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二戸市長瀬C遺跡・長瀬D遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/52794
引用表記 財団法人岩手県埋蔵文化財センター 1981 『岩手県埋文センター文化財調査報告書22:二戸市長瀬C遺跡・長瀬D遺跡』財団法人岩手県埋蔵文化財センター
財団法人岩手県埋蔵文化財センター 1981 『二戸市長瀬C遺跡・長瀬D遺跡』岩手県埋文センター文化財調査報告書22
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ファイル
書名 二戸市長瀬C遺跡・長瀬D遺跡
発行(管理)機関 (公財)岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター - 岩手県
書名かな にのへしながせCいせき・ながせDいいせき
副書名 二戸バイパス関連遺跡発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 岩手県埋文センター文化財調査報告書
シリーズ番号 22
編著者名
編集機関
財団法人岩手県埋蔵文化財センター
発行機関
財団法人岩手県埋蔵文化財センター
発行年月日 19810325
作成機関ID
郵便番号 020-0853
電話番号 0196-35-6622
住所 岩手県盛岡市向中野字向中野39-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 長瀬C遺跡
遺跡名かな ながせCいせき 
本内順位 1
遺跡所在地 岩手県二戸市米沢字長瀬
所在地ふりがな いわてけんにのへしまいざわあざながせ
市町村コード 03213
遺跡番号 IE99-0390
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 401727
東経(世界測地系)度分秒 1411726
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.290833 141.290555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19770529-19771219
調査面積(㎡)
3030
調査原因 二戸バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土坑4
主な遺物
縄文土器(早期)
石匙
凹石
特記事項 岩手県遺跡情報検索システムでは「米沢遺跡群」に含まれる

遺跡名:長瀬C遺跡(米沢遺跡群)
遺跡名かな:ながせCいせき(まいざわいせきぐん)
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
竪穴建物24
主な遺物
土師器(甕
高台杯
甑)
土製紡錘車
土製勾玉
刀子
鋤先
鑷子
鉄鏃
特記事項
種別
不明
時代
中世(細分不明)
主な遺構
溝3
主な遺物
特記事項 時代 : 中世以前
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物9
主な遺物
砥石
刀子
銭貨
陶器皿(瀬戸16世紀)
人型石製品
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
近世(細分不明)
主な遺構
厩3
墓21
主な遺物
銭貨
煙管
角釘
石臼
砥石
漆器
数珠玉
人骨
特記事項 種別 : 生産
種別
不明
時代
不明
主な遺構
土坑9
掘立柱建物3
主な遺物
特記事項
遺跡名 長瀬D遺跡
遺跡名かな ながせDいせき 
本内順位 2
遺跡所在地 岩手県二戸市米沢字長瀬
所在地ふりがな いわてけんにのへしまいざわあざながせ
市町村コード 03213
遺跡番号 IE99-0390
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 401737
東経(世界測地系)度分秒 1411733
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.293611 141.2925
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19770529-19770930
調査面積(㎡)
4200
調査原因 二戸バイパス建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物1
主な遺物
縄文土器(晩期末
早期末から前期初
中期
後期)
石匙
凹石
箆状石器
特記事項 岩手県遺跡情報検索システムでは「米沢遺跡群」に含まれる。縄文時代の面は調査せず保存。

遺跡名:長瀬D遺跡(米沢遺跡群)
遺跡名かな:ながせDいせき(まいざわいせきぐん)
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
遺構なし
主な遺物
弥生土器
特記事項 種別 : 包含地
種別
集落
時代
平安
主な遺構
方形周溝1
竪穴建物5
主な遺物
土師器(杯
甑)
鉄鏃
土製勾玉
土玉
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
土坑2
主な遺物
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
集落
主な遺物
火葬墓1
掘立柱建物1
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物1
主な遺物
自然礫(未加工で使用の石錘)
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
落とし穴1
焼土1
主な遺物
特記事項
要約 [長瀬C遺跡(米沢遺跡群) 要約]
遺跡は東北本線斗米駅から北約0.4kmに位置し、馬淵川左岸の河岸段丘(米沢段丘)上に広がる。調査の結果、縄文時代の土坑4基、奈良時代の竪穴住居24棟、中世の竪穴住居9棟、近世の墓跡21基などが検出された。奈良時代の竪穴住居は十和田a降下火山灰が埋土上位に見られる例が多い。また、カマドは全て北西壁に検出されている。須恵器は出土していない。床の張り床を掘り下げると住居跡を掘り下げた工具の痕跡が検出された。中世の竪穴住居からの出土遺物は多くないが、北宋銭などが出土している。近世の墓跡からは人骨が多く出土し鑑定結果も掲載している。
[長瀬D遺跡(米沢遺跡群) 要約]
遺跡は馬淵川左岸の米沢段丘面上にあり、東北本線北福岡駅の北約3.8kmに位置している。標高は100mほどである。試掘調査の結果、古代と縄文の二つの面が確認されていたが、縄文の面は調査せずに保存することとなった。調査の結果、縄文晩期末の竪穴住居1棟、奈良時代の竪穴住居5棟、中世の竪穴住居1棟などの遺構が検出された。隅丸方形の周溝の中に焼けた人骨が含まれた土坑をもつ火葬墓も検出され、中世以降と考えられる。

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