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報告書種別一覧 > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 中波後山遺跡・宇波ウワノ遺跡・惣領野際遺跡発掘調査報告

中波後山遺跡・宇波ウワノ遺跡・惣領野際遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/16475
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.16475
引用表記 公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所 2016 『富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告68:中波後山遺跡・宇波ウワノ遺跡・惣領野際遺跡発掘調査報告』公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所 2016 『中波後山遺跡・宇波ウワノ遺跡・惣領野際遺跡発掘調査報告』富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告68
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書名 中波後山遺跡・宇波ウワノ遺跡・惣領野際遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 (公財)富山県文化振興財団埋蔵文化財調査課 - 富山県
書名かな なかなみうしろやまいせき・うなみうわのいせき・そうりょうのぎわいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 能越自動車道建設に伴う埋蔵文化財発掘報告 ; 15
巻次
シリーズ名 富山県文化振興財団埋蔵文化財発掘調査報告
シリーズ番号 68
編著者名
編集機関
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
発行機関
公益財団法人富山県文化振興財団埋蔵文化財調査事務所
発行年月日 20160311
作成機関ID
郵便番号 9300887
電話番号 0764424229
住所 富山県富山市五福4384-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中波後山遺跡
遺跡名かな なかなみうしろやまいせき
本内順位
遺跡所在地 富山県氷見市中波
所在地ふりがな とやまけんひみしなかなみ
市町村コード 16205
遺跡番号 205397
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 365709
東経(世界測地系)度分秒 1370208
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.9525 137.035555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20131029-20131219
調査面積(㎡)
3140
調査原因 道路(能越自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
主な遺構
集石遺構
平坦面
主な遺物
珠洲
土師質土器
石製品
特記事項 種別:集石遺構

中世-13~15世紀の集石遺構石仏が出土
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
道路
土坑
主な遺物
特記事項
遺跡名 宇波ウワノ遺跡
遺跡名かな うなみうわのいせき
本内順位
遺跡所在地 富山県氷見市宇波
所在地ふりがな とやまけんひみしうなみ
市町村コード 16205
遺跡番号 205112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 365515
東経(世界測地系)度分秒 1370019
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.920833 137.005277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130917-20131018
20140610-20140912
調査面積(㎡)
2930
調査原因 道路(能越自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
古墳
散布地
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物
土坑
主な遺物
弥生土器
石製品
特記事項 主な時代:弥生終末期

古代-8世紀の掘立柱建物と焼土坑
種別
集落
古墳
散布地
時代
古墳
主な遺構
古墳?
土坑
主な遺物
土師器
特記事項 中世-集石遺構のうち1基は12~13世紀の塚
種別
集落
古墳
散布地
時代
古代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
焼土坑
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
特記事項
種別
集落
古墳
散布地
時代
中世(細分不明)
主な遺構
集石遺構
主な遺物
珠洲
中国製染付
土製品
石製品
金属製品
特記事項
種別
集落
古墳
散布地
時代
主な遺構
主な遺物
越中瀬戸
唐津
伊万里
特記事項
遺跡名 惣領野際遺跡
遺跡名かな そうりょうのぎわいせき
本内順位
遺跡所在地 富山県氷見市惣領
所在地ふりがな とやまけんひみしそうりょう
市町村コード 16205
遺跡番号 205311
北緯(日本測地系)度分秒 364818
東経(日本測地系)度分秒 1365709
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.8081 136.9495
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141001-20141210
調査面積(㎡)
1200
調査原因 道路(能越自動車道)建設に伴う事前調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
自然流路
主な遺物
土師器
種実
特記事項 中世-13~14世紀の集落
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
自然流路
土坑
主な遺物
中世土師器
中国製青磁
珠洲
越前
古瀬戸
瀬戸美濃
木製品
石製品
金属製品
特記事項
要約 ・中波後山遺跡では,中世の集石遺構と平坦面を検出した。集石遺構は13世紀後半から15世紀代の間に3段階の変遷を経ている。平坦面も同時期に利用されていたと考えられる。蔵骨器と推測される珠洲の壺や石仏の出土があり,葬送や宗教的な活動に関わる場所であった可能性が高い。
・宇波ウワノ遺跡では,弥生時代終末期の竪穴建物,古代の掘立柱建物と焼土坑,中世の集石遺構等を検出した。古墳については,墳丘状の地形と周溝状の溝を確認したが埋葬施設や盛土は検出されなかった。焼土坑は眺望の良い丘陵頂部付近にあり,炭化物の放射性炭素年代測定では7~9世紀の年代が得られた。一段低い尾根上の平坦地には8世紀の掘立柱建物があり,これらは古代の烽に関連する可能性もあるが断定できない。中世の集石遺構は丘陵頂部と斜面にあり,頂部の1基は盛土を伴う塚とみられるが,構築の目的は不明である。
・惣領野際遺跡では,古墳時代前期の自然流路と,中世前期の掘立柱建物や溝からなる集落を検出した。溝の方向は東西・南北の方角に近く,13世紀前半には条里地割に則った開墾が進んでいたとみられ,耳浦荘に関連する集落の可能性がある。

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