原宿町東谷遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/143072
引用表記 公益財団法人かながわ考古学財団 2024 『かながわ考古学財団調査報告343:原宿町東谷遺跡』公益財団法人かながわ考古学財団
公益財団法人かながわ考古学財団 2024 『原宿町東谷遺跡』かながわ考古学財団調査報告343
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ファイル
書名 原宿町東谷遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな はらじゅくちょうひがしやといせき
副書名 国道468号(高速横浜環状南線横浜市戸塚地区)建設事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 343
編著者名
編集機関
公益財団法人かながわ考古学財団
発行機関
公益財団法人かながわ考古学財団
発行年月日 20240925
作成機関ID
郵便番号 2320033
電話番号 0452528689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 原宿町東谷遺跡
遺跡名かな はらじゅくちょうひがしやといせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県横浜市戸塚区原宿二丁目572-3他
所在地ふりがな かながわけんよこはましとつかくはらじゅくにちょうめ572-3ほか
市町村コード 14110
遺跡番号 194
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352243
東経(世界測地系)度分秒 1393048
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.378611 139.513333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191110-20200229
20200316-20200331
20200516-20201115
調査面積(㎡)
2313
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
その他の生産遺跡
その他
時代
近世(細分不明)
主な遺構
土坑18
溝状遺構8
竪穴状遺構1
耕作址7
ピット11
主な遺物
陶磁器
かわらけ
土製品
金属製品
石製品
特記事項 遺物は18世紀代以降の肥前・瀬戸美濃・京都信楽・常滑・堺等の陶磁器を中心としている。
種別
散布地
その他
時代
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶器
かわらけ
研磨陶片
特記事項 遺物は15・16世紀代の瀬戸美濃系や、常滑窯の陶器など。かわらけも同時期の中型・小型品がみられる。
種別
集落
その他
時代
奈良
平安
主な遺構
土坑3
溝状遺構3
ピット15
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
特記事項 須恵器は8世紀前半か、灰釉陶器9世紀末~10世紀前半代。
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑2
集石1
ピット14
主な遺物
土器
石器
特記事項 土器は遺構外より中期後葉~後期を中心とした破片が出土。
要約  原宿町東谷遺跡は、横浜市域の南西部、柏尾川と境川に挟まれた丘陵上の斜面地に立地し、縄文時代~近世の遺構・遺物や、中世の遺物など複数の時代にわたり確認した遺跡である。調査地はJR大船駅の北西約2.0㎞、国道1号の原宿交差点より東約750mに位置する。近世では土坑や溝状遺構・竪穴状遺構など様々な種別の遺構を検出し、集落周辺の耕作地として畑作に利用したものと考えられる。近世の遺物は18世紀代以降の肥前系・瀬戸美濃系を中心とした陶磁器類、かわらけ等が出土している。中世の遺物は、15~16世紀代の瀬戸美濃系や常滑窯の陶器類・かわらけ等がが出土した。奈良・平安時代では、斜面地全体に土坑、溝状遺構、ピット群が不規則に展開し、集落外縁~周辺域の様相の一部を明らかにすることが出来た。縄文時代では、土坑、集石、ピットがより散漫な状況で検出され、遺構外からは前期諸磯式や中期後葉~後期前半の土器が出土している。本遺跡では、緩斜面上の土地がどのように利用されてきたか、時代毎の変遷が窺われ、横浜市域南西部地域において複数の時代・時期にわたり展開する遺構群の様相を解明していく上で、貴重な資料の一つとして評価できる。

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