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報告書種別一覧 > 名勝-修理・整備 > 国指定名勝懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)

国指定名勝懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72674
引用表記 文京区教育委員会他 2017 『B-158:国指定名勝懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)』国立大学法人東京大学他
文京区教育委員会他 2017 『国指定名勝懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)』B-158
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ファイル
書名 国指定名勝懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな くにしていめいしょう かいとくかんていえん きゅうかがはんしゅまえだしほんごうほんていていえん
副書名 東京大学(本郷)懐徳館庭園南側石塀・煉瓦塀改修工事に伴う埋蔵文化財確認調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-158
編著者名
編集機関
文京区教育委員会
加藤建設株式会社
発行機関
国立大学法人東京大学
文京区教育委員会
発行年月日 20170131
作成機関ID 13105
郵便番号 112-8555
電話番号 03-5803-1305
住所 東京都文京区春日1-16-21
報告書種別
名勝-修理・整備
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 国指定名勝 懐徳館庭園
遺跡名かな かいとくかんていえん
本内順位
遺跡所在地 東京都文京区本郷7-3-1
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくほんごう7-3-1
市町村コード 13105
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 354228
東経(日本測地系)度分秒 1394543
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.711 139.7587
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160125-20160331
調査面積(㎡)
13.8
調査原因 懐徳館庭園における庭園西側煉瓦塀および庭園南側石塀の改修工事
遺跡概要
種別
その他
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
懐徳館庭園煉瓦塀の基礎
石瓶の下部構造・配水管
主な遺物
磁器356
陶器372
炻器38
土器70
瓦101
金属製品49
銭貨2
ガラス製品63
特記事項 総点数1,104点 近世~近代
懐徳館庭園において建設同時から遺存していた煉瓦塀の基礎構造を確認した。

遺跡名かな:くにしていめいしょう かいとくかんていえん
要約  東京大学本郷キャンパスは、江戸時代を通じて加賀藩前田家の上屋敷であった。明治4年に公収され、文部省用地となり、加賀藩邸の南の一角に前田家は屋敷を構え大正時代まで居住する。前田家16代当主前田利為が天皇陛下行幸を念願し、明治40年に西洋館を建設した。その西洋館は後に東京大学に移管され懐徳館と名付けられる。今回修理及び調査が行われた石塀や煉瓦塀は懐徳館建設当時あるいは懐徳館庭園建設当時に建造され、かつての懐徳館庭園の様相を現代に伝える唯一の建造物と考えられてきた。
 今回の調査では、煉瓦塀は当初の建造物であると思われることが判明したが、庭園の南側、民有地との境界である石瓶は、前田邸敷地である時から東京大学に移管された後でも敷地境界の変動により、また災害等により造り直されたことが判明した。
 文献調査では、関東大震災後前田家所有の本郷邸と東京帝国大学所有の駒場他の土地と交換した際の史料「土地交換」により大正時代末の前田家本郷邸の様相が解明できた。

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