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上曽根遺跡第3次発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115832
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.115832
引用表記 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2022 『山形県埋蔵文化財センター調査報告書245:上曽根遺跡第3次発掘調査報告書』公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2022 『上曽根遺跡第3次発掘調査報告書』山形県埋蔵文化財センター調査報告書245
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書名 上曽根遺跡第3次発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)山形県埋蔵文化財センター - 山形県
書名かな かみそねいせきだい3じはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 山形県埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 245
編著者名
編集機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行年月日 20220331
作成機関ID
郵便番号 9993246
電話番号 0236725301
住所 山形県上山市中山字壁屋敷5608番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上曽根遺跡 第3次
遺跡名かな かみそねいせき
本内順位
遺跡所在地 山形県酒田市上野曽根字上中割
所在地ふりがな やまがたけんさかたしかみのそねあざかみなかわり
市町村コード 06204
遺跡番号 076
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 385641.52
東経(世界測地系)度分秒 1395315.01
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.944866 139.887502
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190604-20191206
調査面積(㎡)
5400
調査原因 一般国道344号道路改築事業(安田バイパス)
遺跡概要
種別
集落
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
井戸
柱穴列
落ち込み状遺構
畝状溝跡
主な遺物
土師器
赤焼土器
須恵器
転用硯
斎串
曲物底板
柱根
井戸材(縦板)
須恵器系陶器
白磁青磁
中国産青花
瀬戸美濃陶器
肥前陶磁器
砥石
木製品
金属製品
特記事項 県内で希少な側面の上端と斜め下から左右2箇所以上に切込みを入れる斎串や、平行四辺形基調の斎串状木製品が130点以上出土。墨書土器で複数の「足」、県内初出の「宴」が出土。緑釉陶器も出土。
要約  上曽根遺跡は、これまで第1・第2次調査が行われ、古代や中近世の集落跡として知られる。今回の第3次調査でも古代の8世紀末~10世紀前半の掘立柱建物跡や井戸跡、大小の土坑、区画施設と考えられる柱穴列などが確認された。遺物では、県内では希少な面の上端と斜め下から左右2箇所以上に切込みを入れる斎串や、東北地方では類例に乏しい平行四辺形基調の斎串状木製品が130点以上出土した。他に墨書土器で複数の「足」、県内初出の「宴」、緑釉陶器片も出土し、出羽国府城輪柵跡に近接する集落の特殊性が窺える。
 中近世では、大小の土坑や畝状溝跡、大溝などが検出され、遺構や出土遺物の分布の濃淡から当該期の集落の拡張や消長が推測された。

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