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史跡鰐淵寺境内発掘調査報告書1

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/130292
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.130292
引用表記 出雲市市民文化部文化財課 2022 『出雲市の文化財報告49:史跡鰐淵寺境内発掘調査報告書1』出雲市教育委員会
出雲市市民文化部文化財課 2022 『史跡鰐淵寺境内発掘調査報告書1』出雲市の文化財報告49
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書名 史跡鰐淵寺境内発掘調査報告書1
発行(管理)機関 出雲市 - 島根県
書名かな しせきがくえんじけいだいはっくつちょうさほうこくしょ1
副書名
巻次
シリーズ名 出雲市の文化財報告
シリーズ番号 49
編著者名
編集機関
出雲市市民文化部文化財課
発行機関
出雲市教育委員会
発行年月日 20220300
作成機関ID 32203
郵便番号 6930011
電話番号 0853216618
住所 島根県出雲市大津町2760
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 鰐淵寺境内
遺跡名かな がくえんじけいだい
本内順位
遺跡所在地 島根県出雲市別所町148ほか
所在地ふりがな しまねけんいずもしべっしょちょう148ほか
市町村コード 32203
遺跡番号 X173
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352523
東経(世界測地系)度分秒 1324455
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.423055 132.748611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170501-20210320
調査面積(㎡)
315.75
調査原因 内容確認調査
遺跡概要
種別
社寺
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
礎石
石垣
造成土
掘立柱建物跡
主な遺物
須恵器
土師器
白磁
青磁
褐釉陶器
青花
国産陶磁器
銭貨
特記事項
要約  浮浪山鰐淵寺は、もと鰐淵山と称し、古代から浮浪滝を中心に修験の場として発展する。13世紀には比叡山延暦寺の末寺となり、中世には「国中第一之伽藍」として隆盛を極めた。以来、現在まで法統を継ぐ山陰屈指の天台宗の古刹である。
 平成28年(2016)3月1日に「鰐淵寺境内」として国史跡に指定され、その後平成29年(2017)度から令和2年(2021)度まで境内の発掘調査を実施した。
 今回の調査目的は、前回調査の課題を解明するための調査であり、その課題解明のために調査対象地としたのは、釈迦堂、護摩堂跡、護摩堂前、開山堂、本覚坊跡、恵門院跡、覚城院跡の6箇所である。
 当初の課題である、根本堂の平坦面造成方法や時期については、見通しを立てることができた。恵門院跡・覚城院跡の平坦面造成方法は、ある程度解明できた。開山堂・本格坊跡での古代の遺構や三重塔の遺構などは、未確認である。
 今回の調査を通じ改めて境内の遺構や遺物の保存状態の良さを再確認した。今後も計画的な調査を継続することで新たな発見があり史跡の価値が高まるのもと思われる。

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