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野添大辻遺跡(第4次)発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19654
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19654
引用表記 三重県埋蔵文化財センター 2017 『三重県埋蔵文化財調査報告373:野添大辻遺跡(第4次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財センター
三重県埋蔵文化財センター 2017 『野添大辻遺跡(第4次)発掘調査報告』三重県埋蔵文化財調査報告373
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書名 野添大辻遺跡(第4次)発掘調査報告
発行(管理)機関 三重県埋蔵文化財センター - 三重県
有償頒布・配布ページ https://dps-ec.com/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな のぞえおおつじいせき(だい4じはっくつちょうさほうこく
副書名 度会郡大紀町野添
巻次
シリーズ名 三重県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 373
編著者名
編集機関
三重県埋蔵文化財センター
発行機関
三重県埋蔵文化財センター
発行年月日 20170303
作成機関ID
郵便番号 5150325
電話番号 0596521732
住所 三重県多気郡明和町竹川503
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 野添大辻遺跡
遺跡名かな のぞえおおつじいせき
本内順位
遺跡所在地 三重県度会郡大紀町野添
所在地ふりがな みえけんわたらいぐんたいきちょうのぞえ
市町村コード 24471
遺跡番号 a45
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 342458
東経(世界測地系)度分秒 1362908
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.416111 136.485555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20161107-20161111
調査面積(㎡)
80
調査原因 主要地方道伊勢大宮線(野添)地方道路整備(改築)事業
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
井戸
土坑
主な遺物
土師器
陶器
特記事項
要約 野添大辻遺跡は宮川右岸の段丘上に立地し、遺跡中央には中世~近世の熊野脇道(滝原道)が貫いている。当遺跡では、主要地方道伊勢大宮線(県道38号線)の道路状遺構拡張工事に伴い、平成26年度までに第1~3次にわたる発掘調査が行われており、本調査は第4次にあたる。
本調査は、第3次調査で調査できなかった部分を道路本体工事の施工に合わせて実施した。
確認した遺構は、戦国期の井戸1基、時期不明の土坑5基、落ち込み状の遺構2基、多数のピットである。井戸からは井戸枠を確認することができず、埋土からはチャートや砂岩の石材が土中に入り乱れた状況で出土した。石材の出土状況から、井戸枠の石組が崩落してしまったものと考えられる。出土した南伊勢系土師器や瀬戸美濃産・常滑産の陶器から、井戸の時期は16世紀前半頃と考えられる。また、遺物包含層からは室町時代を中心とする南伊勢系土師器の破片が出土した。当遺跡における中世集落の一端を本調査で改めて確認することができた。

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