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下北原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24611
引用表記 かながわ考古学財団 2008 『かながわ考古学財団調査報告222:下北原遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2008 『下北原遺跡』かながわ考古学財団調査報告222
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ファイル
書名 下北原遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな しもきたはら いせき
副書名 伊勢原調整池築造工事に伴う発掘調査
巻次 2
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 222
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20080307
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 下北原遺跡
遺跡名かな しもきたはらいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市日向字下北原1272番2ほか
所在地ふりがな かながわけんいせはらしひなたあざしもきたはら
市町村コード 14214
遺跡番号 155
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352611.5
東経(世界測地系)度分秒 1391731.7
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.436527 139.292138
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20060105-20060731
調査面積(㎡)
6363
調査原因 伊勢原調整池(2)築造工事に伴う調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝24
畝96
土坑195
道4
段切り4
主な遺物
陶磁器
かわらけ
金属製品
特記事項 耕作址
種別
集落
散布地
時代
平安
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物址1
土坑303
溝8
畝101
竪穴状遺構1
主な遺物
土師器
須恵器
石製品
馬歯
特記事項 円形土坑群
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居址4
土坑10
落とし穴状土坑11
集石12
主な遺物
縄文土器(早期〜後期)
石器
特記事項 柄鏡形竪穴住居址 有舌尖頭器
種別
集落
散布地
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
礫器
特記事項 L1S層
要約 [下北原遺跡 要約]
 下北原遺跡は大山東麓の山裾にのびる台地上に立地し、南側に日向川が東流しており、調査区は緩い緩斜面地に位置する。主に縄文時代後期の遺跡として広く知られている。今回の調査でも縄文時代中期・後期の竪穴住居址を中心に遺構が検出されたが、斜面上方に偏っており、調査区の多くは集落外エリアとして捉えられよう。早・前期と思われる落とし穴状土坑や草創期の有舌尖頭器、更にはL1S層から旧石器時代の礫器が出土している。これらの石器はみな単発的な資料であるが、1次調査ではなし得なかった縄文時代後期より下層の調査において成果を上げられたことは、下北原遺跡の全体像を解明する一助になし得たと考えられる。縄文時代以前では古代において200基を超える円形土坑群と畝跡、近世以降においても耕作址が広範囲に検出されている。

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