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石川県金沢市 高尾城跡(コジョウ地区)調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/143868
引用表記 金沢市埋蔵文化財センター 2025 『金沢市文化財紀要358: 石川県金沢市 高尾城跡(コジョウ地区)調査報告書』金沢市埋蔵文化財センター
金沢市埋蔵文化財センター 2025 『 石川県金沢市 高尾城跡(コジョウ地区)調査報告書』金沢市文化財紀要358
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書名 石川県金沢市 高尾城跡(コジョウ地区)調査報告書
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし たかお(たこう)じょうあとこじょうちくちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 358
編著者名
編集機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行年月日 20250328
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 金沢市上安原南60番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 高尾城跡(コジョウ地区)
遺跡名かな たかお(たこう)じょうあとこじょうちく
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市高尾町
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしたかおまち
市町村コード 17201
遺跡番号 106400
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363048
東経(世界測地系)度分秒 1363818
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.513333 136.638333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230530-20230707
調査面積(㎡)
50
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
城館
時代
中世(細分不明)
主な遺構
平坦部
切崖
集石
堀切
主な遺物
中世土師器
珠洲焼
古瀬戸
渡来銭
特記事項
要約 高尾城跡は、金沢市南西部郊外の富樫丘陵端部に築かれた山城である。浄土真宗門徒による長享2年(1488)の一向一揆の際、加賀国守護・富樫政親が籠城し、攻め落とされたことで、加賀が「百姓ノ持チタル国ノヤ(ヨ)ウ」となる歴史的事件の発端となった。城跡は「ジョウヤマ」と「コジョウ」と呼ばれる地区にあるが、「ジョウヤマ」地区にあったとされる城の主要部分は過去の開発により失われている。「ジョウヤマ」から細尾根で結ばれ、標高約186mの平坦部を最高点の主郭とする「コジョウ」には城郭遺構が残されている。本市では、「コジョウ」地区において、令和4年度には航空レーザー測量、令和5年度には国庫補助金をえて「コジョウ地区」の主郭と堀切において4箇所の調査区を設定し発掘調査を実施した。調査の結果、主郭、曲輪、切岸、大規模な堀切等が良好に残されており、防御力の高い中世城郭の有様を知ることができる貴重な遺跡であることを確認した。また、出土品によりコジョウ地区の遺構の築造が14世紀後半代に始まることが明らかになった。

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