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押出遺跡第4・5次発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/14928
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.14928
引用表記 公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2014 『山形県埋蔵文化財センター調査報告書212:押出遺跡第4・5次発掘調査報告書』公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター 2014 『押出遺跡第4・5次発掘調査報告書』山形県埋蔵文化財センター調査報告書212
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書名 押出遺跡第4・5次発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)山形県埋蔵文化財センター - 山形県
書名かな おんだしいせきだい4・5じはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 山形県埋蔵文化財センター調査報告書
シリーズ番号 212
編著者名
編集機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人山形県埋蔵文化財センター
発行年月日 20140331
作成機関ID
郵便番号 9993246
電話番号 0236725301
住所 山形県上山市中山字壁屋敷5608番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 押出遺跡 第4・5次
遺跡名かな おんだしいせき
本内順位
遺跡所在地 山形県東置賜郡高畠町大字深沼字押出
所在地ふりがな やまがたけんひがしおきたまぐんたかはたまちおおあざふかぬまあざおんだし
市町村コード 063819
遺跡番号 381-313
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 380147
東経(世界測地系)度分秒 1401016
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 38.029722 140.171111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20111003-20111118
20121015-20121220
調査面積(㎡)
1795
調査原因 国営かんがい排水事業(米沢平野二期)
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
盛土遺構4
流路1
柱穴2
ピット
炭化物集中地点2
石器集中地点1
主な遺物
縄文土器
彩漆土器
石器
玦状耳飾
石棒
岩板
異形石器
木製品
木胎漆器
篦状木製品
タモ状木製品
木柱
クッキー状炭化物
樹皮
種子
昆虫
特記事項  押出遺跡は縄文時代前期後半の大木4式期に限定される、低湿地に営まれた集落跡である。地表下約2mの地点で遺物包含層が検出され、第4次調査では転ばし根太を伴う盛土遺構や流路、第5次調査では木柱群や石器集中地点、クッキー状炭化物を伴う炭化物集中地点などが検出されている。出土遺物は、遺物包含層からの出土が大半で、多量の土器・石器に加えて、彩漆土器・木胎漆器・篦状木製品・タモ状木製品・玦状耳飾・押出型ポイント・異形石器・自然遺物などの希少な遺物が出土した。縄文土器は大木4式期に限られるが、大木4式期のほかに関東地方の諸磯b式・浮島Ⅱ式土器や、北陸地方の影響を受けた羽状縄文をもつ土器など、他地域との交流をうかがわせる資料が出土している。1つの土器形式という限定的な期間の中で、転ばし根太を伴う盛土を築くことによって低湿地という特殊な環境下に適応した人々の生活の一端をうかがうことが出来る。

主な時代:縄文前期
要約

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