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前野兎谷東遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25407
引用表記 (財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2011 『東京都埋蔵文化財センター調査報告265:前野兎谷東遺跡』(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2011 『前野兎谷東遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告265
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ファイル
書名 前野兎谷東遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな まえのうさぎやつひがしいせき
副書名 都営前野町四丁目第5団地建替事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 265
編著者名
編集機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20111228
作成機関ID
郵便番号 206-0033
電話番号 042-373-5296
住所 東京都多摩市落合1-14-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 前野兎谷東遺跡
遺跡名かな まえのうさぎやつひがしいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都板橋区前野町四丁目15番地1ほか
所在地ふりがな とうきょうといたばしくまえのちょうよんちょうめ15ばんち1ほか
市町村コード 13119
遺跡番号 90
北緯(日本測地系)度分秒 354615
東経(日本測地系)度分秒 1394121
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.774 139.686
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101201-20110331
調査面積(㎡)
4080
調査原因 都営第5団地建替事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑4
主な遺物
土器(早期から晩期)
石器(剥片
石鏃)
特記事項 土器は前期後半主体。早期押型文土器。晩期細密条痕文系土器。
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
住居跡10
方形周溝墓2
溝3
土坑1
主な遺物
土器
石器(磨石)
石製品(管玉)
土製品(勾玉)
焼成粘土塊
特記事項 竪穴住居跡と方形周溝墓の重複。方形周溝墓は幅広く、方台部4mの不規則な形状。
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
住居跡2
ピット1
主な遺物
土師器
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝6
畑跡
主な遺物
陶磁器
土製品
石製品(砥石)
特記事項
要約 [前野兎谷東遺跡 要約]
遺跡の立地は低位段丘面。撹乱が多く遺存状態は悪い。縄文時代の陥し穴土坑2基は大形の土坑で、下部施設をもたない。陥し穴土坑以外の土坑のうちの1基から撚糸文土器がまとまって出土している。弥生時代後期から古墳時代前期の竪穴住居跡10軒、方形周溝墓2基。方形周溝墓の一部の可能性もある溝があり、重複箇所が多くみられる。土地利用と居住のあり方が特徴的である。また、方形周溝墓のうち1基は特異な形態を呈する。出土遺物は、壷・甕が多く、高坏・椀などがみられる。方形周溝墓の周溝内からは、良質の緑色凝灰岩製の管玉が出土している。古墳時代後期の竪穴住居跡は、8m×8mの大形住居跡と4m前後の竪穴住居跡が30m離れて検出された。出土土器から6世紀後半の年代が与えられる。近世以降は、区画溝と畑が展開している。

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