第Ⅴ章 松林 流し面B遺跡
田中 万智
近現代の開発に伴う削平・攪乱を受けている地点が多かったが、古代を中心とした遺構・遺物が複数確認された。公共下水道の布設に関連する遺跡調査は、その特性上調査区の幅が狭いこともあり、遺構の全容を把握することが難しい。しかし、延長距離が長いため遺構・遺物の分布状況を詳細に把握することができる。今回の調査では、特に三浦型甕として分類される類製塩土器の出土と弥生時代中期頃の土器片出土が極めて大きい意義を持つものであった。
田中万智 2025「第Ⅴ章 松林 流し面B遺跡」 『公共下水道布設関連遺跡調査報告Ⅲ』茅ヶ崎市埋蔵文化財調査報告
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/article/127182
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