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発行機関一覧 (都道府県別) > 全国 > 若見迫遺跡・畑尻遺跡

若見迫遺跡・畑尻遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27510
引用表記 公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2014 『公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書63:若見迫遺跡・畑尻遺跡』公益財団法人広島県教育事業団
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室 2014 『若見迫遺跡・畑尻遺跡』公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書63
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ファイル
書名 若見迫遺跡・畑尻遺跡
発行(管理)機関 (公財)広島県教育事業団 - 広島県
書名かな わかみさこいせき・はたけじりいせき
副書名 中国横断自動車道尾道松江線建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告 ; 35
巻次
シリーズ名 公益財団法人広島県教育事業団発掘調査報告書
シリーズ番号 63
編著者名
編集機関
公益財団法人広島県教育事業団事務局埋蔵文化財調査室
発行機関
公益財団法人広島県教育事業団
発行年月日 20140324
作成機関ID
郵便番号 733-0036
電話番号 082-295-5751
住所 広島県広島市西区観音新町4丁目8番49号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 若見迫遺跡 
遺跡名かな わかみさこいせき 
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市三良坂町
所在地ふりがな ひろしまけんみよししみらさかちょう
市町村コード 34585
遺跡番号 34585-602
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344602
東経(世界測地系)度分秒 1325611
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.767222 132.936388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070416-20070525
20071016-20071019
調査面積(㎡)
792
8
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物跡1
土坑6
性格不明遺構3
自然流路1
主な遺物
須恵器
土師質土器
板状木製品
古銭
鉛塊(インゴット状)
特記事項 鉛塊(インゴット)が遺構確認面から出土。
遺跡名 畑尻遺跡
遺跡名かな はたけじりいせき
本内順位
遺跡所在地 広島県三次市三良坂町
所在地ふりがな ひろしまけんみよししみらさかちょう
市町村コード 34585
遺跡番号 34585-603
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344608
東経(世界測地系)度分秒 1325609
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.768888 132.935833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090413-20090605
調査面積(㎡)
860
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
旧石器
縄文
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
陥し穴6
石核埋納土坑1
掘立柱建物跡1
土坑15
溝5
主な遺物
黒曜石石核
敲石
黒曜石剥片
縄文土器
土師質土器
備前焼甕
須恵質土器
陶器
特記事項 石核と敲石が並列して土坑内から出土。
要約 [若見迫遺跡  要約]
若見迫遺跡は,出土した遺物から8世紀後半から9世紀前半頃を中心にした集落跡と考えられる。遺構の確認面からは土器以外に平瓦片・木製品・自然木・果実種・鉛塊(インゴット)・土錘・古銭(寛永通宝)が密着した状態で出土している。出土した遺物の内,鉛塊は純度99%の鉛で鋳型によりインゴット状に成形されている。分析結果により,産地は朝鮮半島北部に位置する銅鉱山が高いことが明らかとなった。出土状況から鉛塊の年代を9世紀前半頃の可能性も考えたが,当時の青銅製品には国産の鉛が使用されていることや遺存状況が良好であること,近代の遺物が全く出土していないことから,鉛塊の年代は近世を下限として今後の検討課題としておきたい。 
[畑尻遺跡 要約]
 畑尻遺跡は,縄文時代・中〜近世と年代に幅のある遺構を確認した。縄文時代前期頃の陥し穴は,縄文土器片や石鏃・黒曜石の剥片といった時代が推定できる遺物が出土した希少な調査例で,丘陵上に立地している陥し穴に対して平地である水場に近い場所での事例を加えることとなった。  また,石核と敲石を並べ,更に敲石が上下に重なった状態で出土した例は,広島県では初例で貴重な調査例である。年代は石核から採取された剥片が細石刃より大きいと考えられることから,後期旧石器時代に遡る可能性もあるが縄文時代前期頃とした陥し穴から石核と同じ素材の剥片が出土していることから,後期旧石器時代に遡る可能性も含めて縄文時代前期頃としておきたい。  いずれにしても,調査例が少なく搬入された経緯・性格は不明で時期決定の裏付けも確定的ではないが,今後の研究を進めるうえで,貴重な事例として資料を提供した。  

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