河村新城跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/143067
引用表記 公益財団法人かながわ考古学財団 2023 『かながわ考古学財団調査報告338:河村新城跡』公益財団法人かながわ考古学財団
公益財団法人かながわ考古学財団 2023 『河村新城跡』かながわ考古学財団調査報告338
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ファイル
書名 河村新城跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな かわむらしんじょうあと
副書名 新東名高速道路(山北地区)建設事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 338
編著者名
編集機関
公益財団法人かながわ考古学財団
発行機関
公益財団法人かながわ考古学財団
発行年月日 20230926
作成機関ID
郵便番号 2320033
電話番号 0452528689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 河村新城跡
遺跡名かな かわむらしんじょうあと
本内順位
遺跡所在地 神奈川県足柄上郡山北町川西字モチアキド1051-イ-7外
所在地ふりがな かながわけんあしがらかみぐんやまきたまちかわにしあざもちあきど1051-い-7ほか
市町村コード 143642
遺跡番号 15
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352234
東経(世界測地系)度分秒 1390133
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.376111 139.025833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20181217-20210331
調査面積(㎡)
25498
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
城館
時代
近世(細分不明)
主な遺構
畝状遺構8
硬化面3
石列1
溝状遺構1
焼土範囲2
ピット列1
ピット5
土坑14
集石遺構7
主な遺物
陶器
磁器
石製品
金属製品
銭貨
特記事項 宝永火山灰下の耕作跡を確認。ピットから炭化した栽培植物遺存体を抽出。
種別
城館
時代
中世(細分不明)
主な遺構
曲輪21
堀8
橋5
切土1
虎口2
門2
掘建柱建物跡10
炉5
ピット列12
溝3
石組溝1
敷石遺構3
石列3
焼土範囲15
炭化物範囲21
ピット210
土坑170
主な遺物
陶磁器
土器
土製品
金属製品
石製品
銭貨
木製品
特記事項 中世後期と考えられる曲輪・堀・橋・虎口・掘建柱建物跡・ピット列・ピット・土坑等を確認。
種別
城館
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
土器
石器
特記事項
要約  河村新城跡は足柄上郡山北町に所在し、丹沢山地の南縁部西端の丘陵上に位置する縄文時代、中世、近世の遺跡である。近世では『新編相模国風土記稿』にも記述された、山畑の一部と思われる畝状遺構を確認した。中世では曲輪、堀、橋などを備えた城郭遺構を確認し、丘陵部分を大きく改変していることが判明した。曲輪内からは出入口である虎口のほか、掘建柱建物跡、ピット列、敷石遺構、土坑、ピットなど、城兵が駐屯するための施設を検出した。また、遺構内の土壌を水洗選別した結果、兵糧の一部と考えられる炭化したコメやムギなどの穀物類のほか、副菜として供されたと考えられる動物骨も抽出した。縄文時代からは草創期から後期までの遺物が出土した。これまで周辺では草創期や早期に遡る調査事例は少なく、まとまった資料を得ることが出来た。

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