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中曽根遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/115690
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.115690
引用表記 公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課 2022 『富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告78:中曽根遺跡発掘調査報告』公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課 2022 『中曽根遺跡発掘調査報告』富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告78
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書名 中曽根遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 (公財)富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課 - 富山県
書名かな なかそねいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 一般県道姫野能町線道路改良事業に伴う埋蔵文化財発掘報告
巻次
シリーズ名 富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号 78
編著者名
編集機関
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課
発行機関
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課
発行年月日 20220318
作成機関ID 16201
郵便番号 9300887
電話番号 0764424229
住所 富山県富山市五福4384番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中曽根遺跡
遺跡名かな なかそねいせき
本内順位
遺跡所在地 高岡市中曽根
所在地ふりがな たかおかしなかそね
市町村コード 16202
遺跡番号 202123
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364554
東経(世界測地系)度分秒 1370438
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.765 137.077222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190906-20191220
20200619-20201015
調査面積(㎡)
3400
3300
調査原因 一般県道姫野能町線道路改良事業に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
自然流路
粘土採掘坑
土坑
主な遺物
弥生土器
扁平片刃石斧
玉未成品
木製品
特記事項 溝から多量の土器が出土
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
土坑
倒木痕
主な遺物
中世土師器
珠洲
中国製青磁
中国製白磁
瀬戸美濃
越中瀬戸
伊万里
唐津
土製品
石製品
金属製品
動物遺体
特記事項 平行する複数の溝群を掘削 水路状の溝とその付近で動物遺体を遺棄
要約 遺跡は庄川右岸の射水平野低地部に形成された微高地上に位置する。弥生時代終末期の溝からは大量の土器が出土し、地形的にみて溝より北側に展開していたと推測される居住域の南限を示すものと考えられる。同時期の粘土採掘坑や時期は不詳ながら玉作り関連の遺物も確認されており、多様な生産活動を行っていたことがわかる。弥生土器については今回の調査と過去に周辺で収集された資料を含めて種実圧痕の調査を行った。その結果、イネの他に全国的に圧痕の検出例が少ないメロン仲間の種子が確認された。中世には幅2m、長さ25m程の溝が等間隔に平行し掘削され、低湿な地盤の改良を試みた痕跡と推測される。水路とみられる溝内やその周囲からは動物遺体(ウマ歯、ウシ骨)が集中して出土する箇所があり、意図的に遺棄する行為がなされていた。近世ではさく状遺構が検出され、引き続き耕作地として利用される。

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