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千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/32084
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.32084
引用表記 千葉県文化財センター 2002 『千葉県文化財センター調査報告430:千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター他
千葉県文化財センター 2002 『千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター調査報告430
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ファイル
書名 千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな ちばとうがねどうろ(にき)まいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 松尾町大山遺跡
巻次 11
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 430
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
千葉県文化財センター
日本道路公団
発行年月日 20020325
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大山遺跡
遺跡名かな おおやまいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県山武郡松尾町古和字大山597-4ほか
所在地ふりがな ちばけんさんぶぐんまつおまちこわあざおおやまごひゃくきゅうじゅうななのよんほか
市町村コード 12407
遺跡番号 6
北緯(日本測地系)度分秒 353922
東経(日本測地系)度分秒 1402521
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.6594 140.4192
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19941201-19970829
調査面積(㎡)
16000
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
集中地点5
主な遺物
楔形石器
台石
敲石
石核
特記事項 6世紀後半から9世紀後半に継続する集落跡。9世紀前半に小規模な仏教施設がある。
種別:包蔵地
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
炉穴1
陥穴22
主な遺物
縄文土器(撚糸文)
土製品
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡54
溝跡
主な遺物
土師器
須恵器
丸玉
鉄鏃
勾玉
石製紡錘車
特記事項
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
竪穴住居跡69
掘立柱建物跡21
土坑41
主な遺物
土師器
須恵器
墨書土器
鉄鎌
砥石
刀子
帯金具
畿内系土師器
土製紡錘車
石製紡錘車
鉄斧
鋤先
特記事項
種別
集落
時代
平安
主な遺構
主な遺物
特記事項
要約 [大山遺跡 要約]
大山遺跡は木戸川中流域を北東に臨む標高30m〜39mの台地上に立地する。旧石器時代は5か所の石器集中地点が検出された。3層から2b層にかけての地点は台石・石核などが出土した。第2黒色帯下部の地点からは楔形石器・敲石・台石・石核等が出土した。7層〜6層の地点からは剥片、同層位の別地点からは削器・石刃状剥片・楔形石器等が出土した。第2黒色帯から立川ローム最下層の地点からは石核等が出土した。縄文時代は遺構・遺物が少ない。遺構は炉穴1基・陥穴22基が検出された。土器は早期撚糸文系が主体で、少量の前期繊維土器が混じる。古墳時代後期から平安時代にかけては良好な集落が検出された。竪穴住居の軒数は126軒で、6世紀後半から9世紀後半まで継続する。6世紀後葉〜7世紀代のものが54棟、8〜9世紀のものが69棟、時期不明が3棟である。7世紀後半の道路状遺構が1条ある。掘立柱建物は21棟検出された。西側に離れて位置する2棟は、双方とも掘方から完形の灯明器が出土し、また近くの竪穴建物に「佛」墨書があることから、村落寺院とみられる。墨書はそれほど多くはないが、3文字の「三田家」・「真後家」があり、1文字では「石」が多い。東方の近接地に赤羽根遺跡があり、5世紀末〜6世紀中葉の竪穴住居が多いことから、本遺跡の集落開始期に赤羽遺跡から人が移動した可能性が考えられる。

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