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[ 展覧会 ] 2023-08-05 〜 2023-09-18 Fukuoka Prefecture

企画展「海軍築城航空基地と太平洋戦争」

 日本は満州事変や日中戦争に続き、昭和16年(1941)12月にはアメリカ、イギリスなどの国々を相手に太平洋戦争に突入しました。この戦争が始まる2年前、海軍は築城飛行場の建設を始め、飛行場の周辺にも基地の施設が次々につくられていきました。太平洋戦争中、築城航空基地はたびたび米軍の空襲を受け、基地の周辺も大きな被害を受けました。その時の空襲の傷跡が今も神社や墓地などに残されています。戦争の記憶を刻んだこのような遺跡も、時の流れの中で少しずつ失われつつあります。基地の軍用機を空襲から守るためにつくられた掩体もその1つです。このうち市が保存整備した掩体は爆撃や銃撃の跡が残り、戦争の様相を良く示す貴重な戦争遺跡として、令和5年3月28日に福岡県の文化財に指定されました。

 このたびの企画展では、発掘調査の出土品や、築城航空基地に関係する資料のほか、戦時中の人々の暮らしを物語る品々を展示し、太平洋戦争と私たちの地域との関係や、戦争と平和について考えます。
主催行橋市歴史資料館
連絡先
0930-25-3133
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