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福長下モノ原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131098
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.131098
引用表記 一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財調査室 2023 『一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書26:福長下モノ原遺跡』一般財団法人米子市文化財団
一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財調査室 2023 『福長下モノ原遺跡』一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書26
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書名 福長下モノ原遺跡
発行(管理)機関 (一財)米子市文化財団 - 鳥取県
書名かな ふくながしものはらいせき
副書名
巻次
シリーズ名 一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 26
編著者名
編集機関
一般財団法人米子市文化財団埋蔵文化財調査室
発行機関
一般財団法人米子市文化財団
発行年月日 20230322
作成機関ID 31202
郵便番号 6830011
電話番号 0859260455
住所 鳥取県米子市福市281番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 福長下モノ原遺跡
遺跡名かな ふくながしものはらいせき
本内順位
遺跡所在地 鳥取県日野郡日野町福長
所在地ふりがな とっとりけんひのぐんひのちょうふくなが
市町村コード 31402
遺跡番号 122
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351133
東経(世界測地系)度分秒 1331852
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.192499 133.314444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20210705-20211019
調査面積(㎡)
1105.1
調査原因 道路改良工事
遺跡概要
種別
製鉄
時代
中世(細分不明)
主な遺構
製鉄炉
排滓場
排滓土坑
土坑
段状遺構
溝状遺構
主な遺物
縄文土器
弥生土器
土師器
陶磁器
鉄製品
鉄滓
炉壁
特記事項
要約  福長下モノ原遺跡は、日野郡日野町福長に位置し、日野川支流である印賀川中流左岸の北から南へのびる標高290mの河岸段丘の先端に立地する。
 今回の調査では、2時期の遺構を検出した。
 Ⅰ期は、段状遺構1基とこれに伴うと考えられる排滓場1ヶ所を検出した。段状遺構の底面には、貼床が施されているが、底面では遺構は検出されなかった。
 Ⅱ期は、製鉄炉1基、排滓土坑4基、土坑4基、溝状遺構1条を検出した。
 製鉄炉は、斜面地形に平行して東西方向に主軸をおくもので、炉本体は削平により失われていたが、地下遺構及び鞴座が良好な状態で遺存していた。地下構造は、本床状遺構に対して、短い小舟状遺構が伴うもので、小舟状遺構内には多量の炉壁が詰め込まれていた。このことから、本製鉄炉よりも古い時期の製鉄炉が近辺に存在したことが推測される。鞴座は、10㎝の盛土がなされ、その周囲の裾部には石が並べられていた。また、製鉄炉の周囲には、4基の柱穴があり、上屋の存在が明らかになった。
 排滓土坑は、製鉄炉の南東側と南西側に位置し、遺存状態が非常に良好で、ボタ山状となっていた。また、鉄滓や炉壁を埋納したと考えられる土坑も検出した。 

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