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報告書種別一覧 > 埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等 > 大北遺跡・谷津遺跡・瓜作遺跡・池田古墳群

大北遺跡・谷津遺跡・瓜作遺跡・池田古墳群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31842
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31842
引用表記 財団法人千葉県文化財センター 1986 『大北遺跡・谷津遺跡・瓜作遺跡・池田古墳群』千葉急行電鉄株式会社他
財団法人千葉県文化財センター 1986 『大北遺跡・谷津遺跡・瓜作遺跡・池田古墳群』
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ファイル
書名 大北遺跡・谷津遺跡・瓜作遺跡・池田古墳群
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな おおきたいせき やついせき うりさくいせき いけだこふんぐん
副書名 千葉急行線内埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 2
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
財団法人千葉県文化財センター
発行機関
千葉急行電鉄株式会社
財団法人千葉県文化財センター
発行年月日 19860331
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 東国における畿内産土師器の分布
英語タイトル
著者
萩原 恭一
ページ範囲 150 - 153
NAID
都道府県
時代 飛鳥白鳳 奈良
文化財種別 工芸品 考古資料
遺跡種別
遺物(材質分類) 土器
学問種別 考古学
テーマ 技法・技術
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 大北遺跡
遺跡名かな おおきたいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県千葉市宮崎町711ほか
所在地ふりがな ちばしみやざきちょう
市町村コード 12201
遺跡番号 012
北緯(日本測地系)度分秒 353518
東経(日本測地系)度分秒 1400840
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5916 140.1412
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790401-19791031
調査面積(㎡)
7000
調査原因 鉄道建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
集落
散布地
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居36
掘立柱建物27
方形区画墓1
主な遺物
土師器
須恵器
土製品(土玉、支脚、土錘)
石製品(砥石、紡錐車)
鉄製品(ヤリガンナ、鉄鏃、穂摘具、刀子、釘、セッシ、錐、鎌、鋸)
銅製品(不明青銅製品、金銅製毛彫馬具、青銅製方形飾金具(馬具))
鉄滓(椀形滓)
特記事項 掘立柱建物群は整然とした配置をとる。また畿内産土師器が調査区広範囲の遺構内外から多量に出土
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑11
溝状遺構1
主な遺物
特記事項
遺跡名 谷津遺跡
遺跡名かな やついせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県千葉市花輪町340ほか
所在地ふりがな ちばしはなわちょう
市町村コード 12201
遺跡番号 010
北緯(日本測地系)度分秒 353448
東経(日本測地系)度分秒 1400916
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5832 140.1512
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790801-19800229
調査面積(㎡)
5000
調査原因 鉄道建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
旧石器時代石器(尖頭器、削器、剥片)
特記事項
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
石器(石鏃)
特記事項
種別
集落
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居12
掘立柱建物2
主な遺物
土師器
須恵器
土製品(支脚、土玉、丸玉、瓦塔)
石製品(臼玉)
鉄製品(鎌、刀子、釘、鉄斧)
特記事項 1棟の掘立柱建物周辺から瓦塔が出土
種別
集落
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
土坑3
主な遺物
特記事項
遺跡名 瓜作遺跡
遺跡名かな うりさくいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県千葉市花輪町303-2ほか
所在地ふりがな ちばしはなわちょう
市町村コード 12201
遺跡番号 023
北緯(日本測地系)度分秒 353443
東経(日本測地系)度分秒 1400925
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5819 140.1537
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810801-19811021
調査面積(㎡)
3250
調査原因 鉄道建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居25
掘立柱建物2
土坑1
主な遺物
土師器
須恵器
土製品(支脚、土玉)
石製品(砥石、紡錐車、勾玉)
鉄製品(刀子、鎌)
特記事項
遺跡名 池田古墳群
遺跡名かな いけだこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 千葉県千葉市花輪町124-3ほか
所在地ふりがな ちばしはなわちょう
市町村コード 12201
遺跡番号 013
北緯(日本測地系)度分秒 353441
東経(日本測地系)度分秒 1400928
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5813 140.1545
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19810401-19810805
調査面積(㎡)
2150
調査原因 鉄道建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器(中期前半(阿玉台))
特記事項
種別
集落
古墳
散布地
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
主な遺構
古墳1
竪穴住居10
焼土遺構1
土坑1
主な遺物
土師器
須恵器
土製品(土玉、支脚、土錘)
石製品(紡錐車、勾玉)
鉄製品(釘、鎌、鉄鏃)
特記事項
要約 [大北遺跡 要約]
大北遺跡は東京湾に開口する千葉寺谷と宮崎谷に挟まれた標高23m〜24mの舌状台地上に立地する。検出された掘立柱建物・柵列は整然と並び、また畿内産土師器が多量に出土した。これらから奈良時代における遺跡の性格として、官衙的性格をもつ駅家集落や在地有力者層(千葉国造大私部直)の居宅などが考えられている。  
[谷津遺跡 要約]
谷津遺跡は東京湾に向かって開析する花輪支谷と大森支谷に挟まれた標高28m〜29mの台地上に立地する。古墳時代後期から平安時代にわたる集落が検出された。南側の台地は千葉市調査分の谷津遺跡であり、同時期の大集落が検出された。今回の調査区は谷津遺跡の北限に近い部分とみられる。検出された遺構のうち、1棟の掘立柱建物は5間×5間で方形を呈する特異な建物である。近辺から瓦塔・瓦堂が出土したが、それらはこの建物内に安置されていたものと思われる。
[瓜作遺跡 要約]
瓜作遺跡は東京湾に向かって開析する花輪支谷から分かれた小支谷に面する標高26m〜28mの台地上に立地する。古墳時代後期から平安時代にわたる集落が、調査区中央に比較的密な状態で検出された。同時期の拠点的集落である谷津遺跡とは同一台地上に位置し、きわめて近い関係の集落と思われる。また、池田古墳群内で報告された集落は瓜作遺跡と同一集落である。  
[池田古墳群 要約]
池田古墳群は東京湾に向かって開析する花輪支谷から分かれた小支谷にはさまれた標高26m〜30mの台地上に立地する。古墳時代後期の円墳が1基調査されたが、埋葬施設は検出されなかった。調査区外にも円墳と思われる古墳がいくつか存在する。調査区内では古墳時代後期から平安時代にわたる集落が検出されたが、瓜作遺跡と同一の集落といえるものである。いくつかの竪穴住居は古墳と重複しており、古墳の方が新しいという調査所見である。

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