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下矢井南第3〜5号古墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27509
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.27509
引用表記 公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2014 『公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書62:下矢井南第3〜5号古墳』公益財団法人広島県教育事業団
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2014 『下矢井南第3〜5号古墳』公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書62
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書名 下矢井南第3〜5号古墳
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな しもやいみなみだい3~5ごうこふん
副書名 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 ; 34
巻次
シリーズ名 公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 62
編著者名
編集機関
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
公益財団法人広島県教育事業団
発行年月日 20140324
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下矢井南第3号古墳
遺跡名かな しもやいみなみだい3ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市矢井字西見山敷地字北野山
所在地ふりがな ひろしまけんみよししやいあざにしみやましきじあざきたのやま
市町村コード 34209
遺跡番号 34584-143
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344409
東経(世界測地系)度分秒 1325823
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.735833 132.973055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20071009-20071221
調査面積(㎡)
1,520
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳
主な遺物
鉄斧
特記事項 周溝内土坑
遺跡名 下矢井南第4号古墳
遺跡名かな しもやいみなみだい4ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市矢井字西見山敷地字北野山
所在地ふりがな ひろしまけんみよししやいあざにしみやましきじあざきたのやま
市町村コード 34209
遺跡番号 34584-144
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344409
東経(世界測地系)度分秒 1325823
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.735833 132.973055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20071009-20071221
調査面積(㎡)
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳
主な遺物
土師器・鉄器(剣・刀・斧・鎌・刀子)・竪櫛・筒形石製品
特記事項 筒形石製品・破断鉄器・鉄斧の複数副葬・竪櫛
遺跡名 下矢井南第5号古墳
遺跡名かな しもやいみなみだい5ごうこふん
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市矢井字西見山
所在地ふりがな ひろしまけんみよししやいあざにしみやま
市町村コード 34209
遺跡番号 34584-145
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344409
東経(世界測地系)度分秒 1325823
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.735833 132.973055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20071009-20071221
調査面積(㎡)
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳
主な遺物
土師器
特記事項
要約 [下矢井南第3号古墳 要約]
下矢井南第3〜5号古墳は,矢井川沿いの丘陵上に立地する下矢井南古墳群の支群であり,最高所に位置する第4号古墳を中心とした3基構成の古墳群である。第4号古墳は直径18.8mの円墳で,墳頂部でほぼ並列する埋葬施設1〜4を,墳丘西裾部で埋葬施設5を検出した。いずれも割竹形木棺と推定され,埋葬施設1〜3は粘土槨,埋葬施設4・5は木棺直葬である。埋葬施設1〜4から共通して竪櫛が出土したほか,埋葬施設1〜3から刀剣類や鉄斧・鉄鎌・刀子などの農工具が出土した。また,盗掘坑においても刀剣類や農工具,筒形石製品が出土しており,遺物や埋葬施設の様相から4世紀末〜5世紀初頭にかけて築造されたと考えられる。第3・5号古墳は,第4号古墳に後続して築造された直径9.3〜10.5mの円墳で,自然流失や盗掘によって埋葬施設は失われていた。第3号古墳では周溝の東及び南東の底面で埋土に炭化物を含む土坑2基を検出したほか,周溝埋土から鉄斧が出土した。
[下矢井南第4号古墳 要約]
下矢井南第3〜5号古墳は,矢井川沿いの丘陵上に立地する下矢井南古墳群の支群であり,最高所に位置する第4号古墳を中心とした3基構成の古墳群である。第4号古墳は直径18.8mの円墳で,墳頂部でほぼ並列する埋葬施設1〜4を,墳丘西裾部で埋葬施設5を検出した。いずれも割竹形木棺と推定され,埋葬施設1〜3は粘土槨,埋葬施設4・5は木棺直葬である。埋葬施設1〜4から共通して竪櫛が出土したほか,埋葬施設1〜3から刀剣類や鉄斧・鉄鎌・刀子などの農工具が出土した。また,盗掘坑においても刀剣類や農工具,筒形石製品が出土しており,遺物や埋葬施設の様相から4世紀末〜5世紀初頭にかけて築造されたと考えられる。第3・5号古墳は,第4号古墳に後続して築造された直径9.3〜10.5mの円墳で,自然流失や盗掘によって埋葬施設は失われていた。第3号古墳では周溝の東及び南東の底面で埋土に炭化物を含む土坑2基を検出したほか,周溝埋土から鉄斧が出土した。 
[下矢井南第5号古墳 要約]
下矢井南第3〜5号古墳は,矢井川沿いの丘陵上に立地する下矢井南古墳群の支群であり,最高所に位置する第4号古墳を中心とした3基構成の古墳群である。第4号古墳は直径18.8mの円墳で,墳頂部でほぼ並列する埋葬施設1〜4を,墳丘西裾部で埋葬施設5を検出した。いずれも割竹形木棺と推定され,埋葬施設1〜3は粘土槨,埋葬施設4・5は木棺直葬である。埋葬施設1〜4から共通して竪櫛が出土したほか,埋葬施設1〜3から刀剣類や鉄斧・鉄鎌・刀子などの農工具が出土した。また,盗掘坑においても刀剣類や農工具,筒形石製品が出土しており,遺物や埋葬施設の様相から4世紀末〜5世紀初頭にかけて築造されたと考えられる。第3・5号古墳は,第4号古墳に後続して築造された直径9.3〜10.5mの円墳で,自然流失や盗掘によって埋葬施設は失われていた。第3号古墳では周溝の東及び南東の底面で埋土に炭化物を含む土坑2基を検出したほか,周溝埋土から鉄斧が出土した。 

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