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殿山横穴墓群(第2次調査)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/121935
引用表記 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2017 『東京都埋蔵文化財センター調査報告325:殿山横穴墓群(第2次調査)』公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2017 『殿山横穴墓群(第2次調査)』東京都埋蔵文化財センター調査報告325
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ファイル
書名 殿山横穴墓群(第2次調査)
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな とのやまよこあなぼぐん だい2じちょうさ
副書名 東京外かく環状道路建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 325
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20171130
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合1 丁目14 番2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 殿山横穴墓群
遺跡名かな とのやまよこあなぼぐん
本内順位
遺跡所在地 東京都世田谷区大蔵五丁目20番
所在地ふりがな とうきょうとせたがやくおおくらごちょうめ20ばん
市町村コード 13112
遺跡番号 332
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353736
東経(世界測地系)度分秒 1393624
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.626666 139.606666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150803-20151019
調査面積(㎡)
4300
調査原因 道路整備
遺跡概要
種別
横穴
時代
古墳
主な遺構
横穴墓15
主な遺物
須恵器
土師器
玉類〔勾玉・管玉・切子玉・棗玉・ガラス小玉・土玉(丸玉)〕
鉄製品〔直刀、鉄鏃、両頭金具、刀子、鑷子状鉄製品〕
銅製品〔耳環〕
特記事項 新発見の横穴墓群
要約  殿山横穴墓群は、世田谷区南西部、多摩川左岸の国分寺崖線斜面、標高22m 付近に立地している。台地上部は殿山遺跡・大蔵館跡、さらに古墳時代終末期の群集墳である殿山古墳群が存在している。
 本横穴墓群は当初、東京外かく環状道路の建設工事の際に2 基が不時発見さてた横穴墓群で、この2 基については世田谷区教育委員会で調査・報告されている。この世田谷区の調査の後、さらに周囲から横穴墓が発見されて世田谷区により試掘調査が行われ、当面の工事範囲からさらに15 基の横穴墓が発見された。本書はこの新たに発見された15 基の横穴墓についての報告書である。
 15 基の横穴墓の形態は両袖を持つ羽子板形11、袖を持たない撥形3、不明1 で、撥形では玄室奥に棺台を持つもの1 基がある。遺物については、須恵器2 点、土師器1 点(2 点の微細片を除く) と出土は僅かであったが、ガラス小玉506 点、切子玉15 点などが出土し、鉄製品では鉄刀12 本などのほか、鞘に付帯する足金具とみられる鉄製品、弓に付帯する両頭金具、鑷子状の鉄製品、銅製品では耳環13 点などが出土している。

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