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円光寺遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24516
引用表記 山口県埋蔵文化財センタ− 1987 『山口県埋蔵文化財調査報告105:円光寺遺跡』日本道路公団広島建設局徳山工事事務所他
山口県埋蔵文化財センタ− 1987 『円光寺遺跡』山口県埋蔵文化財調査報告105
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ファイル
書名 円光寺遺跡
発行(管理)機関 山口県教育委員会 - 山口県
書名かな えんこうじいせき
副書名 山陽自動車道 徳山市大字久米所在の弥生〜近世の集落跡の調査
巻次
シリーズ名 山口県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 105
編著者名
編集機関
山口県埋蔵文化財センタ−
発行機関
日本道路公団広島建設局徳山工事事務所
山口県教育委員会
発行年月日 19870600
作成機関ID
郵便番号 753-0073
電話番号 083-923-1060
住所 山口県山口市春日町3-22
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 円光寺遺跡
遺跡名かな えんこうじいせき
本内順位
遺跡所在地 山口県徳山市大字久米
所在地ふりがな やまぐちけんとくやましおおあざくめ
市町村コード 35215
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒 340244
東経(日本測地系)度分秒 1315107
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.0488 131.8495
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19861212-19870331
調査面積(㎡)
2,750
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居跡4軒
土坑3基
溝3条
主な遺物
弥生土器(壺・甕・鉢・高坏)
石器(磨石・石鏃・石斧)
土製品(分銅型土製品・紡錘車)
特記事項 山口県周南部における弥生時代(後期初頭)の土器編年に関する基礎資料を提供した。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
安土桃山
江戸
主な遺構
掘立柱建物跡20棟
土坑11基
溝32条
主な遺物
瓦質土器(足鍋・擂鉢・羽釜・火鉢)
土師器(蓋・坏・皿・擂鉢・鉢・火鉢)
須恵器(鉢)
磁器(白磁碗・白磁片・青磁皿)
石製品(砥石・石臼)
土製品(鞴羽口)
特記事項 主な時代:鎌倉から江戸
要約 [円光寺遺跡 要約]
久米川の形成する谷底平野西縁の洪積段丘(標高62~67m)に立地する弥生時代および鎌倉時代~江戸時代の集落跡である。弥生時代の遺構は、竪穴住居跡4軒・土坑3基・溝3条などが検出された。竪穴住居跡は、円形ないし不整円形の平面形で、規模は、直径3.9~7.5m。遺物は、弥生時代後期初頭と考えられる土器のほか、石器・石製品・鉄製品などがある。中世~近世は、掘建柱建物跡20棟・土坑11基・溝32条の遺構とともに、土師器・瓦質土器・石製品・土製品などが出土した。とくに弥生時代については、後期初頭の住居や土坑の形態が詳しくうかがえ、また、袋状竪穴から掘建柱建物への貯蔵形態の変化、さらに、石器から鉄器への移行時期の資料が得られた。これらは、同時代中期から後期への画期を捉える上で貴重なものである。

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