奈良文化財研究所 ホーム
Search
List
Others
おすすめ
report count (with pdf)
41205 reports
( Participation 755 Orgs )
report count
132406 reports
( compared to the privious fiscal year + 1721 reports )
( Participation 1917 Orgs )
site summary count
147517 reports
( compared to the privious fiscal year + 2091 reports )
Article Collected
120560 reports
( compared to the privious fiscal year + 1563 reports )
video count
1297 reports
( compared to the privious fiscal year + 113 reports )
( Participation 117 Orgs )
Event Collected
1247 reports
( compared to the privious fiscal year + 197 reports )
※過去開催分含む
[ 展覧会 ] 2024-09-14 〜 2025-03-23 Niigata Prefecture
新潟市

新潟市文化財センター・史跡古津八幡山弥生の丘展示館企画展「水田下に沈んだ縄文時代の遺跡-新潟市江南区道正遺跡・岡崎遺跡-」

平成30(2018)年、江南区割野で道路建設工事に伴い、遺跡の有無を調べる試し掘りを行いました。その結果、現在の水田や畑の下の洪水堆積層から平安時代(約1200年前)や古墳時代(約1700年前)の遺物、さらにその下の砂丘砂からは縄文時代終わり頃(約3000年前)の土器や石器が大量に見つかりました。この遺跡は小字名から道正どうしょう遺跡・岡崎おかざき遺跡と名付け、令和元(2019)年から令和3(2021)年にかけて本発掘調査が行われました。
これらの遺跡は亀田砂丘の延長上にあり、この砂丘の一部が新潟平野の沈降に伴い水田下に埋没したものと推定されます。いずれの時期においても遺跡の周りには潟湖せきこや湿原が広がっていたことでしょう。砂丘では、土器の原料となる粘土や、石器の材料となる岩石などは採取できません。それらはどこから運ばれてきたのでしょうか。
今回の企画展では、縄文時代の道正遺跡と岡崎遺跡に焦点をあて、少しずつ弥生時代に近づいてゆく時期の他地域との交流や土器の変化を探ります。
なお、本企画展は文化財センター(第1会場)と史跡古津八幡山弥生の丘展示館(第2会場)との合同企画展となります。
第2会場では、鳥屋とや遺跡(北区)や大沢谷内おおさわやち遺跡(秋葉区)など道正遺跡と同じように水田の下に沈んでいた縄文時代終わり頃の遺跡をご紹介します。

【講演会】
「道正遺跡と岡崎遺跡の発掘調査概要と企画展の見どころ」
日時:10月5日(土)13:30~15:00
講師:髙橋保雄(新潟市文化財センター)
定員:会場 先着60名(申込み不要)
   オンライン配信 先着100名(申込み必要)
会場:新潟市文化財センター
オンライン配信申し込み方法:イベント詳細URL参照
主催新潟市文化財センター
連絡先
新潟市文化財センター
新潟市西区木場2748-1
TEL:025-378-0480
メール:bunkazai@city.niigata.lg.jp
このエントリーをはてなブックマークに追加