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八千代市井戸向遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/106078
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.106078
引用表記 千葉県文化財センター 1987 『千葉県教育振興財団調査報告123:八千代市井戸向遺跡』千葉県文化財センター他
千葉県文化財センター 1987 『八千代市井戸向遺跡』千葉県教育振興財団調査報告123
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ファイル
書名 八千代市井戸向遺跡
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな やちよし いどむかい いせき
副書名 萱田地区埋蔵文化財調査報告書 ; 4
巻次 本文編
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 123
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
千葉県文化財センター
住宅・都市整備公団首都圏都市開発本部
発行年月日 19870331
作成機関ID 122289
郵便番号 280
電話番号 0472-25-6478
住所 千葉県千葉市葛城2-10-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 井戸向遺跡
遺跡名かな いどむかいいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県八千代市萱田字井戸向1531ほか
所在地ふりがな ちばけんやちよしかやたあざいどむかい1531ほか
市町村コード 12221
遺跡番号 006
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354346.1208
東経(世界測地系)度分秒 1400615.6450
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.729478 140.104345
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19781106-19790331
19790402-19800331
19800410-19810131
19810409-19811023
19820401-19820716
19830418-19830524
19831128-19831223
19841201-19841215
19851120-19860322
調査面積(㎡)
200000
220000
21200
36000
13600
4319
4319
900
2810
調査原因 八千代都市計画事業萱田特定土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
弥生
古墳
奈良
平安
戦国
主な遺構
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
井戸
土坑墓
土坑
地下式坑
方形周溝墓
主な遺物
旧石器時代石器
弥生土器
土師器
須恵器
墨書土器
鉄製品
帯金具
青銅製小形仏像
特記事項  本遺跡の主体は、9世紀前半をピークとする8世紀中葉~10世紀中葉の集落で、掘立柱建物群を含む大規模な集落となっている。墨書土器は、当該期の竪穴住居数の約半数から出土している。「冨」・「生」の文字が多く、近接の北海道遺跡などと共通することから、萱田地区の奈良・平安時代の大規模な集落を構成する一つの遺跡となっている。また、青銅製小形仏像や、「寺」・「佛」・「信會」の墨書土器から、宗教的な色彩も認められる。
要約  本遺跡は印旛沼に流れる新川によって開析された舌状台地の南西部に位置する。
 旧石器時代は、Ⅶ層下半~Ⅲ層にかけての25か所のブロックを検出した。弥生時代の遺構は竪穴住居跡6軒と土坑1基で、いずれも後期に属する。古墳時代では、前期に比定できる遺構は竪穴住居跡31軒、方形周溝墓3基で、いわゆる「ベッド状遺構」を有する竪穴住居跡が3軒含まれる。後期の遺構は竪穴住居跡8軒と土坑1基のみである。
 本遺跡の主体となる奈良・平安時代では、竪穴住居跡95軒、掘立柱建物跡44棟、井戸跡10基などを検出した。8世紀中葉~10世紀代にかけて営まれた大規模な集落である。12世紀代の墓坑が3基認められ、和鏡や短刀が出土している。
 中世以降では、地下式坑24基、竪穴状遺構1基などが検出され、基の土坑からは、銭種47種、660枚の古銭が埋蔵された状態で出土している。
 

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