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久留米市内遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/122641
引用表記 久留米市市民文化部文化財保護課 2022 『久留米市文化財調査報告書432:久留米市内遺跡群』久留米市教育委員会
久留米市市民文化部文化財保護課 2022 『久留米市内遺跡群』久留米市文化財調査報告書432
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ファイル
書名 久留米市内遺跡群
発行(管理)機関 久留米市 - 福岡県
有償頒布・配布ページ https://www.city.kurume.fukuoka.jp
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな くるめしないいせきぐん
副書名
巻次 令和3年度
シリーズ名 久留米市文化財調査報告書
シリーズ番号 432
編著者名
編集機関
久留米市市民文化部文化財保護課
発行機関
久留米市教育委員会
発行年月日 20220331
作成機関ID 40203
郵便番号 8308520
電話番号 0942309225
住所 福岡県久留米市城南町15-3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 筑後国府跡 第303次
遺跡名かな ちくごこくふあと
本内順位 1
遺跡所在地 福岡県久留米市朝妻町1474-1
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしあさづままち1474-1
市町村コード 40203
遺跡番号 030112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331842
東経(世界測地系)度分秒 1303242
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.311666 130.545
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200901-20200916
調査面積(㎡)
170
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
古代(細分不明)
主な遺構
倒木痕 1基
ピット 多数
主な遺物
土師器
黒色土器
陶磁器
特記事項 古代のピットや、時期不明の倒木痕を検出した
遺跡名 南薫本村遺跡 第3次
遺跡名かな なんくんほんむらいせき
本内順位 2
遺跡所在地 福岡県久留米市通外町172-3、172-7、173-3
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしとおりほかまち172-3、172-7、173-3
市町村コード 40203
遺跡番号 30112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331903
東経(世界測地系)度分秒 1303133
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.3175 130.525833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20200831-20200905
調査面積(㎡)
74
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴建物 1棟
土坑 2基
溝、ピット
主な遺物
弥生土器
須恵器
特記事項 弥生時代後期の竪穴建物を検出した
遺跡名 市ノ上遺跡 第3次
遺跡名かな いちのうえいせき
本内順位 3
遺跡所在地 福岡県久留米市合川町2009番4、2010番3
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしあいかわまち2009ばん4、2010ばん3
市町村コード 40203
遺跡番号 30109
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331900
東経(世界測地系)度分秒 1303154
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.316666 130.531666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20201020-20201021
調査面積(㎡)
21
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
土坑 3基
ピット 1基
主な遺物
土師器
須恵器
古瓦
須恵器
特記事項 弥生時代から古代の土坑、ピットを検出した
遺跡名 三反田遺跡 第2次
遺跡名かな さんたんだいせき
本内順位 4
遺跡所在地 福岡県久留米市荒木町白口2477-4
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしあらきまちしらくち2477-4
市町村コード 40203
遺跡番号 030802
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331639
東経(世界測地系)度分秒 1302943
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.277499 130.495277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210607-20210625
調査面積(㎡)
119
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
溝 3条
畝状遺構 1基
主な遺物
土師器
須恵器
古瓦
陶磁器
特記事項 古代の溝を検出した
遺跡名 筑後国府跡 第306次
遺跡名かな ちくごこくふあと
本内順位 5
遺跡所在地 福岡県久留米市合川町1195-11
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしあいかわまち1195-11
市町村コード 40203
遺跡番号 030112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331854
東経(世界測地系)度分秒 1303221
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.315 130.539166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210315-20210322
調査面積(㎡)
60
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
官衙
時代
古代(細分不明)
主な遺構
溝 2条
主な遺物
特記事項 古代の溝を確認した
遺跡名 筑後国府跡 第308次
遺跡名かな ちくごこくふあと
本内順位 6
遺跡所在地 福岡県久留米市合川町1195-13
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしあいかわまち1195-13
市町村コード 40203
遺跡番号 030112
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331855
東経(世界測地系)度分秒 1303220
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.315277 130.538888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210406-20210410
調査面積(㎡)
70
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
集落
官衙
不明
時代
弥生
古代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物 1棟
溝 3条
主な遺物
弥生土器
特記事項 弥生時代の掘立柱建物を検出した
遺跡名 久留米城本丸跡 第1次
遺跡名かな くるめじょうほんまるあと
本内順位 7
遺跡所在地 福岡県久留米市篠山町444番地
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしささやままち444ばんち
市町村コード 40203
遺跡番号 300005
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331941
東経(世界測地系)度分秒 1303027
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.328055 130.5075
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210709-20210823
調査面積(㎡)
152
調査原因 確認調査
遺跡概要
種別
城館
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
整地遺構
埋甕 4基
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器
金属製品
ガラス製品
特記事項 近代の整地遺構を検出した
遺跡名 益生田古墳群 第5次
遺跡名かな ますおだこふんぐん
本内順位 8
遺跡所在地 福岡県久留米市田主丸町2275-3
所在地ふりがな ふくおかけんくるめしたぬしまるまち2275-3
市町村コード 40203
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 331915
東経(世界測地系)度分秒 1304121
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 33.320833 130.689166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210415-00000000
調査面積(㎡)
14400
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
古墳 20基以上
主な遺物
土師器
須恵器
石製紡錘車
土錘
特記事項 敲打による装飾を確認。ガラス製、石製の勾玉、丸玉、耳環が出土。
要約 <筑後国府跡 第303次>
 本調査地点は、筑後国府跡Ⅲ期政庁の西側に位置する。遺構の密度は低く、大半はピットである。遺構の時期は9世紀~10世紀中頃に属する。遺構確認面直上の遺物包含層からは、越州窯系埦(10世紀後半~11世紀中頃)が出土している。また、今回の調査地は、国司館から味水御井神社に延びる道路遺構上に位置しているが、関連遺構を検出することは出来なかった。

<南薫本村遺跡 第3次>
 調査地は久留米市街地の北東部筑後川の氾濫原に突き出した標高14m余りの低位段丘上に立地する。検出した遺構は竪穴建物1棟、土坑2基、ピットで弥生土器、須恵器が出土している。第1・2次調査では弥生時代後期の竪穴建物、土坑が検出されており、今回の調査でも後期の建物が確認されたことから当地一帯に集落が展開していたものと考えられる。

<市ノ上遺跡 第3次>
 調査地は通称「市ノ上台地」上に位置し、標高13m付近に立地する。弥生時代から古代にかけての土坑・ピットを確認した。

<三反田遺跡 第2次>
 三反田遺跡は、耳納山地から西方に延びる低台地上に位置する、7~8世紀の集落遺跡である。調査地点は遺跡の東部にあたり、標高は約8mを測る。現地表から深さ0.4mで黄色粘質土の地山に到達し、遺構を確認した。出土遺物は非常に少ないが、溝から土師器と須恵器の破片、古瓦が出土したほか、ピットから丹塗りの土師器坏や須恵器の甕が出土した。これらの遺構と遺物は、第1次調査で見つかった集落遺構の周縁部の様相を示していると考えられる。

<筑後国府跡 第306次>
 調査地は、Ⅱ期政庁域の西側区画を囲うと推定される溝が検出された第213次調査の北側隣接地にあたり、西側区画の北西コーナーの推定地でもある。検出された溝は、攪乱によって破壊された部分で東へ曲がる可能性もあるが、第213次調査と第297次調査で検出された溝の延伸部分にあたるため、南北方向の溝である可能性が高い。この場合、溝は西側区画の推定より北へ走るため、西側区画の外溝としての利用は再検討する必要がある。

<筑後国府跡 第308次>
 高良山より流れる高良川と筑後川が合流する地点であり、枝光台地と称される台地上に国府は展開している。本調査は、高良川右岸の自然堤防上に近い微高地に位置し、筑後国府跡前身官衙の大型建物の南側にあたる。方形の柱穴を確認し弥生時代所産の掘立柱建物と考えられる。その他の遺構は、溝状遺構1条、ピットである。出土遺物は弥生土器片、土師器片が出土している。

<久留米城本丸跡 第1次>
 久留米城本丸跡は、筑後川左岸に形成された半島状の低位段丘の北西隅に位置し、第1次調査地点はその最頂部に近い標高約22mに立地する。16世紀に築かれた久留米城の本丸にあたり、元和7年(1621)に入城した有馬家により、久留米藩の本丸御殿が建てられた場所である。確認調査のため、現地表から深さ0.1m
で到達した瓦片が主体の整地層で遺構を確認した。整地層は石灰殻や煉瓦、モルタル片などを含む、近代以降の所産である。また、埋甕4基を検出したが、これらは整地層に後出する、より新しい年代の遺構とみられる。明確に近世まで遡る遺構は検出できず、調査地点である本丸跡の南部は、廃藩後に篠山神社や有馬記念館、それらに付属する施設の建設・解体に伴い、著しく改変されていることが明らかとなった。

<益生田古墳群 第5次>
 耳納北麓に位置する古墳群で、AからCの3群、130基が確認されている。今回の調査で敲打による装飾を確認している。列石を確認しており、墳丘径は12m程と推測される。玄室よりガラス製、石製の勾玉、丸玉、耳環が出土している。前室からは須恵器の高坏などが出土し、築造時期は6世紀後半と考えられる。

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