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弥永原

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122639
DOI 2D code
2D Code download
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122639
For Citation 福岡市教育委員会 2022 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1466:弥永原』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2022 『弥永原』福岡市埋蔵文化財調査報告書1466
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=猛雄|last=久住|title=弥永原|origdate=2022-03-24|date=2022-03-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122639|location=福岡市中央区天神1丁目8-1|ncid=BC16151466|doi=10.24484/sitereports.122639|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1466}} 閉じる
File
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
Title 弥永原
Participation-organizations 福岡市 - 福岡県
Alternative やながばる
Subtitle 弥永原遺跡第18次調査の報告
Volume 10
Series 福岡市埋蔵文化財調査報告書
Series Number 1466
Author
Editorial Organization
福岡市教育委員会
Publisher
福岡市教育委員会
Publish Date 20220324
Publisher ID 40130
ZIP CODE 8108621
TEL 0927114667
Aaddress 福岡市中央区天神1丁目8-1
Report Type Codes
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
NII Type Research Paper
Research Report 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
NCID
JP Number
Other Resource
Remark
Articles
Site
Site Name 弥永原遺跡 第18次
Site Name Transcription やながばる
Order in book
Address 福岡市南区曰佐3丁目42番1
Address Transcription ふくおかしみなみくおさ3ちょうめ42ばん1
City Code 40134
Site Number 0105
North Latitude (JGD)
East Longitude (JGD)
North Latitude (WGS) 333150
East Longitude (WGS) 1302626
Dd X Y 33.530555 130.440555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
Research Period
20200824-20201029
Research Space
272.25
Research Causes 学生寮建設工事
OverView
Site Type
集落
Main Age
弥生
古墳
飛鳥白鳳
鎌倉
室町
江戸
Main Features
土坑
土壙墓
足元掘込土壙墓
焼土坑
掘立柱建物
柱穴
落込み(谷状)遺構
Main Foundings
縄文土器
弥生土器
古式土師器
土師器
須恵器
中世瓦質土器
肥前系近世陶磁器
近世土師質土器
土製品
Remark
Abstract 遺構の遺存状況などを見ると、本来は西側が高かったと考えられるが、西側は顕著に削平されているとみられる。遺構は、主に調査区の東半分で認められ、旧地形も東側が低く削平度が西側より少ないと推定された。また東部は落込み状になっており、谷頭地形とみられる。多くは中小のピット群であり、ピットの土色ごとに整理すると建物として並びそうなものが多数あり、多くは柱穴と考えられる。多くは図上復元であるが、ピット覆土の同一性などを根拠に、25棟前後の掘立柱建物を復元した。ただし出土遺物が僅少であり、時期不明なものが多い。しかしながら柱穴覆土土色やわずかな出土遺物から、弥生時代から中世までの各時期に及ぶと考えられる。また、土坑を8基検出した。土坑の中には、木棺墓の可能性があるものが1基、足元掘込土壙墓の可能性があるものが2基、土壙墓の可能性があるものが1基、焼土坑とみられるものが1基あった。3基は性格不明土坑である。いずれの遺構も出土遺物が無いか僅少であるが、出土遺物があるものでは、推定土壙墓の1基は古墳時代前期とみられ、足元掘込土壙墓は類例から弥生時代後期であろう。
出土遺物は、パンケース1箱のみで、弥生土器(中期~後期)、古墳時代前期、須恵器、中世土器などの破片がある。遺物出土の僅少さから、遺跡の縁辺部分を検出したものとみられるものの、各時代に性格不明ながら掘立柱建物が営まれていたことも判明した。

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