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栄町貝塚

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132340
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132340
引用表記 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2023 『東京都埋蔵文化財センター調査報告375:栄町貝塚』公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2023 『栄町貝塚』東京都埋蔵文化財センター調査報告375
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書名 栄町貝塚
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな さかえちょうかいづか
副書名 北区栄町付近石神井川流域貯留池工事に伴う埋蔵文化財調査
巻次
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 375
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20230331
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合一丁目14 番2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 栄町貝塚
遺跡名かな さかえちょうかいづか
本内順位
遺跡所在地 東京都北区栄町5番
所在地ふりがな とうきょうときたくさかえちょう5ばん
市町村コード 13117
遺跡番号 51
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354454
東経(世界測地系)度分秒 1394442
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.748333 139.744999
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200316-20211217
調査面積(㎡)
955
調査原因 北区栄町付近石神井川流域貯留池工事に伴う埋蔵文化 財調査
遺跡概要
種別
貝塚
時代
縄文
主な遺構
焚き火址354
灰層廃土遺構1
集石1
杭39
溝1
ピット2
主な遺物
土器
土製品
打製石斧
磨石
凹石
台石
乳房状石製品
木製品
特記事項 縄文時代中期~後期初頭にかけての貝塚で、焚き火址が354 基と非常に多く検出された。また貝層形成以前に打ち込まれたと思われる木杭・竹杭が合計39 基検出されている。貝層はマガキ・ハマグリが中心だが、ヤマトシジミ主体の貝層も発見されている。貝層全体の層厚は検出された最大厚で約2.4m、推定最大厚で約3.6m を測り、近接する中里貝塚に比肩する低地の貝塚である。
種別
貝塚
時代
古代(細分不明)
主な遺構
主な遺物
須恵器
特記事項
種別
貝塚
時代
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶器
特記事項
種別
貝塚
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
特記事項
要約  本報告は、北区栄町付近石神井川流域貯留池工事に伴う埋蔵文化財調査で、栄町貝塚は国指定史跡中里貝塚に近接する貝塚である。貝層は調査区南側から北側に向かって地形の傾斜とともに層厚が増していき、標高3.5 ~ 3.9m 前後で検出され始めた貝層は、最深部では0.2m 前後まで堆積が看取された。貝層を構成する貝種はマガキ・ハマグリが中心で、一部ヤマトシジミ主体の貝層が検出されている。遺構は焚き火址とした灰・炭化物・焼けた破砕貝を覆土に含むものが非常に多く認められ、貝の採取、加工場としての機能が想定される。
 また調査区南側貝層下からは、旧海岸線と思われる礫浜状の砂礫層が検出され、この層上から人間の前頭骨が出土し、さらに旧海岸線汀線付近では木や竹を用いた杭が検出されている。

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