論文 陵墓制札の変遷とその意義
Changes in imperial tomb regulatory signs and their significance

辰巳 俊輔 ( TATSUMI Shunsuke )
陵墓の拝所付近に設置されている制札について,その初現である江戸時代から現代に至るまでの文言,形状,設置位置の変遷を各種史料に基づき検討した。その結果,江戸時代以前と明治時代以降とでは全く異なる様相であることが判明し,その背景として,江戸時代以前は周知の対象が地域住民であったものが,明治時代以降は国内外からの来訪者に変化したことに起因することを指摘した。制札は明治政府が統治の根幹的概念である万世一系を視覚的に示す構造物として設置され,陵墓の荘厳化にも寄与したものであると論じた。
辰巳俊輔 2023「論文 陵墓制札の変遷とその意義」 『考古学研究』 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/127636
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史跡・遺跡種別
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学問種別 考古学
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総覧登録日 : 2025-08-11
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