区』一級河川江の川直轄河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書3
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書名 森原神田川遺跡下ノ原地区
発行(管理)機関 島根県教育庁 - 島根県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/kyokai/syuppannbutu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな もりばらじんでがわいせきしものはらちく
副書名
巻次
シリーズ名 一級河川江の川直轄河川改修事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号
編著者名
編集機関
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行機関
島根県教育委員会
発行年月日 20210331
作成機関ID 320005
郵便番号 6900131
電話番号 0852368608
住所 島根県松江市打出町33番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 森原神田川遺跡下ノ原地区
遺跡名かな もりばらじんでがわいせきしものはらちく
本内順位
遺跡所在地 島根県江津市松川町八神241外
所在地ふりがな しまねけんごうつしまつかわちょうやかみ241ほか
市町村コード 32202
遺跡番号 D337
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 350036
東経(世界測地系)度分秒 1321514
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.01 132.253888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180528-20181130
調査面積(㎡)
2000
調査原因 記録保存調査(河川改修)
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
祭祀
散布地
時代
縄文
弥生
古墳
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
河道
水路
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
須恵器
玉類
鉄製品
製鉄関連遺物
陶磁器
特記事項 古墳時代後期の祭祀跡
要約  森原神田川遺跡下ノ原地区は、江の川下流の右岸に形成された氾濫原に位置する。調査では縄文土器が出土しており、遺跡がのる氾濫原は縄文時代にはある程度堆積が進んでいたことが考えられ、突帯文期にはイネの栽培も示唆される。また、古墳時代中期~後期の江の川本流とみられる大形の河道が検出され、埋土からはミニチュア土器、玉類、鉄器模造品など祭祀関連遺物が大量に出土した。当該期にこの河道近くで祭祀が行われたと想定され、その性格は遺跡の立地や出土品の様相から、海上交通の安全を祈願する祭祀であった可能性がある。
 また、中世~近世前半には、石組をもつ水路が設けられる。石組は水位調整を行う堰と考えられ、水路は上流に存在した耕作地に、農業用水を供給するための灌漑水路だったとみられる。

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