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[ 展覧会 ] 2018-08-01 〜 2018-10-28 Ibaraki Prefecture

石岡市立ふるさと歴史館第15回企画展「少年・少女がみた戦争」

○平和は「信頼」から始まります。「信頼」を得るために一人一人が自分にできる身の回りの平和を築いていくようにします
○「争い」というものは二者の対立から起きます。対立を起こさないために「思いやり」の心をもって相手と接していくようにします
○自分の弱さを隠すために「暴力」を振るうようなことはしません
○あたりまえに過ごせることの大切さや家族,友達,人との関わりを大事にします
○どんなことでも感謝の言葉を相手に伝えるようにします
○友達やクラスの中での小さな平和を大切にして,いじめや差別をなくします

昨夏,市内の中学生を代表して「中学生平和大使」として長崎市を訪問した12 人がまとめた平和宣言文です。太平洋戦争では,石岡市でも2,000 人を超える戦没者をはじめ,多くの人々が犠牲となりました。市内半ノ木には,「東洋一の訓練所」といわれた滑空機(グライダー)の訓練所が開設され(中央滑空訓練所),併設の専門学校(大日本滑空工業専門学校)には,大空への夢を抱いた少年たちが集っていました。しかし,戦局の悪化とともに,予科練の訓練施設として使用されるようになり,米軍からは「石岡飛行場」として攻撃目標とされていました。また,市内石岡には海軍の航空基地が急造されました(「石岡東飛行場」)。これら飛行場では、多くの少年たちが訓練を積み、戦場へと旅立っていきました。また,飛行場の建設作業はもちろん,工場労働や農作業には,少年・少女たちが動員されていました。
今回の企画展では,少年・少女たちが学び,訓練を積み,あるいは動員された戦争遺跡や関連資料を展示・紹介するとともに,現代の少年・少女―「中学生平和大使」の活動を紹介いたします。終戦から73 年を迎える今夏、戦争と平和について考えるきっかけとしていただければ幸いです。
主催石岡市教育委員会
連絡先
石岡市教育委員会 文化振興課
茨城県石岡市柿岡5680番地1
電話番号:0299-43-1111

石岡市立ふるさと歴史館
茨城県石岡市総社1-2-10
電話番号:0299-23-2398
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