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柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132031
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132031
引用表記 千葉県教育振興財団 2018 『千葉県教育振興財団調査報告774:柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書』千葉県教育振興財団他
千葉県教育振興財団 2018 『柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告774
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書名 柏北部東地区埋蔵文化財発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな かしわほくぶひがしちくまいぞうぶんかざいはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 柏市花前1遺跡・駒形遺跡・富士見遺跡・原畑遺跡・寺下前遺跡 縄文時代以降編
巻次 14
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 774
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県教育振興財団
都市再生機構首都圏ニュータウン本部
発行年月日 20181115
作成機関ID 122289
郵便番号 2840003
電話番号 0434244850
住所 千葉県四街道市鹿渡809番地の2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 柏市花前1遺跡(1)~(3)
遺跡名かな かしわしはなまえ1いせき
本内順位 1
遺跡所在地 柏市船戸字花前1219-1ほか
所在地ふりがな かしわしふなどあざはなまえ1219-1ほか
市町村コード 12217
遺跡番号 040
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355508
東経(世界測地系)度分秒 1395703
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.918888 139.950833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120405-20160119
調査面積(㎡)
4373
調査原因 柏北部東地区土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
古墳
奈良
近世(細分不明)
主な遺構
縄文:竪穴住居跡7
奈良:掘立柱建物跡7
奈良:土坑36
奈良:ピット23
近世:鍛冶工房跡1
近世:鍛冶炉7
主な遺物
縄文土器(前期主体)
石器(石鏃・石斧・磨り石ほか)
土器片錘・土器片円板
埴輪片
土師器・須恵器
土錘
鉄滓・炉壁・羽口
かわらけ・内耳鍋・徳利
特記事項 調査範囲の南西側から、縄文時代前期の竪穴住居と、奈良時代の掘立柱建物群を検出した。調査区北側からは近世の鍛冶工房が検出された。
遺跡名 駒形遺跡(41)~(42)
遺跡名かな こまがたいせき
本内順位 2
遺跡所在地 柏市小青田ヤゴ山441
所在地ふりがな かしわしこあおたやごやま441
市町村コード 12217
遺跡番号 024
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355439
東経(世界測地系)度分秒 1395728
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.910833 139.957777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140507-20160826
調査面積(㎡)
608
調査原因 柏北部東地区土地区画整理事業に伴う文化財調査埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居
土坑
ピット
主な遺物
縄文土器
土器片錘
石鏃未製品・石匙・打製石斧
特記事項 これまでの調査と同様、縄文時代前期の遺構を確認した。
遺跡名 富士見遺跡(51)~(59)
遺跡名かな ふじみいせき
本内順位 3
遺跡所在地 柏市小青田字立山210-2ほか
所在地ふりがな かしわしこあおたたてやま210-2ほか
市町村コード 12217
遺跡番号 026
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355450
東経(世界測地系)度分秒 1395708
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.913888 139.952222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110413-20160204
調査面積(㎡)
4587
調査原因 柏北部東地区土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
主な遺構
竪穴住居
土坑
道路状遺構
主な遺物
ナイフ形石器
縄文土器
玦状耳飾り・土器片円板
削器・磨製石斧・磨石・石皿
特記事項 隣接する駒形遺跡から続く縄文時代前期の集落を確認した。
遺跡名 原畑遺跡(24)~(29)
遺跡名かな はらはたいせき
本内順位 4
遺跡所在地 柏市大室265‐1
所在地ふりがな かしわしおおむろ265‐1
市町村コード 12217
遺跡番号 021
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355421
東経(世界測地系)度分秒 1395729
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.905833 139.958055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120918-20160909
調査面積(㎡)
5096
調査原因 柏北部東地区土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
古墳
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴住居
土坑
溝状遺構
道路状遺構
野馬土手
野馬堀
主な遺物
縄文土器
土器片錘
有舌尖頭器・
特記事項 遺跡南東の竪穴住居から、新潟県阿賀町小瀬が沢洞窟を標識とする小瀬ヶ沢型の有舌尖頭器が出土した。また、遺跡中央からは、近世の野馬土手と野馬堀が検出された。
 
遺跡名 寺下前遺跡(3)
遺跡名かな てらしたまえいせき
本内順位
遺跡所在地 柏市大室字前畑450-2ほか
所在地ふりがな かしわしおおむろあざまえはた450-2ほか
市町村コード 12217
遺跡番号 022
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 355429
東経(世界測地系)度分秒 1395744
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.908055 139.962222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150626-20150820
調査面積(㎡)
427
調査原因 柏北部東地区土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
地下式坑
土坑
溝状遺構
台地整形
主な遺物
縄文土器
土器片錘
土器片円板
擂鉢
特記事項 隣接する小山台遺跡と関連する台地整形及び地下式坑などを検出した。
要約  柏北部東地区遺跡群は、古常陸川南岸の柏・我孫子低地と手賀沼水系の地金堀に挟まれた標高16m~18mの台地上に立地する。一部の遺跡については、西側に接する常磐自動車道建設に先立ち調査を行っている。
 花前Ⅰ遺跡は、常磐自動車道関連調査部分の東に隣接する部分で、縄文時代前期の竪穴住居、奈良・平安時代の掘立柱建物、近世の鍛冶遺構などを検出した。黒浜式期の竪穴住居は貝ブロックを伴っており、サルボウ・ハマグリを主体とした貝類を出土している。掘立柱建物の周囲からは、土師器・須恵器の他、鉄滓・炉壁などの製鉄関連遺物も出土している。
 駒形遺跡で確認された遺構は、縄文時代前期の竪穴住居1軒の他、炉、土坑などである。
 富士見遺跡では、東側の駒形遺跡と隣接する部分から、縄文時代前期の集落及び遺構内貝層が検出された。
 原畑遺跡では、縄文時代前期の竪穴住居1軒、遺跡中央から高田台牧関連の野馬土手・野馬堀、遺跡東端で小山台遺跡から続く近世の道路状遺構を検出した。
 寺下前遺跡では、現況の道路下部分から中世の地下式坑、台地整形、近世の溝状遺構などを検出した。

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