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朝酌矢田Ⅱ遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129508
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.129508
引用表記 島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2022 『斐伊川水系大橋川河川改修に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書3:朝酌矢田Ⅱ遺跡』島根県教育委員会
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター 2022 『朝酌矢田Ⅱ遺跡』斐伊川水系大橋川河川改修に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書3
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書名 朝酌矢田Ⅱ遺跡
発行(管理)機関 島根県教育庁 - 島根県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.shimane.lg.jp/life/bunka/bunkazai/kyokai/syuppannbutu.html
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな あさくみやだにいせき
副書名
巻次
シリーズ名 斐伊川水系大橋川河川改修に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 3
編著者名
編集機関
島根県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行機関
島根県教育委員会
発行年月日 20220831
作成機関ID
郵便番号 6900131
電話番号 0852368608
住所 島根県松江市打出町33
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されていない(発掘調査報告書総目録の掲載対象外)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 総括
英語タイトル
著者
岩崎 孝平
ページ範囲 117 - 129
NAID
都道府県 島根県
時代 古墳 飛鳥白鳳 奈良
文化財種別
史跡・遺跡種別 交通 古墳
遺物(材質分類) 石器 土器 木製品
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 朝酌矢田Ⅱ遺跡
遺跡名かな あさくみやだにいせき
本内順位
遺跡所在地 島根県松江市朝酌町
所在地ふりがな しまねけんまつえしあさくみちょう
市町村コード 32201
遺跡番号 D119
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352712
東経(世界測地系)度分秒 1330611
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.453333 133.103055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190617-20191129
20200610-20201218
調査面積(㎡)
2602
調査原因 河川改修
遺跡概要
種別
交通
古墳
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
主な遺構
古墳
礫敷遺構
主な遺物
須恵器
土師器
木製品
陶磁器
特記事項 『出雲国風土記』に記載される「朝酌渡」と関連する礫敷遺構を検出。
要約 朝酌矢田Ⅱ遺跡は、大橋川が最も河川幅員を狭める北岸に位置し、北側には低丘陵が迫る。『出雲国風土記』島根郡条に「朝酌促戸」として登場する地域である。奈良時代においては、出雲国庁から隠岐国へ至る古代官道「枉北道」が縦断し、水陸両交通の要衝であったことが知られている。遺跡北側の低丘陵では小規模な方墳が2基検出され、河川に面する低地では古代の礫敷遺構が2箇所で確認された。後者は、『出雲国風土記』記載の渡し場「朝酌渡」に関連する施設である可能性が高いことが明らかとなった。古代官道に伴う渡し場の発見は全国的にも希少であり、古代の交通や土木技術を考える上で注目される。またこうした成果は、考古学・古代史研究に大きく寄与するだけでなく、古代出雲の実態を把握する上でも重要な成果といえる。

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