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大木囲貝塚

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/3957
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.3957
For Citation 七ヶ浜町教育委員会 2013 『七ヶ浜町文化財調査報告書10:大木囲貝塚』七ヶ浜町教育委員会
七ヶ浜町教育委員会 2013 『大木囲貝塚』七ヶ浜町文化財調査報告書10
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=正樹|last=田村|title=大木囲貝塚|origdate=2013-07-30|date=2013-07-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/3957|location=宮城県宮城郡七ヶ浜町東宮浜字丑谷辺5-1|ncid=BB14146118|doi=10.24484/sitereports.3957|series=七ヶ浜町文化財調査報告書|volume=10}} 閉じる
File
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Title 大木囲貝塚
Participation-organizations 七ヶ浜町 - 宮城県
Alternative だいぎがこいかいづか
Subtitle 災害復旧に伴う東貝層発掘調査報告書
Volume
Series 七ヶ浜町文化財調査報告書
Series Number 10
Author
Editorial Organization
七ヶ浜町教育委員会
Publisher
七ヶ浜町教育委員会
Publish Date 20130730
Publisher ID 044041
ZIP CODE 985577
TEL 0223655567
Aaddress 宮城県宮城郡七ヶ浜町東宮浜字丑谷辺5-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 大木囲貝塚
Site Name Transcription だいぎがこいかいづか
Order in book
Address 宮城県宮城郡七ヶ浜町東宮浜字東大木ほか
Address Transcription みやぎけんみやぎぐんしちがはままちとうぐうはまあざひがしだいぎほか
City Code 04404
Site Number 20006
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 381815
East Longitude (WGS) 1410240
Dd X Y 38.304166 141.044444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20120605-20121222
Research Space
A地点 20
B地点 16.2
Research Causes 災害(豪雨による斜面崩落)復旧
OverView
Site Type
集落
貝塚
Main Age
縄文
Main Features
遺物包含層(混貝土層)
土壙墓1
土坑
Main Foundings
縄文土器(大木1~3式)
石器(けつ状耳飾)
骨角製品(骨製櫛・釣針)
動物遺存体
Remark 縄文前期前葉の遺物包含層を検出。これに隣接して土壙墓を検出。土壙墓内から全身骨格残存する人骨出土。
Abstract 大木囲貝塚は、宮城県中央部、松島湾を望む標高約38m の丘陵上に立地する、縄文時代前期前葉から後期初頭の大規模な貝塚・集落跡である。東北地方中・南部(陸前地方)における縄文時代前期・中期の土器型式である「大木式土器」の標式遺跡として知られ、昭和43(1968)年には国史跡の指定を受けている。
(1)丘陵東側斜面とその周囲の平坦面から縄文時代前期前葉の遺物包含層(混貝土層)と土壙墓、土坑が検出された。丘陵東側斜面は相対的に縄文前期を主体とする貝層、遺物包含層が残存することが過去の調査から判明していたが、今回もこれを裏付ける成果であった。また、調査区からは昭和24年の伊東信雄氏による調査地点(イ地点)と考えられる箇所も確認した。
(2)出土遺物は、縄文土器、石器、石製品、骨格製品、動物遺存体、人骨である。縄文土器は大木2式主体として、大木1~3式が出土している。石製品はけつ状耳飾りの欠損品、骨格製品は櫛・針・釣針が出土した。櫛はシカの中手骨または中足骨を加工した刻歯式で、基部には三角形状の刻みや円孔による装飾が施されている。
(3)遺物包含層西側の平坦面から土壙墓を検出し、土壙墓内から全身骨格が残存する人骨出土した。副葬品等は確認できなかったが、放射性炭素年代測定により、遺物包含層よりやや新しい、縄文時代前期前葉から中葉の年代が得られている。

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