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博多

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122552
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.122552
引用表記 福岡市教育委員会 2022 『福岡市埋蔵文化財調査報告書1450:博多』福岡市教育委員会
福岡市教育委員会 2022 『博多』福岡市埋蔵文化財調査報告書1450
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=大輔|last=吉田|title=博多|origdate=2022-03-24|date=2022-03-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/122552|location=福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号|ncid=BC16131797|doi=10.24484/sitereports.122552|series=福岡市埋蔵文化財調査報告書|volume=1450}} 閉じる
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書名 博多
発行(管理)機関 福岡市 - 福岡県
書名かな はかた
副書名 博多遺跡群第228次調査報告
巻次 183
シリーズ名 福岡市埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 1450
編著者名
編集機関
福岡市教育委員会
発行機関
福岡市教育委員会
発行年月日 20220324
作成機関ID 40130
郵便番号 8108621
電話番号 0927114667
住所 福岡県福岡市中央区天神1丁目8番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 博多遺跡群
遺跡名かな はかたいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 福岡県福岡市博多区中呉服町183番
所在地ふりがな ふくおかけんふくおかしはかたくなかごふくまち183ばん
市町村コード 40132
遺跡番号 0121
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 333601
東経(世界測地系)度分秒 1302434
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.600277 130.409444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190917-20191029
調査面積(㎡)
160
調査原因 共同住宅建設(記録保存)
遺跡概要
種別
集落
時代
鎌倉
室町
戦国
江戸
主な遺構
石組土坑
廃棄土坑
井戸
柱穴
小穴
主な遺物
輸入陶磁器
国産陶磁器
土師器
須恵器
鋳造関連遺物
土製品
石製品
金属製品
特記事項
要約 第228次調査地は、博多遺跡群が展開する古砂丘のうち、最も海側に位置する「息浜」の東側に立地する。現在の標高は4.9mで、中世段階には砂丘の東側斜面に位置し、南側と東側に向かって傾斜していたと考えられる。
本調査では、任意に設定した標高3.6~3.7m程度の第1面、標高3.2~3.5mの第2面の2面の遺構面について調査を実施した。第1面では、中世後期から近世(15~19世紀)、第2面では14~16世紀の所産と考えられる遺構群を検出した。近世以降の撹乱が著しいが、検出した主な遺構は、石組遺構2基、廃棄土坑1基、土坑50基、ピット多数である。遺構密度はそれほど高くなく、近世以降の瓦組井戸以外の井戸は検出されなかった。遺物はコンテナケース40箱程度分が出土し、主な出土遺物は、近世の国産陶磁器、土師器小皿・灯明皿、瓦質土器の火鉢や鍋、人形、瓦等が多く、中世後期の輸入陶磁器(ベトナム等東南アジア産の可能性があるものもある)、瓦、土師器坏・小皿等がある。また、古代の須恵器や12~13世紀にさかのぼる輸入陶磁器も少量ながら出士している。
検出された石組遺構などの軸はやや東に振れており、町筋の方位を示す可能性がある。今回の調査では、太閤町割遺構やそれ以前の中世「息浜」の町筋等を検討するうえでの重要な成果を得ることができた。

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