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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 真野ダム関連遺跡発掘調査報告

真野ダム関連遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23315
引用表記 福島県文化センター遺跡調査課 1987 『福島県文化財調査報告書182:真野ダム関連遺跡発掘調査報告』福島県教育委員会他
福島県文化センター遺跡調査課 1987 『真野ダム関連遺跡発掘調査報告』福島県文化財調査報告書182
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ファイル
書名 真野ダム関連遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福島県教育委員会 - 福島県
有償頒布・配布ページ https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/70017a/
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな まのだむかんれんいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 真野川流域総合開発事業 / 日向南遺跡(第3次) 稲荷塚B遺跡
巻次 9
シリーズ名 福島県文化財調査報告書
シリーズ番号 182
編著者名
編集機関
福島県文化センター遺跡調査課
発行機関
福島県教育委員会
福島県文化センター
発行年月日 19870331
作成機関ID
郵便番号 960-8116
電話番号 024-534-9191
住所 福島県福島市春日町5-54
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 日向南遺跡(第3次)
遺跡名かな ひなたみなみいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬郡飯舘村大倉字日向
所在地ふりがな ふくしまけんそうまぐんいいたてむらおおくらあざひなた
市町村コード 07564
遺跡番号 00050
北緯(日本測地系)度分秒 374339
東経(日本測地系)度分秒 1404833
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.7305 140.8058
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19860416-19860902
調査面積(㎡)
2200
調査原因 真野ダム建設関連工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居2
土坑70
埋甕31
屋外焼土遺構16
掘立柱建物2
小穴
捨て場1
主な遺物
縄文土器
石器
剥片
土製品
石製品
土偶
特記事項 縄文時代後期の掘立柱建物跡を検出。周囲には埋甕群が存在する。土偶、耳栓、石棒、土錘などの出土が特筆される。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
竪穴住居2
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
時代
不明
主な遺構
土坑1
屋外焼土遺構4
主な遺物
特記事項
遺跡名 稲荷塚B遺跡
遺跡名かな いなりづかBいせき
本内順位
遺跡所在地 福島県相馬郡飯舘村大倉字稲荷塚
所在地ふりがな ふくしまけんそうまぐんいいたてむらおおくらあざいなりづか
市町村コード 07564
遺跡番号 00061
北緯(日本測地系)度分秒 374323
東経(日本測地系)度分秒 1404906
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.7261 140.8149
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19860415-19860710
調査面積(㎡)
1200
調査原因 真野ダム建設関連工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
集石遺構1
焼土遺構1
埋甕1
特殊遺構1
遺物包含層1
主な遺物
縄文土器
石器
土製品
特記事項 縄文時代の、集石遺構、埋甕、特殊遺構を検出した。特殊遺構は、小穴内に石刀状石器を立てて埋置したものである。
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
主な遺物
土師器
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
近代(細分不明)
主な遺構
木炭窯1
主な遺物
特記事項 主な時代:現代
要約 [日向南遺跡(第3次) 要約]
本遺跡は、縄文時代と平安時代の遺跡である。縄文早期には野営地的な生活の場となった痕跡があり、同前期にはややまとまった遺物が出土した。同中期には、数件の住居が作られ、後期中葉には台地の全面に住居跡が散漫に展開した。後期後葉から末葉に最盛期を迎え、埋甕群・配石遺構・掘立柱建造物などとともに集落が営まれ、捨て場も形成された。晩期には住居が減って途絶え、平安時代に再び小規模な集落が営まれる。 
[稲荷塚B遺跡 要約]
縄文時代と奈良時代の遺跡である。縄文時代には、早期中葉から前期末に集石遺構と焼土遺構が、晩期には埋甕と特殊遺構があり、遺物包含層への遺物の投棄は晩期が最も活発である。遺物包含層から出土した石器には石英粗面岩製のものが多く、剥片、石核、原石がみられることから、この場で石器製作が行われたと考えられる。奈良時代の遺物は少ないが、遺跡内の巨岩、もしくは真野川の対岸に望む羽山に関係する祭祀に関わるものである可能性が指摘される。 

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