入龍遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/142173
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.142173
引用表記 日田市教育庁文化財保護課 2025 『日田市埋蔵文化財調査報告書第146集:入龍遺跡』日田市教育委員会
日田市教育庁文化財保護課 2025 『入龍遺跡』日田市埋蔵文化財調査報告書第146集
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書名 入龍遺跡
発行(管理)機関 日田市 - 大分県
書名かな いりりゅういせき
副書名
巻次
シリーズ名 日田市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 第146集
編著者名
編集機関
日田市教育庁文化財保護課
発行機関
日田市教育委員会
発行年月日 20250331
作成機関ID 44204
郵便番号 8778601
電話番号 0973247171
住所 大分県日田市田島2-6-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 入龍遺跡
遺跡名かな いりりゅういせき
本内順位
遺跡所在地 大分県日田市大字竹田
所在地ふりがな おおいたけんひたしおおあざたけだ
市町村コード 44204
遺跡番号 204249
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331846
東経(世界測地系)度分秒 1305617
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.312777 130.938055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20040615-20040818
調査面積(㎡)
425
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
カマド
土坑
遺物包含層
主な遺物
弥生土器
土師器
特記事項 倒置された甕やミニチュア土器出土。水辺の祭祀痕か。
要約  入龍遺跡は筑後川上流域にある日田盆地の中央やや東寄り、筑後川(日田盆地内では三隈川)の右岸、筑後川から約500 m北の標高約86 mの沖積微高地上に位置する。調査地は従前は水田であったが、周辺は宅地化されている。
 公民館建設に伴う今回の調査では、弥生時代中~後期と古墳時代中期後半という2 時期の遺物包含層とそれに掘り込まれたカマド2 基・土坑2 基が確認された。
 カマドは川原石を用いたもので、内部に炭混じりの土が見られたことからカマドと判断したが、そのカマドが伴うべき竪穴建物は検出できなかった。土坑は倒置された甕を伴うものがあり、その周辺ではミニチュア土器が出土したことから、祭祀が行われた可能性が考えられる。
 自然科学分析では河川氾濫による堆積物でこの地が形成され、古墳時代の層では植物珪酸体が検出されるものの数が少ないことから生産性が低かった可能性が指摘されている。筑後川の洪水の影響を強く受けながら微高地が形成され、古墳時代中期後半には人が生活できる環境にあったものの、生産性の低さから集落は短期に終わったものと考えられる。

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