URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/131306
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DOI 二次元コード |
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DOI |
http://doi.org/10.24484/sitereports.131306
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引用表記 |
山元町教育委員会 2022 『山元町文化財調査報告書22:合戦原遺跡 』山元町教育委員会
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山元町教育委員会 2022 『合戦原遺跡 』山元町文化財調査報告書22
|
wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=隆博|last=山田|first2=忠司|last2=小淵|first3=奈弓|last3=佐伯|first4=一明|last4=古川|first5=和也|last5=廣谷|first6=貴生|last6=鈴木|first7=敦|last7=藤沢|first8=信明|last8=朽津|first9=洋成|last9=高妻|first10=徹|last10=建石|first11=草一郎|last11=脇谷|first12=文絵|last12=芳賀|first13=栄一|last13=宮代|first14=雄利亜|last14=小池|first15=健至|last15=撫養|title=合戦原遺跡 |origdate=2022-08-31|date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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ファイル |
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書名 |
合戦原遺跡 |
発行(管理)機関 |
山元町
- 宮城県
|
書名かな |
かっせんはらいせき |
副書名 |
東日本大震災復興事業関連遺跡調査報告 ; 5 / 横穴墓編 |
巻次 |
|
シリーズ名 |
山元町文化財調査報告書 |
シリーズ番号 |
22 |
編著者名 |
|
編集機関 |
山元町教育委員会
|
発行機関 |
山元町教育委員会
|
発行年月日 |
20220831 |
作成機関ID |
04362 |
郵便番号 |
9892292 |
電話番号 |
0223368948 |
住所 |
宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32 |
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
|
資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
ダウンロードファイル_1:第1分冊(本文1)
ダウンロードファイル_2:第2分冊(本文2)
ダウンロードファイル_3:第3分冊(総括)
ダウンロードファイル_4:第4分冊(写真図版)
ダウンロードファイル_5:第5分冊(附編:線刻壁画の保存)
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所収論文 |
タイトル |
合戦原遺跡線刻画移設保存の意義 |
英語タイトル |
|
著者 |
建石 徹
高妻 洋成
|
ページ範囲 |
181 - 184
, 第5分冊(附編:線刻壁画の保存)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
保存修復
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=徹|last=建石|first2=洋成|last2=高妻|contribution=合戦原遺跡線刻画移設保存の意義|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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抄録(内容要約) |
|
タイトル |
合戦原遺跡38号横穴墓の岩盤強度 |
英語タイトル |
|
著者 |
朽津 信明
脇谷 草一郎
|
ページ範囲 |
83 - 84
, 第5分冊(附編:線刻壁画の保存)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
地質学
|
テーマ |
保存修復
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=信明|last=朽津|first2=草一郎|last2=脇谷|contribution=合戦原遺跡38号横穴墓の岩盤強度|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
移設保存に伴う線刻壁画の強化処置について |
英語タイトル |
|
著者 |
芳賀 文絵
|
ページ範囲 |
85 - 94
, 第5分冊(附編:線刻壁画の保存)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
保存修復
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=文絵|last=芳賀|contribution=移設保存に伴う線刻壁画の強化処置について|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
線刻壁画の移設実験について |
英語タイトル |
|
著者 |
撫養 健至
|
ページ範囲 |
95 - 118
, 第5分冊(附編:線刻壁画の保存)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
保存修復
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=健至|last=撫養|contribution=線刻壁画の移設実験について|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
合戦原遺跡38号横穴墓線刻壁画移設経過 |
英語タイトル |
|
著者 |
撫養 健至
|
ページ範囲 |
119 - 174
, 第5分冊(附編:線刻壁画の保存)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
保存修復
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=健至|last=撫養|contribution=合戦原遺跡38号横穴墓線刻壁画移設経過|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
合戦原遺跡出土の馬具と馬装 |
英語タイトル |
|
著者 |
宮代 栄一
|
ページ範囲 |
167 - 178
, 第3分冊(総括)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
金属器
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=栄一|last=宮代|contribution=合戦原遺跡出土の馬具と馬装|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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|
抄録(内容要約) |
|
タイトル |
合戦原遺跡横穴墓出土ガラス玉の分析 |
英語タイトル |
|
著者 |
藤沢 敦
|
ページ範囲 |
309 - 328
, 第2分冊(本文2)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
ガラス
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
技法・技術
素材分析
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=敦|last=藤沢|contribution=合戦原遺跡横穴墓出土ガラス玉の分析|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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抄録(内容要約) |
|
タイトル |
合戦原遺跡横穴墓の3次元計測について |
英語タイトル |
|
著者 |
小池 雄利亜
|
ページ範囲 |
329 - 354
, 第2分冊(本文2)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
調査技術
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=雄利亜|last=小池|contribution=合戦原遺跡横穴墓の3次元計測について|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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抄録(内容要約) |
|
タイトル |
合戦原遺跡出土金属製品の保存処理について |
英語タイトル |
|
著者 |
芳賀 文絵
|
ページ範囲 |
355 - 367
, 第2分冊(本文2)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
金属器
|
学問種別 |
考古学
文化財科学
|
テーマ |
保存修復
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=文絵|last=芳賀|contribution=合戦原遺跡出土金属製品の保存処理について|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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抄録(内容要約) |
|
タイトル |
遺構間接合する須恵器について |
英語タイトル |
|
著者 |
山田 隆博
|
ページ範囲 |
73 - 90
, 第3分冊(総括)
|
NAID |
|
都道府県 |
宮城県
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
文化財種別 |
考古資料
|
遺跡種別 |
横穴
|
遺物(材質分類) |
土器
|
学問種別 |
考古学
|
テーマ |
|
他の電子リソース |
|
引用表記 |
wikipedia 出典テンプレート :
{{Citation|first=隆博|last=山田|contribution=遺構間接合する須恵器について|title=合戦原遺跡 |date=2022-08-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/131306|location=宮城県亘理郡山元町浅生原字作田山32|ncid=BD00806632|ncid=BD00806698|ncid=BD00806734|ncid=BD00806789|ncid=BD00806880|doi=10.24484/sitereports.131306|series=山元町文化財調査報告書|volume=22}}
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|
抄録(内容要約) |
|
|
所収遺跡 |
遺跡名 |
合戦原遺跡 |
遺跡名かな |
かっせんはらいせき |
本内順位 |
|
遺跡所在地 |
宮城県亘理郡山元町高瀬字合戦原 |
所在地ふりがな |
みやぎけんわたりぐんやまもとちょうたかせあざかっせんはら |
市町村コード |
04362 |
遺跡番号 |
14014 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
375638 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1405332 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
37.943888 140.892222
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
20140801-20160531
|
調査面積(㎡) |
5660
|
調査原因 |
記録保存調査(復興事業:防災集団移転促進事業・災害公営住宅建設事業) |
遺跡概要 |
種別 |
横穴
|
時代 |
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
主な遺構 |
横穴墓54
土坑4
性格不明遺構3
|
主な遺物 |
装飾付大刀
刀装具
鉄刀
蕨手刀
刀子
馬具
耳環
鑷子
鉄斧
鉄鎌
両頭金具
鉄鏃
鉄釘
玉製品
紡錘車
提砥
土師器
須恵器
羽口
鉄滓
動物遺存体
|
特記事項 |
*残存状態良好な横穴墓54基を検出。 38号横穴墓では線刻壁画を確認し、移設保存を実施。 金属製品・玉製品・土器類等が多量に出土した。 *馬具:轡・壺鐙・輪鐙・鉸具・杏葉・雲珠・辻金具・帯金具 |
|
|
要約 |
合戦原遺跡は、近年、古墳時代後期から古代にかけての生産遺跡・集落跡・官衙跡等の発見が相次ぐ町域中央の山麓丘陵部に位置する。本書には、東日本大震災からの復興事業に伴い実施した合戦原遺跡発掘調査のうち、「横穴墓地区」の成果を収録した。 復興事業地内には横穴墓群の全域が収まっており、そのすべてについて調査を実施した。54基の横穴墓は緩傾斜地に位置し4つの支群から成る。細長い墓前域を持つ構造を特徴とする。玄室の平面形は隅丸方形、天井形状はドーム形を主体とするが、家形天井や平天井の玄室もみられる。6,144点を数える出土遺物は、金銅装が残る双龍環頭大刀をはじめとする刀類、轡・鐙・鉸具・杏葉・雲珠・辻金具・帯金具などの馬具類、刀子、両頭金具、鉄鏃、耳環、鑷子、鉄斧、鉄鎌、鉄釘、ガラス製・土製・石製の玉製品、紡錘車、提砥、羽口、鉄滓、土師器・須恵器各器種と、きわめて多彩である。それらの大半は遺構内から出土しており、祭祀行為において使用されたと特定できる。以上の調査成果は、7世紀~8世紀の当地域の葬制を解明する基礎資料に位置づけられる。 4基の横穴墓において線刻を確認した。それらのうち多様な図象が認められた38号横穴墓玄室奥壁については、軟弱かつ不均質な地盤からの取出しという文化財保存科学上の新手法をもって移設し、山元町歴史民俗資料館にて公開している。
|