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平井遺跡、平井Ⅱ遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/138656
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.138656
引用表記 公益財団法人 和歌山県文化財センター 2017 『平井遺跡、平井Ⅱ遺跡』公益財団法人 和歌山県文化財センター
公益財団法人 和歌山県文化財センター 2017 『平井遺跡、平井Ⅱ遺跡』
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=孝之|last=土井|title=平井遺跡、平井Ⅱ遺跡|origdate=2017-03-31|date=2017-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/138656|location=和歌山県和歌山市岩橋1263番地の1|doi=10.24484/sitereports.138656}} 閉じる
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書名 平井遺跡、平井Ⅱ遺跡
発行(管理)機関 (公財)和歌山県文化財センター - 和歌山県
書名かな ひらいいせき、ひらいにいせき
副書名 第二阪和国道建設に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
公益財団法人 和歌山県文化財センター
発行機関
公益財団法人 和歌山県文化財センター
発行年月日 20170331
作成機関ID
郵便番号 6408301
電話番号 0734723710
住所 和歌山県和歌山市岩橋1263番地の1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 平井遺跡
遺跡名かな ひらいいせき
本内順位
遺跡所在地 和歌山県和歌山市平井
所在地ふりがな わかやまけんわかやましひらい
市町村コード 302015
遺跡番号 399
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341544
東経(世界測地系)度分秒 1351012
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.262222 135.17
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130702-20140311
20131003-20140223
20140417-20140707
20140606-20140910
調査面積(㎡)
6495
1884
673
1685
調査原因 第二阪和国道建設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
奈良
鎌倉
江戸
主な遺構
竪穴建物
方形周溝墓
埴輪窯
横穴式石室
竪穴系小石室
掘立柱建物
土坑
井戸
火葬墓
溜枡
主な遺物
弥生土器
木製品
獣骨
円筒埴輪
形象埴輪
土師器
須恵器
金属製品
木製品
人骨
建物部材
瓦器
陶磁器
漆椀
曲物
特記事項 【弥生時代】居住域の縁辺部に墓域が形成される
【古墳時代】埴輪窯の操業 埴輪窯の操業終焉後に付近に古墳群が形成される
【奈良時代】付近一帯に大掛かりな整理作業が行われ、建物が構築される
【鎌倉時代】建物、井戸、溝で構成された屋敷地が展開する
【江戸時代】付近一帯で大掛かりな整理作業が行われる
遺跡名 平井Ⅱ遺跡
遺跡名かな ひらいにいせき
本内順位
遺跡所在地 和歌山県和歌山市平井
所在地ふりがな わかやまけんわかやましひらい
市町村コード 302015
遺跡番号 437
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341538
東経(世界測地系)度分秒 1351020
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.260555 135.172222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120614-20121007
20130110-20130228
20130702-20140311
20131003-20140223
調査面積(㎡)
1059
670
3636
309
調査原因 第二阪和国道建設
遺跡概要
種別
集落
時代
古墳
鎌倉
江戸
主な遺構
土坑
掘立柱建物
井戸
溜枡
主な遺物
土師器
須恵器
瓦器
陶磁器
特記事項 【古墳時代】付近一帯から一定量の初期須恵器が出土する
【鎌倉時代】一部に耕作地が展開する
【江戸時代】付近一帯で大掛かりな整地作業が行われる
要約  平井遣跡では、調査地の西側に偏って弥生時代中期の竪穴建物と方形周溝墓が検出され、居住域の縁辺部に墓域が展開する様相が明らかになりつつある。古墳時代中期後半から後期前半には、2某の埴輪窯が操業され、多くの埴輪資料が出士している。埴輪窯の終焉からしばらく間を置いて終末期の古墳が築造される。奈良時代には、周辺で大掛かりな整地作業が行われ、調査地の中央部で掘立柱建物が構築されると共に、大量の遺物が廃棄される。鎌倉時代には、掘立柱建物・上坑・溝で構成される屋敷地が形成されている。江戸時代にも周辺で大掛かりな整地作業が行われ、溜桝・士坑などが検出され、規模が縮小したとは言え、生活域と生産域の様相が明らかとなっている。
平井 II遺跡では、初期須恵器の出土が顕著で、士坑からまとまって初期須恵器が出土している。初期須恵器には、近隣の楠見遺跡や鳴滝遺跡との関連性を窺うことのできる甕や器台・高坪が散見され、注目される。鎌倉時代では、平井遺跡の東半部に続く生活遺構を垣間見ることができると共に生産域の様相を把握することも可能になっている。また、江戸時代の井戸・溜桝・土坑などが検出され、一定の生活域と見倣される。

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