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小ブケ遺跡(第3次)発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/54357
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.54357
For Citation 三重県埋蔵文化財センター 2019 『三重県埋蔵文化財調査報告383:小ブケ遺跡(第3次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2019 『小ブケ遺跡(第3次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財調査報告383
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File
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Title 小ブケ遺跡(第3次)発掘調査報告
Participation-organizations 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
Store Page https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
Alternative こぶけいせき(だい3じ)はっくつちょうさほうこく
Subtitle 津市安濃町内多
Volume
Series 三重県埋蔵文化財調査報告
Series Number 383
Author
Editorial Organization
三重県埋蔵文化財センター
Publisher
三重県埋蔵文化財センター
Publish Date 20190315
Publisher ID 24000
ZIP CODE 5150325
TEL 0596521732
Aaddress 三重県多気郡明和町竹川503
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 小ブケ遺跡 第3次
Site Name Transcription こぶけいせき
Order in book 1
Address 津市安濃町内多
Address Transcription つしあのうちょううちだ
City Code 24201
Site Number f618
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 344539
East Longitude (WGS) 1362801
Dd X Y 34.760833 136.466944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20170803-20171109
Research Space
235
Research Causes 平成29年度中勢沿岸流域下水道安濃北幹線 (第3工区)管渠工事
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
平安
鎌倉
Main Features
竪穴住居
土坑
自然流路
柱列
Main Foundings
弥生土器
土師器
須恵器
砥石
石杵
植物遺体(稲穂)
黒色土器
灰釉陶器
Remark 古墳時代初頭-前期の稲穂塊が出土
Abstract  調査では自然流路が多く検出されたが、層位的な調査・検討と、自然科学分析の成果によって、弥生時代終末期~古墳時代前期前葉や古墳時代前期後葉~中期前葉に流路の活動が活発化し、古墳時代中期以降には流水が静穏化し飛鳥時代までには埋没していくという、当該地域における地形環境の変化が明らかになった。
 一方、調査区の北端部付近では弥生時代中期中葉や古墳時代前期の竪穴建物が検出され、遺跡北東部の微高地を中心に弥生~古墳時代の集落が形成されていたことが判明した。
 遺物としては、流路下層から出土した古墳時代初頭~前期のものと思われる稲穂塊が特筆される。脱穀前の稲穂が多数固まって炭化した状態で出土しており、付近における水田ないし倉庫の存在を示すと思われる。この時期の稲穂塊の出土例としては、全国的にも貴重な事例となった。
 このほか、縄文時代後期の土器が弥生時代以降の遺構面の基盤層中から出土している。明確な遺構は確認できなかったが、ほぼ1個体分の土器片が面的に広がって検出された。沖積地における、当該期の人間活動の一端を示すものといえる。

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