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松の木遺跡・山神塚

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90300
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90300
引用表記 公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2019 『栃木県埋蔵文化財調査報告394:松の木遺跡・山神塚』栃木県教育委員会他
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター 2019 『松の木遺跡・山神塚』栃木県埋蔵文化財調査報告394
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書名 松の木遺跡・山神塚
発行(管理)機関 (公財)とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター - 栃木県
書名かな まつのきいせき・やまがみづか
副書名 快適で安全な道づくり事業費(補助)一般国道121号下石川工区に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 栃木県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 394
編著者名
編集機関
公益財団法人とちぎ未来づくり財団埋蔵文化財センター
発行機関
栃木県教育委員会
公益財団法人とちぎ未来づくり財団
発行年月日 20191128
作成機関ID 09000
郵便番号 0290418
電話番号 0285448441
住所 栃木県下野市紫474
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 松の木遺跡
遺跡名かな まつのきいせき
本内順位 1
遺跡所在地 栃木県鹿沼市下石川
所在地ふりがな とちぎけんかぬまししもいしかわ
市町村コード 09205
遺跡番号 3097
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20170703-20180329
調査面積(㎡)
2313.7
調査原因 国道改良工事
遺跡概要
種別
集落
古墳
時代
古墳
主な遺構
竪穴建物跡9
土坑2
方墳1
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 古墳時代中期末~後期後葉の集落跡
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝4
土坑11
井戸1
不明遺構2
主な遺物
近世陶磁器
特記事項
遺跡名 山神塚
遺跡名かな やまがみづか
本内順位 2
遺跡所在地 栃木県鹿沼市下石川
所在地ふりがな とちぎけんかぬまししもいしかわ
市町村コード 09205
遺跡番号 3093
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
20170703-20180329
調査面積(㎡)
186.3
調査原因 国道改良工事
遺跡概要
種別
その他
時代
近世(細分不明)
主な遺構
塚1
主な遺物
かわらけ
特記事項 径7m、高さ約1mの不整円錐形の塚で、近世の可能性が高いかわらけの破片が出土した。
要約 松の木遺跡は黒川左岸の台地上に所在する。黒川の支流が形成した支谷により東西を挟まれた南西に延びる台地上で、低地を挟んだ西側台地上には鹿沼流通業務団地内遺跡、稲荷塚遺跡、大野原遺跡が所在し、いずれも本遺跡と同時代の集落跡が調査されている。今回の調査で、古墳時代中期末葉から後期後葉の竪穴建物跡が9軒確認された。また、中期末葉から後期初頭の建物跡付近で確認された2基の円筒型の土坑は、屋外貯蔵穴と考えられる。建物跡は、中期末から後期初頭が台地先端部付近に、後期後半の建物跡は台地中央部にあって立地が異なる。各建物跡は近接していることから同時に存在したものではなく、建替があったものと考えられる。過去の調査も考慮すると、古墳時代後期の集落は、西側低地に面した台地が中心になるものと考えられる。また台地縁辺部から方墳が確認されたことから、中期末から後期初頭の墓域が存在していた可能性もある。山神塚は、盛土の状況等から近世以降の塚と考えられる。

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