奈良文化財研究所 ホーム
キーワードから探す
一覧から探す
その他
おすすめ
PDFがある書誌登録数
41264 件
( 発行機関数 755 機関 )
現在の書誌登録数
132441 件
( 前年度比 + 1757 件 )
( 発行機関数 1917 機関 )
現在の遺跡抄録件数
147568 件
( 前年度比 + 2127 件 )
現在の文化財論文件数
120577 件
( 前年度比 + 1582 件 )
現在の文化財動画件数
1302 件
( 前年度比 + 118 件 )
( 登録機関数 117 機関 )
文化財イベント件数
1250 件
( 前年度比 + 200 件 )
※過去開催分含む

中坪遺跡(第1次)発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19651
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19651
引用表記 三重県埋蔵文化財センター 2017 『三重県埋蔵文化財調査報告370:中坪遺跡(第1次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2017 『中坪遺跡(第1次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財調査報告370
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=雄也|last=小原|title=中坪遺跡(第1次)発掘調査報告|origdate=2017-03-22|date=2017-03-22|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/19651|location=三重県多気郡明和町竹川503|ncid=BB23346322|doi=10.24484/sitereports.19651|series=三重県埋蔵文化財調査報告|volume=370}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 中坪遺跡(第1次)発掘調査報告
発行(管理)機関 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
有償頒布・配布ページ https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな なかつぼいせき(だい1じ)はっくつちょうさほうこく
副書名
巻次
シリーズ名 三重県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 370
編著者名
編集機関
三重県埋蔵文化財センター
発行機関
三重県埋蔵文化財センター
発行年月日 20170322
作成機関ID
郵便番号 5150325
電話番号 0596521732
住所 三重県多気郡明和町竹川503
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中坪遺跡
遺跡名かな なかつぼいせき
本内順位 松阪市立田町
遺跡所在地 まつさかしたつたちょう
所在地ふりがな
市町村コード 24204
遺跡番号 a907
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343358
東経(世界測地系)度分秒 1363424
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.566111 136.573333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130510-20140212
調査面積(㎡)
1955
調査原因 高度水利機能確保基盤整備事業(朝見上地区)
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
戦国
主な遺構
井戸
土坑
主な遺物
土器
陶磁器
石製品
金属製品
木製品
特記事項
要約 中坪遺跡は櫛田川左岸の低地に位置する。調査は事業地内の2カ所で実施し、奈良時代前期~江戸時代の遺構を確認した。A区の主な遺構は平安時代後期~鎌倉時代の井戸5基、室町時代~戦国期の井戸5基である。平安時代末期~鎌倉時代の井戸から完形の山茶椀と共に馬の歯が出土したことが特筆される。B区の主な遺構は、奈良時代~平安時代の井戸2基、平安時代末期~鎌倉時代の井戸4基、幅1.5m以上の大溝1条、室町時代~戦国期の井戸23基、大溝3条、区画溝2条である。特に奈良時代~戦国期までの井戸が多く確認されたことで、井戸構造の変遷を考察できた。変遷の大枠は横板組(奈良時代)、縦板・横板組(平安時代)、縦板組(鎌倉時代)、石組・結物(鎌倉時代)、結物(鎌倉~戦国期)である。また、特徴的な遺物は奈良時代の横板組井戸出土の土師器甕3点、須恵器長頸壺、斎串2点が挙げられる。
自然科学分析は樹種同定、獣骨同定を行い古環境に関する資料を得た。特に樹種同定の分析では、中坪遺跡を含む朝見上地区の遺跡において、木製品は奈良時代~中世前期ではスギが多く、中世後期にはヒノキ・ヒノキ科が優位になると共にコウヤマキが急増することが判明した。さらに、奈良時代~江戸時代における伊勢湾西岸域の遺跡の樹種変遷も合わせて分析した結果、伊勢地域では中世前期までスギが優位であり、中世後期にはヒノキ・ヒノキ科が優位になることが判明した。中坪遺跡における樹種の変遷は、中世後期の伊勢湾西岸域における都市・湊津の発展と木材流通との関連が想定された。

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 915
ファイルダウンロード数 : 469

全国のイベント

外部出力