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遠台遺跡(第18地点第4次)・八幡神社周辺古墳群(第1地点第3次)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122772
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122772
引用表記 株式会社地域文化財研究所 2018 『水戸市埋蔵文化財調査報告102:遠台遺跡(第18地点第4次)・八幡神社周辺古墳群(第1地点第3次)』水戸市教育委員会
株式会社地域文化財研究所 2018 『遠台遺跡(第18地点第4次)・八幡神社周辺古墳群(第1地点第3次)』水戸市埋蔵文化財調査報告102
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書名 遠台遺跡(第18地点第4次)・八幡神社周辺古墳群(第1地点第3次)
発行(管理)機関 水戸市 - 茨城県
書名かな とおのだいいせき(だい18ちてんだい4じ)・はちまんじんじゃしゅうへんこふんぐん(だい1ちてんだい3じ))
副書名 那珂川沿岸農業水利事業(2期)高根幹線水路工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 水戸市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 102
編著者名
編集機関
株式会社地域文化財研究所
発行機関
水戸市教育委員会
発行年月日 20180827
作成機関ID 082015
郵便番号 310-0852
電話番号 029-306-8132
住所 茨城県水戸市笠原町978-5
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 遠台遺跡
遺跡名かな とおのだいいせき
本内順位 1
遺跡所在地 茨城県水戸市杉崎町2267付近
所在地ふりがな いばらきけんみとしすぎさきちょう2267ふきん
市町村コード 08201
遺跡番号 305-002
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 362305
東経(世界測地系)度分秒 1402106
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.384722 140.351666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180215-20180403
調査面積(㎡)
259.6
調査原因 那珂川沿岸農業水利事業
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
堀跡
井戸跡
主な遺物
縄文土器
土師器
須恵器
陶器(古瀬戸、常滑、渥美、湖西系、瀬戸・美濃、明石・堺系)
土師質土器
瓦質土器
磁器(肥前系)
銭貨
石製品
鉄製品
炉底塊
鉄滓
特記事項 遠台遺跡では,近世初頭に構築されたとみられる空堀が調査された。
遺跡名 八幡神社周辺古墳群
遺跡名かな はちまんじんじゃしゅうへんこふんぐん
本内順位 2
遺跡所在地 茨城県水戸市中原町1020付近
所在地ふりがな いばらきけんみとしなかはらちょう1020ふきん
市町村コード 08201
遺跡番号 305-011
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 362305
東経(世界測地系)度分秒 1402105
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.384722 140.351388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180215-20180403
調査面積(㎡)
259.6
調査原因 那珂川沿岸農業水利事業
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
周溝
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石製品
埴輪
陶器(常滑、渥美・湖西系)
炉底塊
鉄滓
特記事項 八幡神社周辺古墳群では,第11号墳の規模が推定され,6世紀前半の朝顔形や円筒埴輪が出土した。なお,13 世紀の渥美・湖西系製品の壺には線刻が認められ,絵が描かれていた可能性もある。
要約 遠台遺跡からは,堀跡が検出され,13 ~ 14 世紀と16 世紀末~ 17 世紀前半に二分される遺物が出土している。前者は常滑製品の数量が多く,後者は瀬戸・美濃製品が主体になっていた。堀跡は推定幅5mで,直線状に100m以上にわたり構築され,近世初頭に機能した城館跡の一部と判断される。
 八幡神社周辺古墳群では,現存する第11号墳の周溝が検出されている。第11号墳の形態は円墳で墳丘の直径は26m,周溝の上端幅は6.5mと推定された。周溝内からは,朝顔形と円筒埴輪,土師器の坏が出土しており,6 世紀前半に比定した。

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