奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41489 件
( 発行機関数 759 機関 )
現在の書誌登録数
132563 件
( 前年度比 + 1889 件 )
( 発行機関数 1918 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147727 件
( 前年度比 + 2285 件 )
現在の文化財論文件数
120647 件
( 前年度比 + 1654 件 )
現在の文化財動画件数
1314 件
( 前年度比 + 130 件 )
( 登録機関数 118 機関 )
文化財イベント件数
1263 件
( 前年度比 + 214 件 )
※過去開催分含む

大蔵遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122009
引用表記 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2020 『東京都埋蔵文化財センター調査報告357:大蔵遺跡』公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2020 『大蔵遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告357
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=恵美子|last=合田|first2=雅也|last2=大西|first3=謙一|last3=小林|first4=真也|last4=長佐古|first5=|last5=パリノ・サーヴェイ株式会社|title=大蔵遺跡|origdate=2020-10-30|date=2020-10-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122009|location=東京都多摩市落合一丁目14 番2|ncid=AN00155536|ncid=BC03660310|series=東京都埋蔵文化財センター調査報告|volume=357}} 閉じる
ファイル
書名 大蔵遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな おおくらいせき
副書名 大蔵住宅建替事業(第1期)に伴う埋蔵文化財調査
巻次 7
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 357
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20201030
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合一丁目14 番2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大蔵遺跡
遺跡名かな おおくらいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都世田谷区大蔵三丁目1番ほか
所在地ふりがな とうきょうとせたがやくおおくらさんちょうめ1ばんほか
市町村コード 13122
遺跡番号 30
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353756
東経(世界測地系)度分秒 1393637
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.632222 139.610277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180903-20191031
調査面積(㎡)
5128
調査原因 大蔵住宅建替事業(第1期)
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴状遺構1
竪穴住居址1
土坑69
ピット372
遺物集中2
主な遺物
土器( 早期・前期・中期・後期)
土製品
石器
特記事項 縄文時代早期前半の竪穴状遺構と前期後葉の竪穴住居址。
竪穴住居址より浮島Ⅲ式土器が出土。
遺物集中部より押型文系土器が出土。
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝跡30
土坑19
ピット53
主な遺物
陶磁器
特記事項
要約  大蔵遺跡は、世田谷区大蔵三丁目から砧五丁目・七丁目にかけて所在する、旧石器時代から中近世に亘る複合遺跡である。遺跡は仙川左岸沿いの標高約40 mの武蔵野台地に立地し、遺跡の西側から南側にかけては比高差8~ 10 mの急崖である国分寺崖線が走る。周辺には多くの湧水が認められ、大蔵遺跡もこれらの湧水の一つを取り囲むように広がっている。本遺跡ではこれまで12 次に亘る発掘調査が実施されており、縄文時代早期前葉・中期中葉~後葉の集落跡を中心に、縄文時代早期の陥し穴群や、古墳時代前期の集落跡・方形周溝墓などが検出されている。遺跡の中核となる縄文時代中期中葉から後葉の集落規模は東西300 m・南北200m程度と推定されている。今回は東京都住宅供給公社大蔵住宅の第1期建替事業に伴い、遺跡の南東部分にあたる5,128 ㎡の発掘調査を実施した。
 今回の調査では、縄文時代の竪穴状遺構1軒・竪穴住居址1軒・土坑69 基・ピット372 基・遺物集中2 箇所、近世以降の溝跡30 条・土坑19 基・ピット53 基が検出され、縄文時代の土器・石器・土製品・石製品、近世の陶磁器が出土した。縄文時代早期前半の竪穴状遺構は一辺約2.5mの隅丸方形を呈し、炉跡や柱穴は伴わない。床面近くから打製石斧・スタンプ形石器が出土した。また、前期後葉の竪穴住居址は新旧2 軒が入れ子状に重複し、新住居址は径3.7 ~ 3.8mの円形、旧住居址は一辺2.5 m前後の隅丸方形を呈する。出土遺物は縄文時代前期後葉の諸磯b式が主体であるが、新住居址からは東関東に分布の中心を持つ浮島Ⅲ式土器も出土している。2 箇所の遺物集中のうち、6 号遺物集中では礫集中とともに押型文系土器の集中部を検出した。早期中葉にも調査地で何らかの活動が行われていた痕跡と考えられる。
 調査区の全域で顕出された近世以降の溝跡は、耕作に関連するとともに土地の区画も示したものと考えられる。調査地周辺は大蔵住宅が建設されるまで畑地であったが、そのような土地利用が近世段階から連綿と続いていた証といえる。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 726
ファイルダウンロード数 : 0

全国のイベント

外部出力