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宝田遺跡3

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23049
DOI 2D code
2D Code download
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23049
For Citation 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2018 『新潟県埋蔵文化財調査報告書273:宝田遺跡3』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2018 『宝田遺跡3』新潟県埋蔵文化財調査報告書273
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File
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Title 宝田遺跡3
Participation-organizations 新潟県 - 新潟県
Alternative たからだいせきさん
Subtitle 一般国道8号柏崎バイパス関係発掘調査報告書
Volume 13
Series 新潟県埋蔵文化財調査報告書
Series Number 273
Author
Editorial Organization
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
Publisher
新潟県教育委員会
Publish Date 20180316
Publisher ID 15100
ZIP CODE 9560845
TEL 0250253981
Aaddress 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 宝田遺跡
Site Name Transcription たからだいせき
Order in book
Address 新潟県柏崎市宝田30-1ほか
Address Transcription にいがたけんかしわざきしたからだ
City Code 15205
Site Number 1000
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 372243
East Longitude (WGS) 1383518
Dd X Y 37.378611 138.588333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20160511-20161114
Research Space
11840
Research Causes 一般国道8号柏崎バイパス建設
OverView
Site Type
田畑
Main Age
古代(細分不明)
Main Features
Main Foundings
土師器
須恵器
Remark
Site Type
田畑
Main Age
中世(細分不明)
Main Features
水田区画(畦畔
水田面)
土坑
Main Foundings
土師器
青磁
白磁
瀬戸美濃焼
珠洲焼
銭貨(渡来銭
鐚銭)
木製品(木札
曲物側板
板)
Remark 13世紀後半~15世紀
14〜15世紀にかけて、水田が断続的に営まれた。最後に築かれた水田は、洪水災害により埋積しており、遺依存状態が良好であった。
Site Type
田畑
Main Age
近世(細分不明)
Main Features
Main Foundings
陶磁器
土人形
煙管
銭貨
鉛弾
木製品(漆器)
Remark 17世紀後半~18世紀初頭、18世紀後半~19世紀前半
土石流堆積物から、弥生時代・古墳時代・古代・中世の遺物とともに、近世の遺物が出土した。
Abstract  今回は、当遺跡の3回目の発掘調査となる。調査対象とした7区では上層・下層の2面、8区では上層・中層・下層の3面で遺構を検出した。各面の年代は、出土遺物や放射性炭素年代測定の結果を踏まえて決定した。7区の上層が15世紀以前、下層が13世紀後半以降、8区の上層が15世紀後半以降、中層・下層が14世紀前半以降である。このうち7区上層・下層、8区上層・下層では、水田区画を検出した。断続的に水田耕作が行われた生産遺跡と評価できる。区画はおおむね東西南北方向を意識していたが、水路は地形に応じて掘削されたようである。幹線水路には堰や溜井が設けられていた。
 出土遺物の多くは、古代(9世紀)と中世(13世紀後半〜15世紀)のものである。このほか近世の水路からは、弥生時代・古墳時代・近世の遺物も出土した。
 7区・8区とも、上層の廃絶時には大規模な洪水災害に見舞われていた。その後、水田が再開発されるのは近世に入ってからで、このときに掘削された水路が現代まで継続利用されており、現代の水田の礎になっていると考えられた。

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