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上尾駮(2) 遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/62832
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.62832
引用表記 青森県埋蔵文化財調査センター 1988 『青森県埋蔵文化財調査報告書114:上尾駮(2) 遺跡』青森県教育委員会
青森県埋蔵文化財調査センター 1988 『上尾駮(2) 遺跡』青森県埋蔵文化財調査報告書114
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書名 上尾駮(2) 遺跡
発行(管理)機関 青森県埋蔵文化財調査センター - 青森県
書名かな かみおぶち(2)いせき
副書名 むつ小川原開発事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 1
シリーズ名 青森県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 114
編著者名
編集機関
青森県埋蔵文化財調査センター
発行機関
青森県教育委員会
発行年月日 19880331
作成機関ID 022012
郵便番号 0300042
電話番号 0177885701
住所 青森市大字新城字天田内152-15
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上尾駮(2) 遺跡
遺跡名かな かみおぶち(2)いせき
本内順位
遺跡所在地 上北郡六ヶ所村大字尾駮字上尾駮
所在地ふりがな かみきたぐんろっかしょむらおおあざおぶちあざかみおぶち
市町村コード 02411
遺跡番号 411102
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 405816
東経(世界測地系)度分秒 1412022
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 40.971111 141.339444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19850924-19851031
19860422-19861031
調査面積(㎡)
1264
15462
調査原因 むつ小川原開発事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡 16
土壙 37
焼土状遺構 3
屋外炉 4
配石遺構 1
溝状ピット 1
主な遺物
土器(早期~晩期)
土製品(土偶・鐸形土器製品・茸形土製品・土器片錘等)
石器
石製品(有孔、棒状など)
石刀
岩版
特記事項 ・竪穴住居跡のうち、時期が特定できるものは前期前葉(早稲田6 類)2軒、中期(円筒上層a、d、e~最花式)4軒、後期前葉4軒、後期後葉(十腰内Ⅴ式)3軒である。
・竪穴住居跡1軒は埋まりきらない凹地として確認された。
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居跡 1
主な遺物
土器
特記事項 竪穴住居跡は縄文時代晩期の可能性もある。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
埋設土器 1
ピット群 1
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 埋設土器は、甕形土師器と壺形須恵器が同時に埋設された状態で検出された。須恵器には刻書が施される。
要約  竪穴住居跡は縄文時代前期・中期・後期、弥生時代と多岐にわたる。縄文時代中期の第4号竪穴住居跡は、調査以前の段階で埋まりきらない凹地として確認されたものである。縄文期に於いても埋まりきらない状態で存在している事は注目される。
 平安時代の遺構では、埋設土器の出土が県内初であり貴重な資料と思われる。今回の調査では、各期にわたる遺構を検出しながら集落の一部分を検出したのみであり、集落の全体的構造を把握する事はできなかったが、集落の中心部は調査区の西側地域に存在すると思われる。
 遺物は、縄文時代早期~晩期・弥生・平安時代の土器が出土した。各記の時期を記載すると縄文時代早期(白浜・小船渡平式)、前期(早稲田6 類・円筒下層d1式)、中期(円筒上層a・c・d式、大木10式併行)、後期(初頭期~前葉期・前十腰内Ⅰ式・十腰内Ⅰ・Ⅱ式)、晩期(大洞C1・A式)、弥生時代(田舎館式・念仏間式・天王山式)が出土した。土製品は、土偶・装飾品・土器片錘等が出土した。土器片錘はすべて縄文時代前期の早稲田6類の時期である。縄文時代前期前葉期に漁労活動が活発であった事が伺える資料である。"

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