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史跡伯耆国府跡国庁跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/75289
For Citation 倉吉市教育委員会 2008 『倉吉市文化財調査報告書130:史跡伯耆国府跡国庁跡発掘調査報告書』倉吉市教育委員会
倉吉市教育委員会 2008 『史跡伯耆国府跡国庁跡発掘調査報告書』倉吉市文化財調査報告書130
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=廣幸|last=眞田|first2=哲哉|last2=森下|first3=智津子|last3=根鈴|first4=文雄|last4=松之舎|first5=拓也|last5=岡平|title=史跡伯耆国府跡国庁跡発掘調査報告書|origdate=2008-03-21|date=2008-03-21|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/75289|location=鳥取県倉吉市葵町722|ncid=BA86821547|series=倉吉市文化財調査報告書|volume=130}} 閉じる
File
Title 史跡伯耆国府跡国庁跡発掘調査報告書
Participation-organizations 倉吉市 - 鳥取県
Alternative しせきほうきこくふあと こくちょうあと はっくつ ちょうさ ほうこくしょ
Subtitle
Volume 第8次~第11次
Series 倉吉市文化財調査報告書
Series Number 130
Author
Editorial Organization
倉吉市教育委員会
Publisher
倉吉市教育委員会
Publish Date 20080321
Publisher ID 31203
ZIP CODE 6828611
TEL 0858224419
Aaddress 鳥取県倉吉市葵町722
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 伯耆国府跡国庁跡(第8~11次)
Site Name Transcription ほうきこくふあとこくちょうあと
Order in book 1
Address 倉吉市国府字三谷、国分寺字宮ノ前、宮ノ峯、宮ノ平、宮谷頭
Address Transcription くらよししこうあざさんだに、こくぶんじあざみやのまえ、みやのみね、みやのひら、みやだにがしら
City Code 31203
Site Number 6HHM・8~11
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 352552
East Longitude (WGS) 1334707
Dd X Y 35.431111 133.785277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20030609-20030911
20041108-20050217
20051117-20060310
20061026-20070302
Research Space
444
647
613.6
394
Research Causes 史跡内容確認
OverView
Site Type
官衙
Main Age
奈良
平安
Main Features
掘立柱建物
柵列
土壙
道路遺構
Main Foundings
軒平瓦
丸瓦
平瓦
土師器
須恵器
陶硯
墨書土器
緑釉陶器
土馬
鉄滓
鞴羽口
坩堝
砥石
刀金具
刀子
古銭
石帯
Remark 従来言われてきた二重構造の外郭西地区・北地区及び張り出し部分の内容を確認するためトレンチ調査した。西地区では外郭西限溝の西外にも区画溝、掘立柱建物が広がること、北地区では、北地区の東限を区画する可能性のある溝、掘立柱建物を、張り出し部では東を区画する溝を、南地区では南限を区画する溝を確認した。
Abstract  外郭西地区では、西方官衙と呼ばれる区画溝を持った建物群が知られているが、今回の調査ではその西外にさらに南北に延びる区画溝が、その西に正方位の建物が広がる。西外北側では地形に沿った方位をとる建物群が確認され、周辺で土馬片が出土している。南北に延びる区画溝は外郭域を全て縦断するものは無く、また西方官衙の南区画溝は、想定位置に溝ではなく建物を確認したことから、従来の説では理解し難い遺構配置である。
 北地区においては、西と同じく北方官衙と呼ばれる区画があるが、今回の調査でその東限を区画する可能性のある溝を確認した。外郭北限を区画する東西溝は北方官衙東限溝と交わる位置で途切れている。北方官衙西限溝の可能性がある南北溝は、これらの区画溝と形態が違うため、北方官衙及び外郭北限においても、遺構配置等を再検討する必要がある。
 張り出し部では、東限の区画溝が他地区と異なり東に大きく角度を振り、周辺から出土した遺物も新相を示す。
 南地区では想定位置で南限区画溝を確認したが、この溝も途中で途切れる形で、遺跡東限では確認されていない。
 これらのことから「外郭」「張り出し部」等について見直しの必要性が出てきたと考えられる。

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