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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 五月女萢遺跡・十三湊遺跡

五月女萢遺跡・十三湊遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/99854
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.99854
引用表記 五所川原市教育委員会 2021 『五所川原市埋蔵文化財発掘調査報告書35:五月女萢遺跡・十三湊遺跡』五所川原市教育委員会
五所川原市教育委員会 2021 『五月女萢遺跡・十三湊遺跡』五所川原市埋蔵文化財発掘調査報告書35
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書名 五月女萢遺跡・十三湊遺跡
発行(管理)機関 五所川原市 - 青森県
書名かな そとめやちいせき・とさみなといせき
副書名 市内遺跡発掘調査等事業に伴う発掘調査および確認調査報告書
巻次
シリーズ名 五所川原市埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 35
編著者名
編集機関
五所川原市教育委員会
発行機関
五所川原市教育委員会
発行年月日 20210326
作成機関ID 022055
郵便番号 0378686
電話番号 0173352111
住所 青森県五所川原市字布屋町41-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 五月女萢遺跡
遺跡名かな そとめやちいせき
本内順位 1
遺跡所在地 青森県五所川原市相内
所在地ふりがな あおもりけんごしょがわらしあいうち
市町村コード 02005
遺跡番号 205171
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 410327
東経(世界測地系)度分秒 1402013
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 41.0575 140.336944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170724-20171011
20180528-20180831
20190520-20191021
調査面積(㎡)
126.104
172.664
456.759
調査原因 土砂採取事業に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
平安
主な遺構
土坑
土坑墓
集積遺構
柱穴(縄文時代)
遺物捨て場
柱穴(古代)
竪穴建物跡
土坑
主な遺物
縄文土器
石器
土偶
土製品
石製品
漆器
土師器
特記事項 縄文時代 縄文時代後期前葉(十腰内Ⅰ式)、晩期末葉(大洞A' 式)、晩期後葉並行の北海道系土器が確認された。流水状工字文が施された岩版の出土。
平安時代 十和田a 火山灰と白頭山苫小牧火山灰が堆積9 世紀前半の竪穴建物跡検出。
遺跡名 十三湊遺跡
遺跡名かな とさみなといせき
本内順位 2
遺跡所在地 青森県五所川原市十三琴湖岳
所在地ふりがな あおもりけんごしょがわらしじゅうさんきんこがく
市町村コード 02005
遺跡番号 205172
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 410152
東経(世界測地系)度分秒 1401947
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 41.031111 140.329722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20171012-20171021
調査面積(㎡)
18.5
調査原因 電柱建替工事に伴う現状変更判断の確認調査
遺跡概要
種別
その他
時代
中世(細分不明)
主な遺構
土坑
柱穴
溝跡
主な遺物
青磁器
瀬戸焼(古瀬戸)
珠洲焼
瓷器系陶器
瓦質土器
近世陶器
特記事項 史跡十三湊遺跡の中心部である領主館地区に当たる。6 トレンチにおいて86・87 次調査検出の堀(溝)に関連する可能性がある溝跡が確認された。
要約 五月女萢遺跡は十三湖北岸に形成された縦列砂丘砂に位置する。これまで計4 回調査されており、本調査が5 次調査にあたる。平成22 年度〜25 年度の3 次調査ではマウンドを伴う土坑墓群や掘立柱建物跡、古代の竪穴建物跡や縄文土器、弥生土器、土師器、青磁といった主に縄文時代から平安時代にかけての遺構・遺物が確認された複合遺跡であることが判明した。平成29 年度に包蔵地内における土砂採取計画が判明し、国庫補助事業の計画変更を申請し3ヵ年計画で発掘調査を実施した。調査区における調査前土地利用状況は、南北を過去の土砂採取により溜池となった土地の東西方向に残存していた緩衝地帯であった。調査対象地は溜池および風雪による侵食で段差状を呈し、遺跡消失の恐れがある残存部の低位面を調査区とした。本調査では縄文時代および平安時代の遺構・遺物が確認された。縄文時代では特筆される遺構はないが、晩期後葉の土坑墓、遺物捨て場などが確認された。遺物では近隣の岩井・大沼遺跡で出土例がある晩期後葉の蓋が出土し、同時期と考えられる流水状工字文が施された凝灰岩製の岩版が出土した。そのほか、五月女萢遺跡で出土例が無かった晩期末葉(大洞A' 式)の土器、晩期後葉並行の北海道系土器群が確認された。一方、平安時代では竪穴建物跡3 棟、土坑、柱穴が確認された。竪穴建物跡は放射性年代測定の結果と整合する周辺での検出例が少ない9世紀前半の遺物が確認された。また、竪穴建物跡および土坑の堆積土で検出した降下火山灰は、白頭山- 苫小牧火山灰と十和田a 火山灰との分析結果を得た。

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